冷めた熱橋
『俺の家は高性能』の昆寛さんのところで相談した「小屋裏の熱が室内に伝わってしまう現象」の件、引き続きいろいろやっております。ワードの書類からコピペしたらMS明朝になってしまったけど、直すの面倒くさい。
以下は昆さんの見解を元にハウスメーカーさんに対して出す書類の下書きです。昆さんに見ていただくためにトラバも打っておきます。(少しフォントのコード取ったけどやっぱりめんどくさい。以下そのまま)
○○様邸の建物に使用されている鉄骨の断熱がどのようになっているかを教えて頂きたいと思います。
調査時に「2階が暑くて寝られない」と伺っておりますので、小屋裏に溜まっている熱が鉄骨に伝わり2階の天井などを熱していることが疑われます。
さらに床下に充分な厚さの断熱材が使用されているにもかかわらず、1階の畳下にカビが発生していることから、冬季には小屋裏の冷気が鉄骨を伝わって床を冷やしてしまっていることも考えられます。
鉄骨による熱橋現象の他に、○○様邸の壁などの構造が従来の木造工法に近い方式で作られている場合には、構造内部の『気流止め』の有無が断熱性能に大きく影響することも指摘されました。気流止めが施されていないと、たとえグラスウール等の充填が施されていても壁内部に通気が発生して断熱性能が低下する恐れが大きいとのことです。
「におい」に関しては。小屋裏と居住部の気流遮断が完全であり、鉄骨の断熱が充分行われた上、小屋裏独自の換気がなされていれば発生しないと考えられます。
平島様邸のにおい問題と結露問題はほとんど同じ原因で発生していることが疑われます。結露については下記の点が問題ではないのかと思われます。
① 断熱が足りないために室内の露点温度が低い(そのためにすぐ結露が始まる)
② 気密が不足していため、家の中の温度差が大きい(温度が低いところから結露発生)
③ 換気量の不足。(水蒸気が溜まりやすい)
室内の湿度が増える原因は、調理・入浴・石油ストーブの使用などいろいろな原因があります。しかしこれは計画換気がしっかりできていれば適度に排出されて、暖房器具が使用されてイルカ切りは室内に結露が発生することはないはずです。
就寝時に暖房が止まって室内の温度が下がり始めた時に結露が発生する場合には、換気による排出不足と断熱不足による局所的温度低下が原因です。
○○様邸の場合、サッシの結露と北側の畳下にカビが発生することから、やはり建物の一部が他に比べて温度の低下が大きく一番最初に結露を起こしたのだと考えられます。
一部でだけ結露が発生しますと、その結露が発生した部屋の空気中にある水蒸気量は低下してしまうために、家中の水蒸気平均を保とうとして移動(拡散)します。結果的に最初に結露が発生した部分ではどんどん結露がひどくなり、他の部分では余計に結露がおこりにくくなる状態が発生します。
ではこの局所的な温度低下がどのようにして起こったかと考えますと、床下や外壁の断熱不足がない限りは、2階の部屋にまで熱を伝えている小屋裏の熱橋現象が最も疑わしいと考えられます。
現在のところ、私の個人的な見解としましては小屋裏空間の温度が室内に伝わってしまうことが、においと結露の犯人ではないかと見ております。
昆さん、こんな感じですがいかがでしょうか?



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