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石川英一

石川英一(いしかわ えいいち)
受験資格18歳以上の国家資格である「臭気判定士」&「臭気対策アドバイザー」。まだまだ地味で知られていない職業ではあるが、その第一人者として、テレビなどにもたびたび登場している。近年増えてきている住宅のにおいの問題を解決するべく活躍中。

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冷めた熱橋

 『俺の家は高性能』の昆寛さんのところで相談した「小屋裏の熱が室内に伝わってしまう現象」の件、引き続きいろいろやっております。ワードの書類からコピペしたらMS明朝になってしまったけど、直すの面倒くさい。

 以下は昆さんの見解を元にハウスメーカーさんに対して出す書類の下書きです。昆さんに見ていただくためにトラバも打っておきます。(少しフォントのコード取ったけどやっぱりめんどくさい。以下そのまま)

 ○○様邸の建物に使用されている鉄骨の断熱がどのようになっているかを教えて頂きたいと思います。

 調査時に「2階が暑くて寝られない」と伺っておりますので、小屋裏に溜まっている熱が鉄骨に伝わり2階の天井などを熱していることが疑われます。

 さらに床下に充分な厚さの断熱材が使用されているにもかかわらず、1階の畳下にカビが発生していることから、冬季には小屋裏の冷気が鉄骨を伝わって床を冷やしてしまっていることも考えられます。

 鉄骨による熱橋現象の他に、○○様邸の壁などの構造が従来の木造工法に近い方式で作られている場合には、構造内部の『気流止め』の有無が断熱性能に大きく影響することも指摘されました。気流止めが施されていないと、たとえグラスウール等の充填が施されていても壁内部に通気が発生して断熱性能が低下する恐れが大きいとのことです。

 「におい」に関しては。小屋裏と居住部の気流遮断が完全であり、鉄骨の断熱が充分行われた上、小屋裏独自の換気がなされていれば発生しないと考えられます。

平島様邸のにおい問題と結露問題はほとんど同じ原因で発生していることが疑われます。結露については下記の点が問題ではないのかと思われます。

断熱が足りないために室内の露点温度が低い(そのためにすぐ結露が始まる)

気密が不足していため、家の中の温度差が大きい(温度が低いところから結露発生)

換気量の不足。(水蒸気が溜まりやすい)

 室内の湿度が増える原因は、調理・入浴・石油ストーブの使用などいろいろな原因があります。しかしこれは計画換気がしっかりできていれば適度に排出されて、暖房器具が使用されてイルカ切りは室内に結露が発生することはないはずです。

就寝時に暖房が止まって室内の温度が下がり始めた時に結露が発生する場合には、換気による排出不足と断熱不足による局所的温度低下が原因です。

○○様邸の場合、サッシの結露と北側の畳下にカビが発生することから、やはり建物の一部が他に比べて温度の低下が大きく一番最初に結露を起こしたのだと考えられます。

一部でだけ結露が発生しますと、その結露が発生した部屋の空気中にある水蒸気量は低下してしまうために、家中の水蒸気平均を保とうとして移動(拡散)します。結果的に最初に結露が発生した部分ではどんどん結露がひどくなり、他の部分では余計に結露がおこりにくくなる状態が発生します。

ではこの局所的な温度低下がどのようにして起こったかと考えますと、床下や外壁の断熱不足がない限りは、2階の部屋にまで熱を伝えている小屋裏の熱橋現象が最も疑わしいと考えられます。

現在のところ、私の個人的な見解としましては小屋裏空間の温度が室内に伝わってしまうことが、においと結露の犯人ではないかと見ております。

 昆さん、こんな感じですがいかがでしょうか?

四つの署名

 何か2ちゃんビューアーからの閲覧が来ています。またクレベリンの話題があちこちに上がっているのでそれ絡みではないかと。

 その、クレベリンが売れる原因になった新型インフルエンザについて、『WHOと製薬会社が癒着して虚偽のパンデミック宣言を行なった疑いがある』と報道されています(EUROPA)。

 クレベリンとマスクによる予防が効果を上げたのかどうか。最近ややパニックは収まったような感じもありますが、実際のところ新型は従来型に比べて激しく危険であったのかどうか、いまひとつ解りません。『こんにゃくゼリー』の一件と似たような、結局一部の人間が金儲けしたいがために作りだされた虚偽かも知れない(GiGAZINE→毎日jp)。あの発端になった発言をして市場に大きな損失を作り出したバカ国会議員に責任を取らせなくてもいいのか?

 そう言えば一昨日書いた「ためしてガッテン:加湿器ウルトラ活用術」の記事がここにありましたakiyan.com)。見逃した方はどうぞ。

 え~、それで。

Dscf5436

 暫定無職の臭気判定士、何かいろいろ忙しいです。請求書とか書かなくちゃいけないこともあるので、ゴム印作りました。新しい銀行口座も作りました。ついでだから『臭気対策アドバイザー』のゴム印も作ってみました。ちなみに私の登録番号は『028』です。

氷結196℃

 記事にしようと思ってすっかり忘れていました。いつだかの『ためしてガッテン』で加湿器の使い方を特集していました。

 驚いたと言うか、呆れたのが『冬は当然使うものだと思って、暖房器具のように使っている』ご家庭で、そんな無思慮に使ったら結露しまくりです。案の定家があちこちカビだらけになっていました。

 番組の中でも触れていましたが、暖房器具には湿度を下げるタイプと上げるタイプのものがあります。加湿機能が付いているかどうかじゃなくて。

 エアコンなどの電気の暖房ですと。室内の気温が上昇して膨張して相対的に湿度が下がります。だからまあ暖房中は加湿してやる意味はある。

 でも石油やガスの燃焼空気が出てくる暖房器具ですと、燃焼する際に二酸化炭素と水蒸気が出てくるんだな。だから電気の暖房ほどには湿度が下がらない。それなのに「暖房しているから加湿しないと」と思って加湿器を使うと、部屋の中はあっと言う間に湿度過剰になってしまいます。

 過剰になっていれば、暖房を行なっている間でも結露は発生します。昔の北海道は冬はガラスに霜コーティングってのが当たり前でした。あれも石油ストーブによる暖房が原因だな。家の中の湿気は全部ガラスで氷になってしまうから、どこかで結露なんて起こることはなかったな。水道管は凍ったけど。

 どうせ寝るとき暖房器具を止めれば、室温が下がって相対的湿度が上昇するのだから、石油やガスの暖房器具を使っているなら加湿器は使わないほうがいいような気がする。

 例の伐採したカオスが「アボカドでは?」というコメントがありましたが。

Happa

 現在鉢で生育中のアボカド↑。「アボガド」は西班牙語で「弁護士」。

Bulu

 伐採した葉っぱを確認……。ブルーシートが氷雨で濡れているから触りたくない。明日にしよ。

Sakuhobi

 このポイントを何かに交換するために、新宿まで行くべきか……。う~む。

ろうそくの過学

Tokyu1

 正月二日、初売りの東急吉祥寺店前です。これは8時過ぎの一般店列の状態。この他に子供服福袋列があります。

 例年ですと「最後尾」の看板が出ているあたりで折り返しになるのですが、今年は人出を予想したのか向こうの端まで列を延ばしました。

Tokyu2

 これは9時半頃の状態。折り返した列が正面に達して、次に右手の道路に誘導されて行きました。凄い人気です。これで来年の初売りの頃には吉祥寺伊勢丹がなくなっていますから、更なる客の集中が予想されます。

 で、ヲタ夫婦して東急吉祥寺店を上へ下へ走り回る。

Huku

 ロンロンの神戸屋で立ちっぱなし2時間半の疲れを癒す。毎度おなじみロクシタンの福袋。

 1万円は瞬殺で、5千円のだけゲット。しかし「お一人様3個」なんて売りかたをしたら、みんな3個買ってヤフオクに出しちまうだろ! 1万円のは限定30個だったらしいから、10人で終わっちまいじゃないか!

 おまけに品川は「穴場」って評判が行き渡って人が集中して大混乱、けが人まで出ちゃう惨事になったらしい。自力で混乱を回避する能力を備えているヲタって存在がいかに凄いか良くわかる。

 惨事といえば。

 新潟市が火災頻発で大変なことになったらしいです。2日の夜10時から11時までの間に出動30件だそうで(ニュー速クォリティ)「何が起こった!? テロか!」と思うところですが、何のことはない雪で電線が切れてスパークしていたんだな。

 しかしこれは消防署じゃなくて東北電力の出番ではないのか?

 それどころじゃない話もあって。これは韓国ですけど。『部屋に漂うタバコや魚のニオイを取るためにローソクを灯して火災発生』(未定なブログ)って事態が起こっているらしい。こっちは死者まで出ているから笑い事じゃない。

 ネタ元じゃ朝鮮日報の「くらしの知恵」コーナーで『ローソクを使って室内のタバコの煙を取るには』って記事がリンクされています。ID入れないと見られないけど。

 『マッチを擦ってトイレを使った後のニオイを消す』(2006/12/9記事)ってワザはあります。ただし、最近のトイレ個室は火災報知器が付いていますので、マッチを擦ったら反応して騒ぎになるから止めた方が良いです。

 で、ローソク灯して何で消臭効果が出るのかって言うと……。どう考えても効果がありそうには思えないのですが。

 何せローソクの成分は「パラフィン80%程度、ステアリン酸10%」で、両方ともほとんどニオイがない物質です。そしてこれが燃えてもほぼ完全燃焼しますから、消したいニオイより強い『ローソク臭』が発生するはずがない。

 ここでネタ元朝鮮日報のタイトルを見ると『タバコのニオイ』じゃなくて『タバコの煙』って書いてあるんだな。これなら何となく分かる。

 タバコによらず『煙』ってのは、細かい粒子が空気中に漂っているのが見えているの状態です。なので煙を取りたかったら空気中からその粒子を一個ずつ取り除いてやれば良い。一般的には目の細かいフィルターとか、静電気でもって強制的に何かにくっつけちゃう方法が用いられます。家庭用の空気清浄機ってのはほとんどがこの方式。

 ところが、工場の煙突から出る煙だともの凄い密度の粒子ですから、いちいち何かにくっつける何て方法では追いつきません。

 そこで煙をどっさいり含んだ排気にもう一度火を吹き込んで、煙の粒子を完全に燃やしちゃう。そうするとほとんど二酸化炭素と水蒸気になってしまいますので、目に見える煙もニオイもほとんどなくなります。ウチらの業界では『燃焼脱臭』って呼びます。(※運用コストが高いのとCO2削減のために最近ではあまり用いられません)

 これを部屋の中にあてはめると『部屋の中が霞むほど充満したタバコの煙を、ローソクの炎で燃やして除去する』という、恐ろしく悠長な燃焼脱粒をやっているのではないかと考えることもできなくない。ただしこの場合煙の粒子だけを消す『脱粒』で、『脱臭』ではありません。

 何でかって言うと、ローソクの炎の温度は1400℃くらいあるので理論的には燃焼脱臭はできます。工業用のバーナーでもってガスの炎を使う直接燃焼脱臭でも800℃くらいですからね。でもローソクでは部屋の中にある空気の量に比べて、炎のサイズが小さすぎます。

 一晩中ローソクを灯していれば、炎に焼かれて煙の粒子ははそこそこ減るでしょうけど、ニオイは絶対に薄くなりません。自信を持って断言できます。何せ『ニオイの分子を90%取り除いても、人の鼻で感じられる脱臭の効果は良いとこ50%』って法則があるからです。「そこそこ減った」くらいでは脱臭の効果はゼロです。

 なので、『火災の危険を冒して一晩ローソクを点けておくよりも1時間窓を開けたほうが脱臭効果は高い』と言えるでしょう。

萌える刀痕

 昨日の記事で書き忘れたことがひとつ。バブルボブルじゃなくて『激泡クリーナー』を使ってシャワーで流した後、独特の芳香が2日ほど残りました。ひと嗅ぎして「あ、カルミック」と判ってしまうあの香りです。

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 公共施設の男性用トイレなんかでおなじみのコレ↑ね。(日本カルミック)ちなみに『サニタイザーMK7』っていう装置だそうです。あの独特な香りはアメリカ人が清潔感を感じる香りだそうです。その昔ハワイのホテルで、でかいブロアで客室にあのカホリを吹き込んでいるのを目撃したことがあります。

 それで、1日の記事にコメントでいただいた「とも」さんからの相談です。

 はじめまして。部屋の臭いに悩んでおりこちらにたどりつきました。石川さんはテレビで拝見したことがあります。

 さて我が家はマンションなのですが、12月の半ばから変な臭いがするようになりました。酢のような臭いです。対面キッチンなので、キッチンとつながっているリビングと和室、玄関からリビングへの廊下も臭います。

 以前はそんな臭いはありませんでした。思いつくことは、12月に入って、キッチンの大掃除をしたことです。きれいになったはずなのに、どこから臭っているのかわかりません。頭が痛くなってきます。

 キッチンカウンター前のソファーに座っているの頭のほうから臭います。発生源は流し台周辺なのですが特定できません。臭いの原因を調べていただきたいのですが、どちらに依頼すればよいのでしょうか?また費用はどのくらいかかりますか?一刻も早くこの臭いを解消したいと思っています。家族は何も感じていないようです。どうかよろしくお願いいたします。

 『今までなんでもなかった』『ご家族は何も感じていない』『発生源不明な酢のような臭いで頭痛がする』、これはかなり難しそうです。

 手っ取り早い方法は、『臭気判定士会』に電話かメールで相談していただくことです。また、『社団法人におい・かおり環境協会』に依頼して臭気対策アドバイザーを派遣してもらう方法もありますが、こちらではHPで公募を行なうため少々時間がかかります。「今すぐにでも」という状態であるのなら臭気判定士会の方が早いと思います。

 費用ですが。どのように調べるか、調査機材が必要かどうかが相談内容からでは判断がつきませんが。安くて5~6万円、高くても7~8万円程度だと思います。

 ところで……。

 一体何でしょうか、ここへ来て『シンケンジャー』のあの展開はsign02

 『大きいお友だち(男)』を手玉にとって貢がせようってハラでしょうか。それともコミケで消耗している『大きい(以下略』を萌え死にさせる気でしょうかheart04

※しまった。季節モノのネタにたどり着かなくて関係ないお題にトラバ打っちゃったsweat02

 

換わり替わっていろいろ変わる

Simai

 新宿でも続々とツリーが撤去されております。掃除してまた来年……、ってなことはなくて廃棄されてしまうのでしょう。たぶん。

 クリスマスネタで書きそびれてしまったネタがありまして。

 中央線に乗って窓の外を眺めておりますと、戸建住宅で屋根に『エントツ』みたいなモノが付いてている家を見かけます。

 何で「みたいなモノ」なのかって言いますと。高架から見下ろすもので、その「みたいなモノ」の上には穴が開いていないことが見えてしまうから。サンタさんが途方に暮れるダミーエントツです。

 私が北海道に住んでいた頃には、石油ストーブやら石炭ストーブが各家庭にありましたので、どの家にも普通にエントツが立っていました。何せひと部屋に一台でかい石油ストーブが備えられていますので、エントツが無かったらあっと言う間に酸欠で死んでしまいます。

 で、東京で新しい住宅にエントツみたいなデザインってのは妙だな~。と思っていたら、先日ナゾが解けました。

 あれはパナホームの『ピュアテック』という換気システムだったんだな。床下の空気を各部屋に供給して、あのエントツみたいなところから排気する仕掛けになっているらしい。あの構造ならファンで強制しなくても排気しそうだな。

 しかもタイプによっては『呼吸の道』で床下の空気を強制供給する方式もあるらしい。これって第2種24時間換気じゃないのか? 三鷹の住宅展示場にあったら見に行ってみようかな。

 その前に大掃除で何をするか予定を組んでおかなくては。何せリビングの蛍光灯、まだ一回も交換していないからそろそろ何とかしなくては。

 LED化したいところですが、電球型照明を使っている場所が浴室とドレッサーしかない。両方とも電球型蛍光灯に変えてしまっているし、ドレッサーは女房が化粧に使うときにLEDではまぶし過ぎる気がする。それにLEDの光スペクトルってどんな組成なんだ? そのうちデジカメの補正にも「LED補正」ってのが付くのかな?

 『GiGAZINE』で各社の電球型LEDの比較テストをやるらしいです。これわ楽しみ。

虫も殺せぬ

 『イギリス人を幸せにするにおい』ってのは

  1. 焼きたてのパン
  2. 清潔なシーツ
  3. 刈りたての芝生

 だそうです(らばQ)。

 以下「花の香り」やら「コーヒー・バニラ・チョコレート・フィッシュアンドチップス」なんてのが並びますが、「ガソリン・火をつけたばかりのマッチ・ゴムのタイヤ」なんてのはガレージワークが大好きなオヤジ共の意見でしょうか? きっとMG-AやBに乗っているに違いない。

 そういえばMGは1980年に生産が中止されてしまったのだが、小さなワークスが部品を製造し続けているのでイギリス中回れば完全に1台分の部品が揃うなんて話もあったけど、今でもそうなのか?

 元記事の中にも書いてありますが、特定のにおいを「好ましい」と感じる主な理由は、子供のころの幸せな思い出が起因しています。つまり経験。

 『ゴムタイヤのにおい』は、私はあまり好きではありませんが、子供の頃にパパの車整備をちょっと手伝ってほめられた記憶があれば、それは良い思い出に繋がって『好ましいにおい』になるのでしょう。私の親父が乗っていたスクーターの排気は好きでした。

 しかし。いくら経験や自分が関わっているからと言って、殺虫剤のにおいが好きだって人はあまり聞いたことがありません。モロに毒物ですからね。しかもそれが一日中家の中に漂うとなりますと、これはもう迷惑としか言いようがありません。

 先日相談を受けて伺ったお宅でのお話。羽虫が出たので消毒業者を呼んで、浴室の洗面台と壁の隙間に殺虫剤を散布してもらったそうです。

 そこまではまあ良いのですが。

 業者が念を入れたのか、洗面台の隙間に散布機のノズルを差し入れてたっぷり撒いてしまったらしい。洗面台の背板とかを復旧したのですが、その後も殺虫剤のにおいが強くてバスルームが使えない状態になってしまったそうです。

 これと似た極端なトラブル事例として。外断熱で小屋裏と床下を通気させる設計の住宅で、虫が発生したので小屋裏に大量のクレゾールを散布してしまった事例があります。

 何で虫が出たのにクレゾールを撒いたのか判りませんが。小屋裏の空気は全体に回る設計になっているので、強烈なクレゾール臭が家中に広がって、その家は人間が住める状態ではなくなってしまったそうです。

 『クレゾールまみれになった家まるごと』はどうにもできませんが、洗面台の裏程度なら何とかなります。下はスラブだから染みこんじゃって除去不可能だから、パーマーシールドで塗り固めちゃう。

 どうも消毒屋さんは、自分たちが撒いているモノが『毒物』であることに慣れすぎているような気がします。そーゆう物質は閾値が低い(薄い濃度でも臭ってしまう)ので、いくら密閉空間に撒くと言ってもちょっと漏れ出しただけで感知されてしまいます。

 しかもそれを窓がない浴室の洗面台に行うと言うのは、配慮が足りないと言わざるを得ません。もっと考えて仕事してくれ、たっぷり殺虫剤吸っちまったじゃないか。

猫換気で結露知らず

 このマンションに引っ越してくる前に住んでいたコーポは、『夏暖かく冬涼しい』という、非情~に優れた建物でした。ガスファンヒーターを使っていたので、窓もちゃんと結露しました。

 で、現在はどうかと言いますと、結露なんか見たことがありません。暖房が電気ストーブとエアコンになったのと、非常に優秀な24時間換気システムの働きによるところが大きいと思います。

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 これ↑がその換気レジスターです。一般的には『猫の出入り口』と呼ばれることもあるようです。

 これがほとんど開いている上に、キッチン換気扇は屋上のアシストファンで吸い上げる構造になっているものだから、完全に第3種24時間換気状態です。

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 ついでだから外から見たところ。にゃぢのセクシーお尻つき。

 コレなものですから、家の中で洗濯物を干しても結露しません。良いのだか悪いのだか分かりませんが、やたらに電気代がかかっているわけでもないので悪くはないようです。どちらかと言えば夏の方が電気代が高いかも知れない。

 いま気がついたけど、ウチは有馬さんのところとほぼ一緒の状態だな。

 先日、調査の現場で防カビの技術者と話をする機会があったのですが。その人の意見では『窓の結露を嫌いすぎるから変な場所で結露する』そうです。

 家の中で生活していれば結構な量の水蒸気が発生することは当然です。換気で排出しきれなかった水蒸気は、家の中の温度が下がり始めると当然気体でいられなくなります。

 つまり、家の人が寝て暖房が止まった頃にどーしたって結露は起こる。サッシに結露すれば排水できるシステムになっているのに、それすら嫌ってペアガラスだ樹脂サッシだと結露防止をしてしまうと、飽和している水蒸気は家の中で一番温度が低い場所でこっそり結露するしかなくなります。北向きの壁とか、家具の裏とか。

 一般的な住居内生活を行っていてもそのような現象が起こるのに、加湿器を使っていたらもはや住居内の水蒸気はどーやっても処理し切れないほどの量になってしまいます。

 ではどーするのが良いかと考えますと。

①住宅内で絶対結露が起こらないように、家全体を24時間均一な温度に保ち続ける。

②換気量を増やして水蒸気をどんどん排出する。

③ガラスに結露させて半手作業で除去する。

 他に何か手立てあるかな? 昆寛さんに聞いて見ようかな。

「クレベリンを買ってみた」のリンク

 気温が下がって『新型インフルエンザ』の活性化が心配されているそうです。先日調査した役所でも、事務所のそこここで「例のニオイ」が感じられて、良く見ると見慣れた青いキャップのボトルがあいあました。

で、やっぱまた検索が増えてきたんだな。

 も一度リンク記事を上げておくか。

 クレベリンゲルの使い方と使用上の注意について

クレベリンを買ってみた

 室内使用濃度基準なんかの疑問点について製造元に問いあわせてみた

大幸薬品にきいてみた

 クレベリンゲルを家の中で安全で効果的に使用する方法

消毒大使

クレベリンについてのあれこれ

 『クレベリンを買ってみた』が、あちこちのブログにリンクを貼られておりますが。スマッチ新サーバーになってから直に飛べなくなってしまったようです。

 何かやれば行けるのだろうけど、世の中そう器用なヒトばっかではありません。なのでリンクページがトップに来るように時々書き直します。

 クレベリンゲルの使い方と使用上の注意について

クレベリンを買ってみた

 室内使用濃度基準なんかの疑問点について製造元に問いあわせてみた

大幸薬品にきいてみた

 クレベリンゲルを家の中で安全で効果的に使用する方法

消毒大使

孤立救援

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 都下にあります団地群に来ております。何か『肉のテーマパーク』なんてステキなものが作られるようで羨ましかったり。

 今日の現場は、何のニオイなのかはすでに解っておりまして。その防臭工事です。どうも下のお部屋がゴミ屋敷だったんだな。

 20年以上前、現URで作ったの建物を改修して、なかなか綺麗に保っております。周辺環境も良好だし。これで階下がフツーのお宅だったら言うことありません。

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 ニオイが上がってくる隙間を見つけちゃ塞いで探しちゃ塞いでしていたら、こんなモノ見つけた。何でしょ? ガス管じゃないし、銅のパイプだから鞘管でもない。とりあえずスキマを埋めておきます。

 7~8箇所を塞いで、よーやく家の中にゴミ屋敷臭が入ってこなくなったようです。あとは換気の方法だな。昔の建物に最新のサッシ嵌めてるからまともな換気ができていない。かと言って窓を開けると下からイヤなお客さんがやってくるし。

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 仕事が終わっての帰り道。おお、あれわもしかして。

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 やはり防災倉庫。かなり離れた場所にありました。これが正しい設置ばしょだよな。

 40世帯×6棟だから、240世帯分となるとこれだけのサイズが必要になるのか。内容は判らないけど、ウチのマンションだとこれの3分の1サイズか。けっこう場所とるな。

リフォームの盲点

 昨日渋谷あたりは滝雨で大変なことになっていたようですが、新宿では「どっかで雷鳴ってるね」と言うくらいで、雨は一滴も落ちてきませんでした。“東京アメッシュ”で見てみたら、その時間に東側から雲がやってきて、南に下がって行ったように見えました。変なの。

 え~と。“スマッチ住まいの相談室”で換気扇の件が途中だったんだな。
 たびたびあっちから記事引っ張って来てますけど、ネタ稼ぎじゃなくてあっちの記入欄だと書きづらいからです。

 質問は『らぱん』さんから。

 現在のアパートに引っ越してきて2週間。入居前にリフォームや消毒はしていただいており大変きれいなのですが、キッチンのシンク下からカビのような古臭いにおいがするのが気になっていました。
 最近になって、換気扇を回すとこのにおいが出てくることが分かり、それがシンク下にも回っていることが分かりました。
 においが全く気にならない時もあり、管理会社に来てもらった時もあまり強いにおいがしていなかったため、消臭剤などをシンク下に入れて様子をみてくださいと言われ、取りあってもらえませんでした。
 先日、トイレに消臭剤を置いたところ、料理中に換気扇からその消臭剤の臭いがしてきて驚きました。トイレの換気扇を回すとにおいは消えました。でもトイレの臭いがもれてくるとなると、気持ちが悪くて料理もできません。
 修理で改善するようでしたら、自腹でも良いと思っているのですが、どこに相談するのが良いでしょうか。

                                       down(私のレス)

 え~と、まず。「換気扇からニオイが出る」ってことは非常に希でして、だいたい『換気扇が効いてないので空気がこもってニオイが気になる』ってのが実態です。
 『シンク下からニオイが出る』『トイレのニオイが外に出て来ちゃう』って症状は、“換気扇が吐き出す分の空気が正しいルートで家の中に入ってこない”ことが原因です。
 空気の取り入れ口が家のどこかに付いているはずですが、古い建物だと付いていないこともありますが。ちゃんと開いているか(付いているか)どうか確認してみてください。

               down(それに対するレス)

 「空気の取り入れ口」って、よくクーラーの下あたりにあいている丸い穴(室内)ですよね?言われてみると、今住んでいる部屋にはありませんでした。外に出た時、玄関の斜め上についている穴ならあるのですが。ちなみに築12年です。

            down(さらにそれに対する私のレス)←いまここ

 ちょっと昔のアパートなんかでは、窓の上の方にこんなの付いていますね。(㈱キョーワナスタ

                 Rej_2 
 これが昔からあるタイプのレジスターです。これがどこにも付いていないってことは、ちょっと考えにくいのですが『玄関の斜め上に付いている穴』がそれなのかな? 玄関だけに差圧ダンパーが付いていたマンションがあったし(空調技研工業㈱)。玄関の中には何か付いていませんか?

 古いタイプのアパートやマンションをリフォームして、中はとてもキレイになったのに「何か変なニオイが~!」ってトラブル。実は珍しくありません。

 リフォーム業者さんは「新品の建材のニオイですから、そのうち消えます」とあっさり言い切ってしまうのですが、実は『らぱん』さんのような換気扇を動かしたとたんにニオイが出るって状体になっている場合もあります。

 何でそうなるかと言いますと。

 低い気密構造で“第4種スキマ換気”をやっていた住宅を高気密にしちゃったからなんだな。ちなみに“第4種スキマ換気”ってのはウソです、そんな規格はありません。

 つまり構造がぴっちり気密にできていないからレジスターがなくても換気ができていた家に、新しいサッシを入れて新しいボードで壁造って隙間をきっちりコーキングして……。
 なんてことをやったら、そんな意図をしなくても高気密住宅に変身してしまいます。
 大家さんやリフォーム屋さんが換気について知識があれば『ちょっと待てよ。これマズくないか?』と考えることもあるかも知れませんが、実際それほど換気についての知識を持っている人は少ないでしょうから、リフォーム完了後は立派な高気密無換気住宅が出来上がってしまいます。
 これで換気扇を回せば、そりゃもういろんな所から空気引っ張ります。空気が入ってくる場所がないんだもの。

 え~と……。長くなちゃったから続きはまた後で。

 『水弾きまくり絶対汚れなそうなカーペット』っての、良さそうです(Sukima Windows)。

エアコンを対新型インフル仕様に!

 早朝はかなり涼しくなってきまして、駅までの道のりで汗をぬぐうこともなくなりました。今朝の新宿はやたらにヒトが多かったが、何かあったのかな?

 夏休みも終わりに近づいて来まして。本人とオトーサンは宿題を片付けるのに大変でしょうが、それ以上に今年心配されているのが『新型インフル』らしいです。
 すでに沖縄では乳幼児の感染が増えて、受け入れ機関で処置し切れなくなり始めているようです(iza)。
 
 私はあまり病院に縁がない方ですが、いつも気になるのが『待合室』の空気環境です。何せそれなりの規模の病院は、常時待合室が混み合っています。
 武蔵野日赤や大学病院みたいな規模になれば、ICカード診察券でもって受付で待たされることなく各科の待合に振り分けられていくから、腰痛の患者とインフルの患者が隣り合わせちゃうこともない。

 で。

 今回の“夏インフル”で一番気になっているのが『エアコン感染』が起こっているかも知れないってことです。
 何しろ。ご家庭のエアコンでさえこんなにカビや菌の巣窟になっている状体ですから(サイキンのオハナシ)、不特定多数の多人数がたまる場所のエアコンなんて非常に危険なモノになってしまっている疑い濃厚。

 加えて。

 ここしばらくの不況でもって、どこのお店もエアコンのクリーニングを怠っている事例が多いようです。先日調査した所でも、フィルター交換をしなくて良いように、フィルターを外して使っていました
 当然、熱交換コイルにホコリがたまりまくって冷えないわ臭いわで、こんなエアコン使わない方がマシって惨状に……。
 あれじゃしまいに『エアコン性呼吸器感染症』になるぞ。

 え~と。何の話してたっけ……。あ、新型インフルだ。

 今まで真夏にインフル流行なんてなかったから、どう拡散するかなんてことの知識の蓄積がありません。結局のところマスクと手洗いって有効ながらも古典的な防衛手段しかない。

 新型ウィルスは高温環境も湿潤環境も平気らしいですから、今までのインフル予防手段と違う考え方をしないといけないかも知れません。

 それで。

En
 除菌&消臭の新兵器です↑ アメリカ製スプレーだからでかい。

 細菌……、じゃなくて最近いろいろな方面で名前が知られちゃってるから、「これ使ってみて~」と新しい製品がどんどん持ち込まれて来ます。

 これは『パラクロロメタキシレノール』って舌を噛みそうな成分でできております。最大の特徴はその成分がナノカプセル化されていること。つまり定着して効果が持続するんだな。

5min
 いちお従来型インフルのウィルスにも効果があります。問題はこの作用時間をどうやって作り出すかだな。
 これをエアコンの熱交換コイルをはじめとする内側全体にぶっかけます。すると熱交換コイル自体に殺菌効果を持つようになる。

 フィルターに吹きかけても良いですが。あれは月イチくらいで外して水洗いして、オスバンなんかに浸して消毒した方が良いです。オスバン安いし。

 フィルターと言えば。

 エアコンのニオイの場合、ナゼか皆さんフィルターばっかり一生懸命掃除なさいます。現場でもよく「毎週フィルター代えてるんだけどね~」なんてことをおっしゃいますが。

 犯人はフィルターじゃなくて熱交換コイルとか奥の部分です。

 そっちをどーにかしないと、時間ばっかかかって一向に改善できません。

しかし今までの除菌消臭剤ですと。

 『除菌消臭はできるけど効果が続かない』or『除菌消臭はできるし持続性はあるけどエアコンがいかれる』

 と言う欠点があってなかなか手を出しにくかったのですが、これは腐食性が全くないからたっぷりぶっかけても大丈夫。ちょっと高いのが難点かな?

 とりあえず。“いつものあそこ”に行ってデモってくるか。

バルト9

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 『仮面ライダーディケイド』が映画タイアップ企画でもって、テレビを見ていてもひどくストレスが溜まる状態になってしまいました。
 で、東映の陰謀にハマって映画館に足を運ぶ。

 わたしは映画館の『席取合戦』が大嫌いでして、あんな思いするくらいなら指定席買います。ここバルト9は全席指定、しかもネットから席を選べるのが良いです。
 ちなみに。このエントランスにはウチの『香り空調システム』が入っています。

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 映画祭は銀河鉄道ですか。ちなみにこのちゃむりは『ディエンドライバー』持ってます。ディエンドの海藤君、何でも盗みすぎです。

 あ、そう言えば。やけに新宿の街が空いていると思ったら「帰省+コミケまにあっくすZ)」だったんだな。この過密仕事状態ではコミケに行く予定も立てられません。しかも今はマンガよりゲームがメインになってきているし。

 え~、それで……。

 inoriさんの『第3種24時間トラブルに起因するニオイ』ですが、解決はなかなか難しいものがあります。
 そもそも、『高気密高断熱構造にした箱(家)をわざわざ機械換気する』ってところにムリがあるんだな。だったら最初から高気密になんかしなけりゃ良い。(設計屋でも建築屋でもないから平気で言っちゃう)

 ウチなんか築40年近いマンションで、コンクリが厚いから高断熱ではありますが、機密性は全然ありません。でも何の不都合もありません。セキュリティ上は問題がありますが、ドアをちょいと開けて空猫缶をはさんでおけば心地よく風が通ります。猫も通ります。

 と、オンボロ自慢しても仕方ない。

 第3種換気による局所的気圧低下が原因のニオイトラブルは、さっきも言ったけどなかなか難しいです。あちこち塞いでも、別のところから壁裏の空気が出てきちゃうし。

 最後の手段は『天井裏にもう1台換気扇を付けて、天井裏の空気を外に出しちゃう』って方法です。これは、建物の構造によっては壁を抜かなくちゃいけませんので、組合とデベと建設会社が協力してくれないとムリですが、実際そこまで話が進んだケースもあります。

 これも「ニオイ発生が止まる可能性が薄い」と判断された場合の方法ですので、やはりどれほどのニオイとニオイ質なのか、第3者機関に判断してもらわないことには難しいです。

天井裏桟敷

 天井裏調査ってのは結構な力仕事でもあり、ムチャクチャ神経使う作業でもあります。何せ。

・中途半端な姿勢で安定しない。
・足を置ける場所が超限られる
・その足元にも体重かけられないから常時吊り金具で半ぶら下がり
・クモの巣状態の配線引っ掛けないように常時片手は空ける

 170センチ70キロの50歳には拷問のような作業です。

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 まあ入るのは事務所や店舗の天井裏に限られます、住宅なんてそんな無用で贅沢な空間を残すはずがありませんから。
 写真は天井裏に入り込んでこびり付いちゃったタバコ臭を退治しているところ。白いコードが付いている機械がリサイクル品で作った『狭いとこでもオゾンで脱臭ちゃうぞマシン』です。

Ozo
 このように配管を取り付けて戸袋の奥にオゾンを送り込んで脱臭できます。

 で。お待たせしました第3種24時間換気でニオイが出ちゃった場合の対策法です。以前に伺ったお宅の調査報告書から抜粋です。

対策その1(ご自分でできる対策)

24時間換気の方法を変える:
浴室の換気システムで常時家の中の空気を吸い出す『第3種』方式の場合、浴室と洗面所だけが気圧が大きく下がってしまう構造になっています。そこで。

・普段の24時間換気は浴室からではなく、トイレの換気扇を常時回すことで行いましょう。浴室に比べると空気を吸い出す量が少ないために、外の空気を吸いこみ不足になることがありません。
 ただし、冬ですとこの方法では結露が発生する恐れがあります。寒い時期は標準の24時間換気をお使い頂いた方が安全です。

・浴室を使用するとき。入浴中は換気を使わず、入浴が済んでから換気を行いましょう。浴室換気を行っている間は、洗面所のドアは必ず開けておきましょう。
※あまり湯気がこもったり、息苦しさを感じるようでしたらおやめください。

その2(管理組合や建設会社に頼む必用がある対策)

※これらの工事には費用負担が発生する可能性があります。

①洗面台下収納の気密化
 給排水管の修理点検を容易にするため、大きな隙間を樹脂の板で塞いでいますが、板の柔軟性が不足しているためにまだ隙間が残っています。完全に塞ぐ構造にしてしまうと点検の時に大変です。そのため。
・板状のウレタンを給排水管と底板の隙間の間にはめ込み、その上に樹脂板を敷くことで気密性を高める
 この方法と、24時間換気の使い方の工夫で止められるはずです。

②換気の際の外気取り入れ不足を解消
「その1」の工夫を行っても相変わらず洗面所の中に建材臭が出て、キッチンの換気扇の効きが悪い場合には以下のような工事を行わないと完全な解決は難しいと思います。
   
・洗面所ドアのアンダーカットを拡げる(軽工事)
 洗面所と浴室は、洗面所入り口ドアの下にある隙間から空気を取り入れています。この隙間を大きくすることによって、少しですが吸い込み量を増やすことができます。

・洗面所にルーバーを増設する(大工事:管理組合の許可等必用)
 洗面所に直接外からの空気を取り入れることができるルーバーを設けます。
洗面所だけが気圧低下を起こしてしまう現象を防ぐことができますのでかなり有効な方法だと思いますが、外壁に新しく穴を開けたり天井裏にダクトを通したり、かなり大がかりな工事になってしまいます。

 今日はこれから『バルト9』に映画を観に行くことにしたので、解説は明日。

レジスターを使いこなす

 歌舞伎町のパチンコ屋ですが。何か軒先から霧噴いております。

Kiri
 良く見れば、まんま丸山製作所の農業用加湿システムを付けているんだな。ドライミストにはほど遠いですが……。

これが全然涼しくない

 『噴霧冷房』ってのは、水が瞬間的に気化することで周辺空気の熱を奪うものです。
 気化しない水滴がそこらをふよふよ漂っているだけでは、湿度が増して却って不快になってしまいます。実際ここは避けて歩きたいような不快な湿気に満ちておりました。
 確かロス五輪のマラソンコースでも、コース途中にこんな仕掛けがあったそうだけど、選手には不評だったってことを聞いたぞ。

 え~、それで……。

夏休みどころか盆休みもなくなりました。

 今日も明日も調査です。明後日はマンションの理事会です。学会の座長報告まだ書き上がっておりません。こんな気持ち悪くなるくらい忙しい夏は初めてだぞ。

 で、今週はこの話題でずっと保っちゃいそうな気配もする第3種24時間換気のネタの続き。

 お部屋の中に外気を取り入れる『ルーバー』って用語は、非常に大ざっぱな呼び方でして。建築空調ほ方での正しい呼び方は『レジスター』です。

Rej1
 これは真ん中あたりを押すと、四角い板がこっち側に出っ張ってきて通気の隙間がでる型。最近はほとんどこれじゃないかな?

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 これは横のレバーでもってダンパーを開閉する方式。レバーじゃなくてツマミになっているのもある。高い位置に付いていると、開いているのかどうかよく見えないことが多い。(宇佐見工業㈱

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 これもレジスターだけど、たぶん換気とは関係ない。

 これ以外に、サッシの枠にスライド式の窓が付いていて、そこから外気を取り入れる方式もあります(浴室のドアもこれと同じ方式)。外気取り入れはそれだけで、壁にレジスターが一個も付いていない家を見たことがあります。

 レジスター付きサッシの写真を探してて、えらく時間を喰ったぞ。時間がなくなってっきた。
 
 ニオイを追跡する方法として、「煙を出す」「ターゲット臭を出す」ってのがあります。『煙』は空気漏れなんかを探す時に使います。『ターゲット臭』ってのは特徴のある香りの消臭剤スプレーで、壁越しに噴霧してどこからニオイが漏れ出してくるのかを探す時に使います。

 ですから、天井裏でちょっとスプレーを噴いてみて、それが洗面所で感じられるかどうかを調べるって方法もあります。

 あ~っと、もう現場に向かわなくては。う~ん、なかなか解決編に進めないな。

第3種24時間換気によるモグラ叩き

 何が不満なのか、最近やさぐれ気味の“にゃぢ”さんです。

(写真は後ほど復帰させます)
 そこ熱くないのか? 下は空洞だから、鉄板が熱を逃がすので快適なのかな? わざわざ不快な場所で寝ることはないだろうから。
 コレなもので、昼間は余計にエアコン使えません。

 
 それで、昨日の続きですが……。

 その前に。においトラブルでアフターサービス担当に来て貰ったのは良いが「あまり臭いません」とか「そんなひどい臭いじゃありません」と言われてしまうことが、実は結構多いんだな。それで事態はこじれて悪い方へ転がり出すこともまた多い。

 何でそんな感覚の違いが生じるのかと言いますと。

 <太><色:#ff0000>建てて売る側の人間は新品建材のにおいに慣れて鈍感になっちゃっている</色></太>からです。

 これは建物だけじゃなくて、エアコンなんかでも同じようなトラブルが発生しています。メーカー技術者やメンテの人間は『機械なんだから何らかのニオイがするのは当たり前』と思っている上に慣れが生じているから、お客さんが申し立てる“不快なニオイ”が判らない。

 今回のinoriさんのケースでも、やっぱりアフターサービスの業者が「たいした臭いじゃない」と言っているのは、決して悪意でもごまかそうとしているのでもなくて、単に<太><色:#ff9900>「彼らではわからない」</色></太>からです。

 え~と、他にも説明することがいっぱいあるぞ。

 ダウンライトの隙間などから空気が出てくる症状ですが、これには2種類の原因があります。
 まず『マヂで外気が入って来ちゃっている場合』ですが、この場合いろいろなルートがあります。

 『躯体に隙間ができている』なんてのは言語道断ツツジで手の施しようがありませんが、『パイプスペースの仕舞いが甘い』とか『排気のガラリ周囲にシールが施されていなかった』とか。盲点としては『配管配線とサヤ管の隙間』なんてところからも空気を吸うことがあります。

 こうなると何のニオイでどこから入って来ているか、たどって探していっこずつ潰して行くしか方法がありません。なのでどうしても『ニオイの種類からおよその原因を推察できる技術者』がいなければどうにもなりません。臭気判定士ですな。

 で、もう1種類の原因ですが。

 『他の部屋の空気を天井裏を通して吸っている』ってのがあります。これは、外気取り入れルーバーが付いた部屋にもダウンライトが付いていて、そこのドアが閉まっていると起こります。

 部屋から洗面所までにアンダーカット付きドアを2枚+引き戸を開けないとたどり着かない構造ですと、空気は「ドアくぐりより天井裏通った方が楽だもんね~」ってな具合で天井裏をショートパスして、建材臭や配線資材のニオイと一緒に洗面所のダウンライトや壁のスイッチから出て来ます。
 
 こっちの場合はアンダーカットを広げて空気抵抗を軽減したり、ダウンライト穴の気密化することで対応できます。
 しかし『マヂ外気』の場合はもう『あっちを止めたらこっちから入る』で、もう見えないモグラを相手の、正に“エアモグラ叩き”になってしまいます。

 え~と、もう現場に行かなくちゃならない時間になっちゃった。続きはまた明日……。

またまたまたも第3種換気トラブル


 近所に咲いていた花。あじさいの仲間でしょうかね? 作り物みたいな形してます。

 今期は『建材臭』が原因のニオイトラブルが多いようです。実証実験が追いつきません。またセメント捏ねなくちゃいけない。
 
 『スマッチ住まいの相談室』から。

 ……そう言えば今日スマッチの引っ越しだけど。「11日の午前0時以降の投稿エントリーは自力で移行してください」とか言ってたけど、移行先はどこだ? まあいいや。後で何かお知らせ来るだろ。

 相談の内容

 今年3月に新築の分譲マンションに引っ越し−5月頃から、24時間換気をつけると(夜から朝までつけ・日中は窓を開放)洗面所や洗面所のドア前の廊下が臭く、でもどこから臭っているか何の臭いかわかりませんでした。
 最近、キッチンのシンク下の扉を開いたところ、ここも洗面所の臭い同様に臭いことに気が付きました。

 洗面と洗濯機とシンクの排水口の清掃、洗面所に置いてある洗濯機の清掃を行いましたが変わりません。 24時間換気をつける前に、排水口に水を流してみても変わりません。

 24時間換気をつけると臭いことから、負圧のこともあり、換気の給気口等も掃除しましたが変わりませんし、窓を開けて、24時間換気をつけていても、やはり臭いがあります。

 色々とネットで調べ、排水管と下水管の接続に問題があり臭いがあるケースがあったので、洗面所の下の点検口みたいのものをはずしてみたら、臭いがしました。

 心配になって、アフターの業者に来てもらい、確認していただいたのですが、水が漏れている様子はない 昔のとは異なり、管は1本で接続され臭いは絶対に漏れない たいした臭いじゃない と、帰られました。毎日、つらい思いをしているのですが・・・。

 試しに3日間、24時間換気を切った状態にしたら、洗面所の臭いはありませんでした。

 窓まで開けているのに、24時間換気をつけると、床下のパイプスペースから臭いがあがってくるというのはなぜなのでしょうか?
 また、浴室・洗面所とトイレが、廊下をはさんであるのですが、浴室とトイレは臭いませんが、洗面所と廊下が臭います。廊下まで臭うのはなぜなのでしょう?他にも原因があるのでしょうか?

24時間換気排気部=浴室・洗面所・トイレ 給気部=各居室 65平米 マンション2階 第3種換気


 これは典型的な『第3種換気トラブル』です。“第3種24時間換気システム”ってのは、トイレや浴室の小型換気扇を回しっぱなしにして家中の空気をそこから吐き出す仕掛けになっています。換気エアの取り入れは、各お部屋の壁に付いているルーバーから行います。

 これが何で『典型的トラブル』を起こしてしまうのかと言いますと。

・浴室の換気扇が浴室の中にある空気を吸う
     ↓
・浴室の気圧が下がるので、浴室が繋がっている脱衣室の空気を吸う
     ↓
・脱衣室の気圧が下がるので、脱衣室が繋がっている廊下の空気を吸う
     ↓
・廊下の気圧が下がるので、廊下に繋がっているあちこちの部屋の空気を吸う
     ↓
・それぞれの部屋の気圧が下がるので、仕方なくルーバーから外の空気を吸う


 これが設計通りの空気(負圧)の流れです。でもだいたいの場合設計通りに物事は運びませんモノで、どうなるかって言いますと。

・浴室の換気扇が浴室の中の空気を吸う
     ↓
・脱衣室の気圧が下がるので、脱衣室が繋がっている廊下の空気を吸う
     ↓(ここまで一緒、以下想定外の事態)

・脱衣室は廊下の空気を吸おうとするのだけど。廊下はトイレの換気扇にも空気吸われちゃって気圧下がってるし、リビングや洋室のドアが閉まってると思うように空気が入ってこない
     ↓
・脱衣所の気圧だけが激しく低下
     ↓
・仕方ないから壁のスイッチ取付穴とか配管貫通穴から壁内部の空気を吸う
     ↓
・本来露出してニオイを感じるはずがない建材のニオイが出てくる←今ここ


 リビングと廊下を仕切っているドアには“アンダーカット”って通気のための隙間が設けられていますが、ほとんどの場合通気が不足しています。

 つまり第3種換気では外の空気を取り入れるにあたって

・壁のルーバー(ホコリや虫防止フィルターが付いている上に細い隙間)
     ↓
・ドアのアンダーカット(1センチくらいの細い隙間)

 と、大きな空気抵抗がある場所を2つも通って来なくてはいけません。24時間換気の排気速度に追いつかない。さらにこれでキッチンの換気扇なんかが回ると、もう収支決算は大赤字になってしまいます。

 その辺“においの事件簿スペシャル”にも載っていますので、参考にしてください。

 長くなったので回答編は明日の記事で。

限界灘に挑む

 ここ数日、新宿駅に人が少なくなったような気がします。正確に言うと人の割合における勤め人風の数が減った。
 もしかするとこれが世に言う『夏休み』なのか?


 何か今日は朝からこんなモノ飲んでます。普通ならペプシNEXの300ml缶がせいぜい、350mlをもてあますはずなのが、実に500mlをほぼ一気のみしてしまいました。
 ちなみに、ダイエットじゃないコーラの砂糖含有量は半端ないんだな。500mlだと確か65gとか入ってるはず(らばQ)。

 ヤバいです。これわ相当参っているに違いありません、私。つーか、疲れていることに気づけ。


 こんなコトでは9月まで持つかどうか、非常に心許ない。相変わらずあっちこっちの現場から臭気の犯人捜しで建材が送られて参ります。
 何がどうなったら分解してニオイを出すのか、ありとあらゆるプロセスを考えなくちゃならないんだな。もしかしてこれメーカーの仕事じゃないのか?


 いい加減、頭も体も限界に近づいてきたのかも知れません。こーゆー時は体に悪い美味いモノ食べなくてはいけません。何て涼しそうな風景。


 熱いモノ食べて汗だくになって体に活を入れる逆療法。塩分濃度も高いぞ。





夏を快適に過ごそう

蚊取り線香の選考

 今朝の『猫だまり』メンバー総出のようです。左端のちょこんと座ってるのは、たぶんノラじゃなくて近所の飼い猫。


 “にゃぢ”もどこかでこんな猫集会に参加しているのかどうか、あんま猫社交性がなさそうなのだが。

 “にゃぢ”がベランダで寝ている間は、頭のハゲのところをまた刺されないように蚊取り選線香を焚いてやります。チャリティバザーで100円で売ってたのをごっそりゲットしてきました。


 お気に入りらしいので↑、捨てるに捨てられないクールボックスの蓋。

 そう言えば、蚊取り線香で気になる記事を見つけた。

 『一つの蚊取り線香を燃やすと、タバコ75〜137本と同量の粒子状物質、51本分のホルムアルデヒドの排出がある』(NATROMの日記

 台湾での話だそうですが、「台湾において蚊取り線香の煙への曝露は肺癌の危険因子となりうる」って結論になっています。

 果たして台湾の蚊取り線香と日本の物が全く同じかどうか、ちょっと気になります。中国製だと効果を高めるためとか、原価を下げるために『いやなモノ』混ざっている恐れが大だと思う。
 いずれにせよ、こんなモノガンガン焚いていたら喫煙者を非難することなんかできないような気がしてきました。

 しかし「煙が少ない」とか、「100%天然成分」って言ってる茶色い蚊取りはどうなんだ? 100%だと茶色になるなら“緑色”のは何が使われているんだ?

 しかしここで論じている『曝露』ってのが、「蚊取り線香の煙がもうもうと立ちこめる中で暮らす」って状態を指しているような気がして仕方ありません。
 ウチでは『庭から蚊が入って来ないように、ベランダ一帯に蚊取りATフィールドを展開する』ってのが目的で、できたら家の中に煙は入って欲しくない。目に染みるし。ニオイ付くし。




快適環境を作る

手も頭も休めない

 今日から調査3連戦です、でもまだ報告書を2件書かなくちゃならない。だんだん案件をこなしきれなくなって参りました。頭おかしくなりそう。


 で、またこんなモノも来る。クロスと糊。


 糊塗って〜。


 バッグに詰めて〜。


 恒温槽に放り込みます。


 45℃でじっくり焼きます。現場のニオイは再現できるでしょうか?


 焼き上がりを待つ間、別の現場で使うオゾン脱臭装置の改造をやらかします。ほとんどジャンク部品の寄せ集め。極狭空間にタバコ臭がこびりついちゃったので、普通の機械が使えないんだな。

 常時3つも4つもの案件を頭の中でごちゃごちゃ考え続けておりますので、そりゃおかしくもなるわな。

 しかし王子駅が石神井川にトイレ汚水タレ流してた件、東京都とJRで水質改善やらの費用折半ですか(iza)。

 あの辺で高速道路の工事をやったとき、ゼネコンに相談されて水質改善の“GB1003”ってバイオ剤撒いたら良く効いたんだけどな〜。その年はスカム(浮き汚泥)が全然出なかったそうだ。
 川底のヘドロがみんな分解されちゃったんだな。あれを毎年実施していれば、悪臭騒動なんか出なかったのに。

 多分川底のヘドロ汲み上げをやるだろうから、恐ろしいニオイが発生すると思うのだが。どう処理する予定なのか。

 今からバイオ剤撒いておいた方が良いですよ〜。都のヒト。




水辺がキレイな街♪

何もかも過剰

 今週の『FLASH』に“美人すぎる「働きマン」日本全国縦断撮!”って記事がありまして。大嶋が出ております。


 いつものように、器材もどっさり写り混みますので相対的に本人の写真が小さくなってしまう。


 で。『エアコンからのニオイ』に関する相談が後から後から来ております。新潟からも札幌からも。
 だいたいは熱交換コイルなどに発生したカビが原因なのですが、薬液洗浄した後でもまたすぐに発生してくる事例もあるようです。こうなってくるとニオイの検査だけじゃ解決は難しい。トイレの時みたいにメーカーと協力したあたらないとムリっぽいです。
 そう言えば“サイキンのオハナシ”さんがエアコンのカビを捕まえる実験をやっています。これは実に良い実験です。結果に期待。

 エアコンに限らず、『殺菌消毒』と言うと塩素剤を考えてしまいます。消臭も同じような感じなのですが。
 しかしほとんどの薬はアルカリで、酸と言うと『過酸化水素』程度しか使われていません。


 で、こんなサンプルをいただきました。『過酢酸系洗浄除菌剤“アクトリル”』アルカリ性の薬では反応しなかったニオイ物質もこれなら分解できるかも。
 酸の雰囲気って作るのが難しいと言うかムリだったのですが、これならドライミストで発散できます。早いとこどこかで試したいです。




「長持ち」は過剰なぐらいに!

靴箱の湿気(+ニオイ)対策

 業者さんと一緒に調査に伺いますと「せっかく臭気判定士さんにに来てもらったので、他に何かニオイが気になる場所とか……」って話になります。

 やはり一番多いのが台所と玄関のシューズボックス。靴箱ですな。瓶入り重曹を置いたり備長炭を置いたりと、いろいろ工夫してはみるものの。だいたいの場合イマイチ満足できないことが多いようです。

 しかし『瓶に入れた重曹』がどうして脱臭効果が発揮するのか、臭気判定士的にはイマイチ理解できません。その状態で化学反応するはずないから、きっと湿気を吸収する際にニオイ物質も一緒に取り込んでいるのではないかと……。

 前に『はなまる』で実験をやったとき、湿度の低いテスト用バッグの中では全く脱臭効果が確認できませんでした。

 ってコトは。吸湿能力があれば一応何でも効果が出るってことで、『カラダのキモチ』でやったみたいに新聞紙を敷き詰めるだけでも効果は出ます。
 つーか。靴を充分に乾燥させてから入れるようにするだけで、ニオイは結構防げるのですが。

 で、ちょっと調べてたら。トステムからこんなモノが発売されていたのですね。『モイスNT』って珪藻土固めたような板で吸湿するワケだ。『エコカラット』と同じような効果だな。


 こんな風に↑デザイン性を持たせた『小割タイプ』ってのもあるそうです。
 だったらこれを棚板の裏だけじゃなくて、靴箱の中一面に貼り付ければ良いカンジで脱臭できるんじゃないか? 厚さ6mmだからそんなに空間食わないし。

 注意しなくてはいけないのは。吸い込んだ湿気とニオイは『モイスNT』の中にそのまま残っていますので、定期的に扉を開放して風を通して吸い込んだ湿気+ニオイを吐き出させてやらなくちゃいけないこと。湿度が下がる冬にやっておくのが効果的かな。



快適な玄関に

有機のたまもの

お昼ぎりぎりになってよーやっと来ました、下地塗り。


 ウチは前回の一斉塗り替え時に空き家だったので、物置扉は10年くらいそのままだったようです。中はモルタル塗りっぱなしがあまりにも殺風景だったので自分で明るい色に塗りました。


 しかしプライマーが凄いニオイです。終わったらちょっと昼飯食べるついでに1時間くらい避難してようかな。にゃぢもどこかに逃げていってしまいました。

生活必臭品

 日経夕刊に『らいふプラス』ってコーナーがありまして、2日の記事が『気になる? 夫の臭い』って内容でした。
 ダンナさんの寝具のニオイがイヤだからって、寝ているところにリセッシュやファブリーズ撒かれちゃたまりませんな。そんなモノじゃダンナは消えません。
 愛情があればそんなに不快を感じるモノではないと思うのですがねぇ。ペットのニオイが気にならないのと同様。

 ウチではよく、朝に“にゃぢ”にフトンを占拠されてしまうことがありまして。仕方ないのでそのまま二人とも仕事に出かけ、夜に「あ、フトンがにゃぢくさい」とか言いながらそのまま寝てしまうことがあります。
 家族のニオイだから別にどーってコトありません。さすがに「ケロケロ」されてたら騒ぎになりますけどdespair

 実際、家の中からどんどんニオイが追放されているために、自然とニオイを持った『もの』が目立つようになってしまっているのではないかと考えているのですが。
 ……ってコトを記事の中でコメントしてます。



 そんなワケで。


 今日も家の中のいろんなモノを嗅ぎます、臭気判定士。

 これは、現在では生活必需品となってしまった器具の中に入っている基盤です。
 この器具がないと現代では生活に支障が出ることも危惧されています。

 それで新築のお宅で発生した異臭の原因が、どうやらコレなんだな。

 特に不具合トラブルが発生しているのではないのですが、放熱したときに樹脂が熱せられたニオイがします。
 設計通りで何の問題もないことなのですが、その時に発生するニオイが問題になってしまうんだな。これは困った。解決策がないぞ。




和室は必要?

異臭酸っぱいラル


 え〜。気温が『82.0』とか表示されていますが、これはファーレンハイト(華氏)です。華氏32°が摂氏の0℃です。あー面倒くさい、誰だ設定いじったの。自分か。
 何で華氏がこんな変な数値になっているかと言いますと。ファーレンハイトさんが自分の体温を『100度』ってことに決めちゃったからなんだな。ちなみに『華氏451度』で本は自然発火します。

 家の中でなにを難しいコトやっているのかって言いますと。

ゴミ部屋の被害状況を調べているんだな。

 詳細は非常〜〜に込み入った話ですので割愛しますが。

この私が吐き気を催した

 のですからたいした物です。

 臭気判定士を怯ませるとは凄いぞ、あっぱれ褒めてとらせよう。多分立ち退き命令が出ちゃうだろうけど。

 え〜。それで、壁内の排水管が壊れてニオイがしみついちゃった『Kさん』からメッセージが来ています。要点だけ抜き出し。

水周りのリフォーム、トイレの石膏ボード交換消臭壁紙に張替え等、いろいろやりましたが、相変わらず臭います。

しかしながら、他の人は「気にならない」と言います。

臭いの感覚には個人差があるのは解ります。

私にとっては大変不快な臭いでも他の人に平気なものなら我慢するしかないかな〜?とも思います。

臭いを客観的に評価する方法は?
やはり診断士さんに見ていただくしかないでしょうか?


 ニオイ被害に遭ってしまった、また被害でないまでも長年にわたって悩まされている方に共通する感覚として、『気になっているニオイを無意識に探してしまう』ということがあります。
 ず〜っと気にしていたニオイに対策を行ってはみたが、『う〜ん。まだちょっと臭っているなぁ』という防衛本能のような意識が働くわけです。

 これが顕著になると“失調に出張する”で紹介した奥さんの状態になります。
 「微かなニオイを探してたどる」ってのは、私が調査で行う技術ですが。私はもの凄い集中力でもって鼻の感度を一時的に高めているのですな。たぶん。
 しかし『まだ臭ってる』と思う意識は、それを常時行っているに等しい物だと思います。
 2時間が限度のそんな異常な神経の使い方を常時やってたら、そりゃおかしくなってしまいます。

 神奈川の奥様の場合。もう明らかに“スパイラル状況”に陥ってしまっていました。もう『対策のために家を建てなおす』なんてことまで言い始めてしまったので、メンタルクリニックに行って状況を話し鎮静剤を処方してもらうようにアドバイスしました。
 服用を始めたらテキメンに「ニオイが気にならなくなりました〜」と報告がありました。やはり張り詰めっぱなしの神経が状況を悪化させていたのでした。

 さて『K』さんの場合。かなりの工事を含む対策を施していますが、まだニオイは許容レベルにまで低下していないとのことです。
 ここで問題になってくるのが、「気にならない」とおっしゃっているのが『誰であるのか』って点です。

 ご家族がそう言っているのであれば、もう多数決の原理。多い方の判断で妥協しちゃった方が良いです。薄いニオイであればあるほど、その対策は難しくなって費用もかさみますから。

 しかしご家族以外の人間が入って来て『気にならない』と言っても、私は参考意見程度にしか考えません。

 外の人間にとっては、ヨソの家のニオイ全てが『異臭』に類するものと感じられるから。

 これは『他の個体のテリトリーに入っている』という動物的本能が働いているのではないかと考えています。私は。
 なので、その異臭だらけの空気の中から特定の異臭を探し出すなんて技、普通のヒトにできるはずがありません。

 完全に客観的な判断を下せるのは、工事屋でも管理会社でもないニオイの専門家と言うことになります。……つまり臭気判定士。




収納、におい……間取り選びの失敗談50

失調に出張する

 注射と点滴のおかげで、にゃぢさんたちまち体調がよくなったようです。
 でも、心配していたとおり薬混ぜゴハンた食べません。センセイには「薬は必ず飲み切らせてください」と言われているのだが、どうしたらいいのやら……。

 注射と言えば……、じゃなくて駐車だ。最近ウチのマンションの駐車場、擦り事故が多発しているようです。
 もともとかなり窮屈な面積なのに、最近は車そのものがでかくなってしまったためか。それとも住人の高齢化が原因なのか。

 世帯数に比べてあまりにも収容台数が少ないってことが以前から指摘されておりまして、「リフト式にしたらどうか」なんて意見も出てはいました。
 しかし、たとえ3段リフトにしたところで世帯数の2〜3割分しか収容できない。焼け石に水ですな、それほど狭い。

 まあここまで↓超絶に狭くはありませんが。

 ちょっと見、何が変なのか気づかないんだな。どこで拾ったか忘れた。

 おまけに機械式駐車場ってのは定期メンテの費用が発生しますので、駐車場料金は値上げせざるを得なくなります。どう考えたってメリットが少ない。

 
 え〜。それで……。ここしばらく神奈川県にお住まいの主婦の方から相談を受けておりまして。以前に調査を行って、家の中の異臭の原因が『浴室が痛んでいたために発生したカビ臭』と断定して、結局ユニットバスに交換して一度は解決しました。

 それが……。

 今度は『1階の和室にニオイが残っていて気分が悪くなる』とまた相談が来ました。

 電話で聞いたらもう十何年表替えもしていなかったとのこと。

 で、畳丸ごとの敷き替えを勧めました。

 そしたら今度は……。

 『壁や廊下のニオイが気になって眠れない、家にいられない』

 と段々エスカレートして行きます。

 浴室が原因のカビ臭に数年に渡って悩まされていたそうですので、ニオイによるストレス症が疑われます。しかしこのままの状態が続くと、統合失調症になってしまうことも心配されます。
 統合失調症は100人に1人が発症する、言ってみれば非常によくある病気らしいです。

 『意欲低下や無関心といった陰性症状と、被害妄想や幻聴といった陽性症状がある』そうです(iza)。

 これには、“幻臭”と言う超やっかいなモノが含まれることもあります。ニオイの苦情で『隣の部屋の人が変なニオイを出している』という相談を受けて調査を行っても、問題の異臭を全く感知できないような現場です。
 極端に症状が進行している場合『壁を通してニオイの玉を撃ち込んでくるのです』と、被害妄想が激しくなって常識が働かなくなってしまっている方の相談を受けたこともあります。

 こうなると、もはや臭気判定士の仕事ではなく心理カウンセラーの守備範囲です。でもその人が訴える『ニオイ』に実態があるかどうかは、やはり臭気判定士でなければ判断が難しいところです。

 神奈川の奥様の場合も、そうならないようにフォローしてさしあげたいところですが、電話だけじゃ難しいなぁ……。



快適な部屋を目指して

いろいろ止まらない

 『にゃぢ』が、どうやら毛玉が詰ってしまったらしくて、お尻の具合がよろしくないらしい。頻繁にトイレに入っては、「ちびっ」と出してはお尻掃除しまくっています。

 あんまり使用が激しいので、若干トイレが臭うようになってしまいました。ついでだから掃除。尿石取りにクエン酸を使います。これならニオイもないし、なめても安全。

 しかしまだ何か臭う感じなんだな。ジャスミンも終わってきたからやっと家の中のニオイサーチができます。どうもベランダらしい。

 まさか、この辺↑の連中がマーキングして行ったのでは……。あり得るな……。バイオ消臭しなくては。


 鯉どもの食欲はやまず、とうとうホテイアオイは全部食べられてしまいました。う〜む、今後の水質保全作戦をどうしよう。




心身ともに健康に育つ!

カオスガーデニング

 休みの間は『特に何もしない』ってことに決めておりまして。……何しろ休養が一番重要ですので。さらに休みが明けたらまや土日仕事が待っているし。

 こーゆー時は、何も考えないで手だけ動かす作業が一番良い。雑木が2本、ジャスミンと合体してカオス状態になっております。そこらじゅうで好き勝手にいろんな花が咲いております。

 カオスの中から今日も『にゃぢ』が出撃していきます。庭も家の中もジャスミンの香りが充満しています。洗濯物もみんなジャスミン。


 女房がハウステンボスで貰ってきたマリーゴールド、確か芽が出ていたのに消えてしまいました。ナメ供の仕業に違いありません。これはまた『冷線砲』で退治しなくてはなりません。

 根っこを拾ってきた三つ葉は、鉢をひっくり返されても逞しく野生化しています。

ミクロ防衛線

 季節柄なのか、入れ替わり立ち替わりお客にゃんがやって来ます。

 夕べは黒トラにゃんがやってきました。気がついたら『にゃぢゲート』から家の中のぞき込んでいました。

 迎撃に向かうにゃぢ。何か腰引けてますけど。しかし怒ってばっかりいないで、少しは他所の猫とも仲良くすればいいのに。仲良し猫の姿はものすごく和みます(らばQ)。


 と、領土防衛に躍起になっている飼い猫をよそに、臭気判定士は今日もめんどくさい困難な案件に立ち向かっていたりします。

 今日の強敵は強靱な板です。「おされで機能的」なデスクなんぞに使われているらしいです。

 でも何か出てるんだな。柳沢センサーに反応してますが、ホルムじゃなさそう。アセトアルデヒドだな。これを何とかしなくてはいけません。
 部屋の中に出たのを『ホルム吸収ビーズ』や『VOCスプレー』で取ってしまうこともできますが、その部屋が広すぎる上に仕切られちゃっているから換気の効果も限られます。元を絶つっきゃありません。

 無敵の液体バリア『パーマシールド』を塗るのが一番良いのですが、板の表面がテカテカになってしまうのは困るらしい。
 しからばこれだ。アルデヒド吸収剤『エンゼロイド』です。グラフト重合体って、難しい製法で作られた薬です。市販されている対シックハウススプレーより数十倍濃いタイプ。これなら塗っても表面は変わりない。

 塗ってみます。メーカーの推奨使用量は1平米あたり100g。結構ビタビタに塗っても余ります。2度塗りしなくちゃいけません。

 乾燥後。おお、見事にアルデヒドの発散が止まりました。下のが処理前の色。歴然ですな。
 さて……。塗りに行っても良いのだが、もの凄い数なんだよな。敵は。倉庫いっぱい。





猫と暮らす

セカンドハンズは優れモノ


 武蔵境駅前の桜並木、良いカンジで咲いてまいりました。昨日は何かイベントも行われていたらしいです。

 しかし、全国的にソメイヨシノ種の高齢化が進んでいるらしく、幹に瘤ができる病気が流行っているとも聞きます。この並木も何本か植え替えが行われるらしい。……もう月末になるんだが、今月中にやるんじゃなかったのか?

 それはそうと……。先月から今月にかけて『新築住宅の2階トイレだけが臭う』というトラブルの調査依頼が続いています。
 それはそう珍しい案件ではないのですが。去年一昨年はその原因が汚水配管と便器の接続部のパッキン不良だったのですが、今年は『建材(合板)臭の侵入』ってパターンに変わってきました。

 こんなところから漏れ出してくるんだな。

 ほとんどのトイレは狭いから、特異なニオイはすぐに判ってしまう。しかもマズいことに、壁内に使われる強度用の合板は何となくアンモニアに似たニオイがするんだな。
 なので皆配管の漏れを疑ってあっちを調べこっちを調べ、便器を外したり1階のと交換したり、大変な苦労を強いられて。それでも原因がわからない。

 こーゆう苦労を見るにつけ「新築より中古住宅の方が良いんじゃないか?」と思ってしまいます。

 昔バイクに乗っていた時に、「ド新車よりも腕の良いライダーが乗っていた中古の方が絶対良い」と言う考えがありました。
 新車にはどうしても面倒な『慣らし(深夜の首都高10周)』や『初期故障』が付きもので、何よりそのバイクの『癖』を誰も知らないのが難点です。
 そこ行くと、良いライダーが乗っていたバイクは新車故の不具合も出尽くし、程良く使い込まれたエンジンはそう簡単に故障しません。
 何より、その車体がどこが壊れてどう直したか。高速コーナーで段差踏んだときにどんな挙動を起こすか、知り尽くしている人間がいるワケです。これは自動車保険にも匹敵する安心です。

 住宅も、ただの『建造物』にヒトが数年暮らすことによって『住宅』になって行くわけで、新築故のニオイだって何年も使われているうちに抜けてしまいます。不具合があれば手直しされているでしょうし、年数を経ることによって却って各所の使い勝手が良くなるものもあります。
 人が住まなくなった住宅が『廃墟臭』を漂わせ始めることの速さは不思議なほどですから。使われることによって家はどんどん良くなるものなのでしょう。

 まあぼちぼちと、景気の影響もあって『中古住宅だってそれなりにメリットあるんでないの?(誠)』という考え方も出始めたようです。ホームインスペクター(住宅診断調査士)の需要もこれからなんだろうな〜。




居心地のいい場所で

建築・建材展2009

 臭気判定士たるもの、やはり最新の建築技術情報に通じていなくてはなりません。少なくとも私は。

 と言うわけで。ビックサイトで開催中の『第15回建築・建材展2009』を見学して来たんだな。決してネタのためだけに行ったのではありません。
 来週はまた現場が続くので、何かやるなら今週中。

 その前に燃料を入れておかなくてはいけません。何せ歩き回りますから。ビックサイトで値段相応のメシと言ったら、もうコンビニ弁当しかありません。

 それを西館屋上旧コスプレ広場で食べるのが『』のやりかたのような気がします。12時前だから貸し切り状態。

 船は通るし羽田に離着陸する飛行機は見えるし。晴れていれば非常に良い場所です。最近中央防波堤外側処分場の防爆蒸気臭は漂って来ないな。

 のんびりしている余裕はないので食ったらすぐ突入します。水に浮くモルタル。発泡スチロールビーズが混ざっているらしい。

 水に浮くアヒル。じゃなくて、軽量ブロック積んで塗ったら即防水ってスーパー塗料。EIFS JAPAN(株)の『ガーディアン』だそうです。コンパネ釘で打って箱作って、コレを塗ったらもう水槽になるんだな。これわ凄い。
 横に塗料のサンプルがあったけど、以外と『ねとねと』していなくて塗りやすかった。

 LEDライト付きキャップ『パンサービジョン』(ももたろうの独り言)ちょっと欲しい。帽子似合わないけど。

 これは凄い発明です。『向こう側に手が入らなくても板にボルト固定できちゃうぞ』システムだそうです。混んでてパンフもらえず。


 で。ここです。札幌の『(株)ホーム企画センター

 床下や1・2階間に炭を入れて空気の浄化を図る設計。それだけなら別に目新しくありませんが。

その量1トン


 吸着性能では活性炭に劣る木炭ですが、これだけの量があれば効果は出るでしょう。非常時に取り出して燃料にもできるし。しかも。

第2種24時間換気システム


 つまり吐き出す換気扇じゃなくて、ブロアでもって家の中に外気を押し込んでいるのです。これは一般住宅では初めて目にしたぞ。

 外気の吸入システムには、花粉除去の『高性能フィルタ』と『Nox除去フィルタ』が備えられています。これで清浄空気を1・2階間に取り入れて大量の木炭でさらに濾過して家全体に供給。排気は一箇所だそうです。

 家の中の空気を清浄に保ちたいのであれば、室内の気圧がさがってしまう第3種換気では難しい。変な所からニオイが入ってきちゃうのはこのブログで何度もネタにしている通りです。
 特に花粉対策で換気を行うなら、「入ってくる外気はフィルターで濾過されたものだけ」にできる第2種換気が理想的です。

 空気の出し入れをマイコン制御する第1種24時間換気であれば、ある程度の清浄度は保てますが。やはり若干の負圧が発生するのでドアの開閉や窓の開け閉めによって花粉が吸い込まれてしまいます。

 第2種24時間換気であれば家の中は『加圧状態』ですので、ドアを開けると家の中の空気が外に出て行きます。つまり花粉を吸い込むことがない。
 「キッチンで換気扇使ったらどうなるの?」とかの意地悪い質問は控えました。同時給排気型にフィルター噛ませて、さらにフィルタ付き差圧ダンパーで何とかなるだろ。

 ついでだから『ライティングフェア』も覗いていく。照明の展示会なのに薄暗いのはなぜでしょうか? まあそうじゃないと展示品の照明が目立たないわな。

 『有機EL』だけで照明しています。薄っぺたい板がぶら下がって光っている光景は、何だか『第四惑星の悪夢』を彷彿とさせてくれます。



湿気対策

業務上加湿障害


 雪の予報でしたが、今のところ降ってはいないようです。家を出たときはやや雨音が怪しかったので心配したのですが。
 
 しかしウチの事務所では、昨日から雪より重大な問題が発生しておりまして。


インフルエンザ患者が出てしまったんだな。


 いちお熱が下がったので昨日から出勤してきていますが。菌が根絶されたかどうかは判らないんだな。
 これわヤバいです。予防に越したことはありません。幸い取引先が抗菌マスクを作っているので、ウチに在庫は大量にあります。
 インフルエンザ感染の簡易テストセットも発売になったらしいので、それも用意したいところです(GiGAZINE)。

でもこんな色してるんだな。

 N95だかどうだか知りませんが(日々是勉強)、とにかくこれでわ事務所が手術室になってしまいます。仕方ないから加湿だ加湿。うわ! 25%切ってる!
 道理で唇が乾くわけだ。


 通電グツグツ方式の加湿器を3台とも出動させました。

 ついでだからコレも入れてみる。安定化二酸化塩素。クレベリン的効果もあるはずです。電解されても多分塩素ぐらい出てくるだろ。

 30分ほどで45%まで上昇。とりあえずこれでパンデミックのリスクは低下。

 ただ、気になるのが水タンクの底に発生するこの黒い物体だな。塩を入れるから、多分ナトリウムと電極の炭素が反応した「何か」じゃないかと思うけど。……炭酸ナトリウムかな? あんま気持ちよくない。






湿気対策

クレベリンを買ってみた

 え〜。……またスマッチ鯖が落っこちておりましたが。大丈夫でしょうか? もしかして私が写真バカスカ貼るからでしょうか?

 とうとう12月になってしまいまして。師走ですな。普段からバタバタ走っているような状態ですから、今月は全力疾走しなくてはいけないかも知れません。
 あ、そうだ。『においフェチに捧ぐコミュニティ“nioibu”』ってサイトが新たに公開されまして、私もちょっとだけお手伝いしています。何かいろいろ“におい”にこだわりまくったコミュサイトらしいので、良かったら入部してあげてください。

 え〜それで。

 話題の『ラッパのマークの“クレベリンゲル”』を買ってきました。

 箱の中に入っているのはこれだけです。取説は箱側面ですな。何か早速写真貼りまくります。

 これは『ゲルの元』。鮮度保持剤とか乾燥剤じゃありません、間違って捨てないようにしてください。これがないと“クレベリンゲル”になりません。

 ゲルがパウダーで入っているってコトは、ボトルの中は二酸化塩素の液だけですな。ちょっと嗅いでみましたけど、あんま塩素くさくありません(※危険ですから直接嗅がないでください)。でも蓋開けた時にちょっとガスが出ました。
 安定化してなきゃ結構臭うはずなのですが。そう言えば店頭にあったサンプルは結構塩素くさかったぞ(※しつこいようですが直接嗅がないでください)

 ゲル粉を見てみますと……。おや、明らかに吸水樹脂とは違う白い顆粒が混ざっています。多分活性化させるための有機酸じゃないかな?
 これが入ればpHが崩れて二酸化塩素が発生……。でもそれじゃまるっきり安定化二酸化塩素じゃないか。珍しくも何ともないぞ。

 ゲル粉を入れてみました。別に反応はしないようです。入れたらそのまま15分放置して、ゲル粉が二酸化塩素液を吸うまで待ちます。
 試しに白いキャップをもう一度閉めてみましたが(※危険かも知れないのでマネしない方が良いです)、別にガスは出なかったようです。

 ゲルが固まりました。この状態だと少し塩素くさいです(※くどいですけど直接嗅がないでください)。やっぱ活性してるのかな?

 スリット付き蓋を取り付けて準備完了です。これでお部屋に設置するとインフルエンザも怖くないらしいです。

 交換の目安はキッチン・リビングみたいに広い空間で1ヶ月、トイレなど狭いところで2ヶ月だそうです。
 ……しまった、今日の日付を書いちゃった。



 ところでと……。ここまでのレビューなら、別に臭気判定士でなくても書けます。こっからが本題。

 二酸化塩素の殺菌効果ってのは、ウィルスや微生物のタンパク質に吸収されてそれを破壊するからなのですな。確か加水分解して亜塩素酸になって阻害するんだな。
 大幸薬品の売りって、もしかするとこの加水分解が起こりにくいってところなのかな?

 それで。

 米国産業衛生専門家会議(ACGIH)によりますと。
『通常1日8時間、週40時間での許容値(TLV-TWA)』が0.1ppm
『15分間内における平均値が越えてはならない値(TLV-STEL)が0.3ppm


『LC50吸入毒性(おネズに4時間吸わせ続けて、全体の半分が死ぬ濃度)』が32ppm
 やっぱ効くだけあって、結構ヤバい化学物質です。

 でと……。閾値閾値(ニオイを感じ始める一番薄い濃度)……。え〜と、どこにも出てないぞ……。
 あ、『安全衛生情報センター』ってところに出てた。「臭いのしき(閾)価」って書いてるけど、「いきち」です。

え〜と。 9.4ppmか。





……え"?





9.4ppm?






……マヂですか?





『1日8時間までなら吸い込んでも大丈夫じゃないかな〜』って濃度は0.1ppmです。



 よーやっとニオイが判る濃度が9.4ppmの物質で、0.1ppmだったら全くニオイなんて感じません。0.3ppmだって同じ状態です。

 これじゃクレベリンが臭ったら、そこには15分以上居てはいけないレベルをはるかにオーバーした濃度だってことになりますが。

 確かに箱の取説には『成分臭を感じない状態でご使用下さい』『成分臭がするときは換気をしてください』と書いてあるけど、そりゃそうだわな。これは危なすぎる。

 う〜ん。う〜ん。これわもう、大幸薬品に聴いてみないといけないような気がします。

※2009年5月4日追記:クレベリンの使い方についてはこちらを読んでください。


マニュアルが大切

臭気封水師

 え〜。やらなくてはならないコトが多すぎて、軽くパニック来ております。大嶋も再来週に迫った産業交流展の準備で、耳からケムリ出してます。

 炎上予防のために、モニターのそばに消火器を設置しました。バンダイは何でこんなモノ作ったんだ? 中身は三井製糖のアレだな。リセッシュとかと同じだ。ってコトは間違いなく効く。ちょっと香料強すぎるけど。

 で。今度扱うことにしたのはこれだ。

 何かって言うと風水強化剤……。じゃなくて封水強化剤なんだな。強化って言っても逆流防止ができるワケではありませんが。

 成分は植物性オイルに界面活性剤、防腐剤に防カビ剤、ついでに防錆剤。放っておくとこのように分離しますが。

 振るとすぐにエマルジョンします。で、またすぐにセパレートする。

 こいつを一定量排水トラップに流しますと。封水に混ざって、やがて分離します。そーすると、トラップの両端にオイルの膜ができまして。つまり封水が蒸発しなくなって、しかも腐らなくなるって仕組みです。

 何て単純、何て有効なんでしょ。もちろん水を流したらドレンジャーも流れて行ってしまいますから、普段使いじゃなくて販売中の住宅や長期に家を空けるような時に使います。排水口に水を流すためだけに物件を回らなくても済むんだな。

 1リットルボトル入り5,500円(税送料別)です。1本あれば軽く20箇所以上の排水口に使えるんじゃないかな? お問い合わせはこちらからどうぞ。コメント欄でも良いですよ。
 あ、『消臭器』の方はヨドバシとかのホビーコーナーにあります。



・お掃除上手

宣託の資格


 無事病院までたどり着きまして診察を受けました。耳ダニがまだ取れません。暴れると帰って痛い目に遭うってのを知っているのか、にゃぢさん大人しいものです。

 ワクチン打って、口の中のクスリを出してもらいました。前は、帰ってくると向かいの自転車置き場の屋根まで逃げてこっちを睨んでましたが、慣れたのかそれともストーブの魅力に負けたのか、外には行きませんでした。
 

 それでまあ、猫とは関係ありませんが。

 全自動の洗濯機によく付いているこれ↑なのですが。TOSHIBAの全自動タイプだとだいたい付いている柔軟材の入れ場所ですな。パナソニックとサンヨーもちょっと調べてみたけど、この形は東芝だけらしいです。
 東芝とサンヨーは取扱説明書をダウンロードできたのだが、パナソニックはWEBに取り扱い説明書を置いていないらしいです。

 で、コレが何なのかって言いますとですね。写真は掃除後なのでじゃそれほどでもないのですが、外してみたら裏側がカビで真っ黒だったのですね。shock
 何せ形状が複雑で水がたまりやすい&乾きにくいって理想的な環境ですから、モロにカビと微生物の温床です。いくら槽洗浄かけてもニオイが取れないと思ったら、こんな場所に潜んでいたんだな。

 このように↑、洗濯が終了しても柔軟材の受け口にはたっぷり水が残っております。また水垢も発生してるな。
 ってコトは。せっかく槽を消毒しても次の洗濯で柔軟材を使ったら、ここに残っていたカビやら水垢が『どーっ』と槽に供給されちゃうんだな。これわ恐ろしい。
 とりあえず洗面台に持っていって過酸化水素ぶかっけてからカビキラーまみれにする。しかし問題は洗濯機本体の、スロットが収まっていた部分だな。

 ウエスやら綿棒にオスバンS含ませて拭いてはみたけど、こう奥が深くて形状が複雑だと取りきれません。う〜む。どうしてくれよう。

INAXにきいてみた

 『こうきう賃貸』で、お風呂の徹底掃除ちうでございます。

 何せ何から何までホテル並みでございますから、お客様じゃなくて住人様のご要望たるや半端じゃございません。浴室でニオイが出ただけで、デベロッパーから設備屋からメーカーの品管からユニット製造した化工屋の技術担当まで現場に駆けつけて参ります。オマケに臭気判定士までやって来ました。
 これわもう、ただ事ではないような気がします。でも結局やってることはちょっと気合い入れた掃除です。これわ激しいただ事です。


 そんなコトも関係するのですが、以前から疑問に思っていましたトイレからのニオイ発生がまた続いて起こりましたモノで。コレはもうメーカーに聴くしかありません。
 便器の構造やら汚水配管への接続方法なんかも知っておかないといけません。ヲタの臭気判定士はこれだからやっかいです。

 幸い新宿にはいろいろなメーカーのショールームが揃っております。と言うワケで、五十音順でまずINAXに話を聞きに行って参りました。

 “衛生陶器”でぐぐりますと。INAXとTOTO。……やっぱこれだけ? あとは名古屋に『ジャニス工業株式会社』ってメーカーがあるけど、この便器は見たことがないな。あ、PDFで図面置いてる。あとでダウンロードしてみよ。
 『ネポン株式会社』ってところもあるけど、これは簡易水洗システムだな。

 え〜。それで、リフォームコンサルタントの高橋さんにいろいろ伺いました。

 ここはショールームですから。現場での細かなトラブルについての情報などは入ってこないでしょうけど。このような↑資料はお話しながらどんどん打ち出してもらえます。

 う〜ん。『排水ソケット』か。以前現場で見た時はこんな部品付いていなかったな。汚水管に接着して便器固定のねじを床に打ち込んで固定か……。
 接着剤の塗りが薄いとか、極端なとこ『接着剤付けるのを忘れる』っての、あるかな? 合わせを見るために置いていたソケットを、うっかり接着剤付けないままネジ打っちゃうとか。
 下水管のニオイがだだ漏れしてた便器もあったからな。
 広報を窓口に設計まで話を繋いでいけるルートを教えていただきました。ありがとうございました。

 トイレとは関係ないけど。家具のようなアートのような階段そんなあなたに)。ずいぶん薄っぺらな材質に見えるけど、大丈夫なのでしょうか?





・ハイグレードな部屋

ニンゲンハロゲンメタン源

 ままぶりさんが記事にしていた『インフルエンザ予防ゲル』。一体成分はなんだろうと思ってメーカーページを見てみたら、何のことはない二酸化塩素なんだな。
 まあ『何のことはない』って思うのは一部の人に限られますが、二酸化塩素って物質は消臭や消毒を行う業者にはおなじみのモノです。一般のヒトじゃ、この『クレベリンゲル』ぐらいしかお目にかからないかも。

 二酸化塩素ってのは、えれ〜危険なガスでして。毒性もさることながら一定濃度越しちゃうと爆発します。だから確か保管も輸送も禁止されているんじゃなかったかな?
 で、その超危ない二酸化塩素を、発生させたらどんどん水に潜らせる。するとこれがどんどん溶ける溶ける、溶けて『二酸化塩素水溶液』ってモノになります。これでよーやっと世の中のお役にたてる。
 と言っても、やっぱり2000ppmとかの高濃度二酸化塩素溶液はニオイももの凄いし、ちょっと何かが混ざると二酸化塩素ガスが大発生するやっぱ危ない水です。
 なのでアルカリ性の成分を入れてやる。すると『安定化二酸化塩素』って言うかなり扱いやすい製品になります。ウチにも5キロばかり常に在庫がある。

 『インフルエンザ予防ゲル』は、この二酸化塩素水溶液か安定化二酸化塩素を吸水ポリマーに吸わせた製品なんだな。どんどん気化したほうが良いだろうから、安定化させてない中濃度の二酸化塩素かな?
 実はそれほど危ない二酸化塩素ですから、そりゃもう殺菌消臭に良く効きます。でも間違ってもゲルの蓋開けて酸性の液体なんか入れないように。死ねるかも知れません。(※危険だと思うので実験しないでください)
 そのままでも部屋に2個置いたら結構塩素くさいらしい(記録好き)。

 で。二酸化塩素ガスは空気より重いです。だからなるべく高い場所に置いたほうが良い。エアコンの吹き出し口の近くなんかが良いかも。でも直接熱気があたる場所だとゲルが早く気化しすぎる恐れがあるから注意です。
 24時間換気システムが付いている家なら、外気取り入れ口付近に置いておくのが良いでしょう。

 しかし『トリハロメタンを生成しにくい』って書いてあるけど、トリハロって空気中でもできるのか? そんな大気メタン濃度高い環境って。……ごみ埋め立て地に建ったタワーマンションなら地中ガスを煙突効果で吸い上げて濃度出るかな?



 ……あ。いっこ、もの凄いメタン発生源があったわ。都市ガスは成分のほとんどがメタンガスだった。





 ってコトは……。




 ガス自殺しようとする時には部屋にクレベリンゲルは置いておかないほうが良いんだな。微量のトリハロメタンが発生する恐れがあって体に良くないから。
(^^)/☆(・(ェ)・;)

送り足払い

 本日は午後の8時から調査が入っておりまして、おそらく11時頃までかかるのではないかと……。よって午前中は休んでお昼からの出社です。でも相変わらず記事は書くものだから寝坊はしていられません。あんま意味ない。

 他の緊急相談が入っちゃって、『陸羽東西線』さまとのやりとりが中断していました。何か他にも中断している案件があるな。困ったぞ。

 匂いの探偵様。先日のコメントに錯誤がありましたので,お詫びと訂正をさせていただきます。
 バスユニットの排気ファンを廻すと浴室内が負圧となり,排水管の匂いがあがってくると書きましたが,洗面台,浴室,便器,いずれも排水管はU字トラップで封鎖されておりますから,正常な設備では管内の空気がバスに揚ってくることはありません。ここを間違えました。

 排水は排水管と汚水管を通り,下水に放流されます。途中,タテ管を最下階まで水が落下するとき,水の背後に大きな負圧が生じ,U字トラップに留まっている封水を引っぱってしまい,トラップががら空きになることも起こりうる現象で,このときは匂いが堂々と入ってきます。
 説明の順序が下手ですみません。この現象,トラップ内の封水が破れないように,実は仕掛けがしてあります。建物の最上階に開口部がありますが,通気管という,立ち上がり(排水管のタテの部分)の先端が通気管に接続されており,排水落下時の強い負圧は,通気管から導かれる外気がキャンセルします。通気管の開口部に異常が起こり,外気が入らなくなったときは匂いの原因のひとつとして,考えられることです。
 すでにご存知でしたら,とんだおせっかいをしてしまいました。そのときはご容赦ください。


 いえいえ、お節介だなんてとんでもございません。
 確かに縦管(エア抜き管)の不良によるトラップの機能不全ってのはあります。戸建で2階にもトイレがある家ですと、1階にある他の配水管との関係でエア抜き管が効かなくなって、トイレ内にある手洗いボウルのトラップ水が吸い取られちゃう現象がありました。
 マンションのエア抜き管にスズメが巣をかけて詰まらせちゃったなんて信じられないトラブルもありました。
 原因がどうあれ、トラップが切れると激臭が侵入して参りますので、その辺は私が出動する以前に何らかの手当てが施されていることが多いです。

 しかしまあ、『切れちゃってるのに全然気がつかない』って事例もたまにはありますねぇ。このネタは明日の記事に取っておくか……。

 先日見た『何かうすら寒い建物』

 1階を取っ払っちゃったのだろうけど。これで良いのか?

 震度4来たら、こっち側ダルマ落しです。もう人は住んでいないようですが、見てるだけで怖いから早く何とかしてもらいたいところです。

家の中の伏流水

 今日は横浜の現場に9時半集合なモノで、6時にもう出社してきております。景気は悪いのに忙しい。今日は8時までに書き上げなくちゃいけません。

 で、『hiiro』さんのとこ。

 洗面所とお風呂が隣同士なのですが、洗面所単独の換気扇のスイッチがありません。お風呂の換気扇を回すと、洗面所の換気扇らしき部分は若干空気が出入りしているので、洗面所のは換気扇ではなく単なる換気口かもしれません。
 なので、お風呂の扉を開けて洗面所とお風呂を繋げた状態で、洗面所の窓を開け、お風呂の換気扇を回しています。お風呂の窓を開けると空気が循環しないので閉めています。洗面所から廊下に繋がっているのですが、その仕切りの扉も閉めています。
 臭いの状況はここのところ様々で、洗面所の窓を開けて換気扇をつけても臭いがましになる時もあれば、ひどくなる時もあります。
 今日、洗濯した後に洗面所に行ったら、なんだかもわっとした臭いがしていました。洗濯で湿気が出たせいでしょうか?


 はいはい。よくある『浴室換気扇からダクト分岐させて脱衣所からも少し吸う』ってタイプですね。同じ条件で使用していても、ニオイが出たりでなかったりってのがやっかいですね。
 しかし何となく、『浴室換気扇の排気が洗面所の窓から入ってきてる』ような気がします。窓と浴室換気扇の排気口の位置関係を調べてみて下さい。

 それからやはり一番気になるのは『壁の内側を流れた水』で、それがどこへ流れたのかが最大の謎です。ヨソへ迷惑かけないでどっかへ行ってしまったなら、まあそれはそれで良かったのですが。
 最悪なのは『流れないで床材とスラブの間に溜まっている』とか『根太やスラブに全部しみこんじゃった』って状態です。最悪床が腐っちゃう。
 たとえ床下に水がなかったとしても、石膏ボードの裏を水が流れたのですから、ボードが無事であるはずがありません。壁裏は絶対湿気てます。これも放っておくと壁の中にカビ生えます。

 『トイレの換気扇から黒いすすみたいなモノが落ちてきた』ってのも、家の中の湿度が高くなってホコリが湿気を吸い、重くなって落ちてしまった恐れがあります。ただの偶然かも知れませんが。

 どーしたら良いかって言うと、乾燥させるのが一番良いですね。お風呂がユニットバスでしたら、天井が開けられると思います。踏み台持ってきて、一度天井裏に頭つっこんで湿気とニオイを確かめてみてください。
 もしひどく湿気っぽくてカビくさかったら、もう一刻の猶予もありません。カビが全体に回らないうちに、水の音が聞こえていたあたりのボード撤去して壁の中確認した方が良いです。黒いカビが出ていたら消毒しなくちゃいけません。
 『何か時化っぽいな〜』程度でしたら、天気の良い日に浴室天井の蓋を開けて、一日中扇風機で風を送り込んでやるのが良いです。押し入れの湿気取りを何個か置いておくのも、何もやらないよりは良いでしょう。

 え〜、それから。『クロス張り替えの時にボードに消臭剤塗布』ですが、上に書いたような事態が発生していたら何の役にも立ちません。問題は裏側ですから。
 天井裏と、できたら壁の内側の検査。それから『水が流れ落ちた音がした』ことを話して階下のお部屋でも何か起こっていないか確認した方が良いです。水と空気はどこへどう流れて行くか想像も付きませんから。



・水周りには、トラブルがいっぱい

怪しき水音

 え〜。講習会の講師を終えて帰ってまいりました。朝『ロケより楽』とかヌかしておりやがりましたが。訂正。全然楽じゃない。何せ年に1回のことですから、話し方の調子を取り戻すのに約15分。

 その間若干話のスピードが速くなってしまったので、ぴったり1時間のはずが8分も時間を余らせてしまいました。

 で……。『hiiro』さんからのお返事。長くなるから抜粋です。

①上から漏れた水は間違いなく上水(水道水)だったのか

これは間違いなく上水だと思います。水漏れの原因が、上階の給水管のお風呂の蛇口につないでいる部分が老朽化で破損していたとのことでした。また、上階で水を全て止めても、水道メーターの針?が動いていたそうです。

②壁の材質は何ですか?

叩いたらコンコンと空洞のような音がします。これは石膏ボードでしょうか? 試しに押しピンをさしてみたら、白いものがピンの先に付着しました。

③クロス(壁紙)に変化は起こっていませんか?

 水漏れしたのが、全ての箇所で電球の部分からがメインだったため、壁紙にはほとんど変化がありません。
 よくある地図模様みたいなものは皆無です。洋室の天井で、壁紙の継ぎ目部分に茶色い線がついたのが一番目立つ変化で、それ以外は、壁づたいに水が垂れていた部分にはものすごく薄く黄色っぽい線がついていますが、注意してよく見なければわからない程度です。
 あとは、洗面所の天井の壁紙の継ぎ目が少し剥がれているのと、若干壁紙が浮いているというか、中に空気が入っているように見える箇所がいくつかあります。ただ、水漏れ前にしっかり見ていたわけではないので、水漏れによっておこったのかどうかははっきりしません。

 最初に水漏れが始まった洗面所で、壁の中から明らかに水音がしていた部分がありました。その部分の壁から甘い臭いがします。

 エンゼロイドゲルという消臭ゲルを置いて以来、トイレ内の臭いがかなり軽減しました。他の部分も少し効果が出ているように思います。
 ゲルの効果を早く出すためには空気を循環させた方がいいとあったので、洋室では窓を閉めて扇風機を回しています。
 洗面所も今は窓を閉めています。最初は窓を開けて換気扇をつけていたのですが、換気扇をつけると、臭いがひどくなるのです。換気扇はつけなくても、窓は開けておいた方がいいのでしょうか?

 全く関係ないことかもしれませんが、不思議なことがおこりました。今日帰宅した後トイレをみたら、黒いすすのようなものがいくつも落ちていました。トイレの換気扇をつけると、そこから更に落ちてきました。水漏れ前にはこのようなことは一度もありません。


 ふむふむ。間違いなく石膏ボードですね。その壁の内側を、結構な量の水が流れ落ちたんだな……。ちょっと待て。その水どこ行ったんだ?
hiiroさんのところが1階だったら土台部分に落ちていくだけだけど。中間階なら下の階にも被害が出るはずだな。

 状況をまとめると。
①石膏ボードの表側にはほとんど出ないで、壁内を流れ落ちた。
②若干クロスの浮きなどの現象が発生している。
③水の流れる音がしたあたりの壁がにおう。
 これはもう。「石膏ボードが濡れたためにニオイを発生させるようになった。あるいは上の階から水が流れ落ちてくる間に水にニオイがついた」としか考えられませんね。

 一箇所意味がわからないところがありますので、ちょっと説明してください。『洗面所も今は窓を閉めています。最初は窓を開けて換気扇をつけていたのですが、換気扇をつけると、臭いがひどくなるのです』ってところですが、これは『洗面所にある窓を開けて換気扇を回すと、かえってニオイが強くなってしまった』と言うことでしょうか?
 窓の状態によって話はだいぶ違ってきます。『黒いすすのようなもの』のことも、関係しそうですね。

ぬけられます

 吉祥寺に出かけましたところ。今度はダイヤ街のアーケードがリニューアル工事に入ったようです。

 メンチカツ屋方向から見たところ↑。ただの商店街になってしまっています。来年の夏にリニューアル完成だそうで、今まで露天で並んでいたメンチカツ行列も、一部屋根の中に入れるようです。私は並ばないからどーでも良いですけど。
 しかし、旧アーケードの撤去。サンロードもそうだけど、店舗の営業を妨げないように突貫工事で一晩で取っ払ったんだろうな。たいしたものだ。

 そんなコトとは全く関係ない、井の頭公園に向かう途中の超小所帯アーケード。魚屋と花屋しか入っていません。でも焼き魚が美味そうで、一度買ってみたいです。

 え〜それで。miporinさんのところのその後です。

 このニオイ問題が、隣人の問題ではなくマンション自体に問題がある可能性はないでしょうか?
 夜のニオイがひどいのですが、夜に窓を開けるとニオイが入ってくるので夜は窓を締め切って換気扇も切って寝ています。この入ってくるニオイを消すか、入ってこないようにするにはどうすればいいでしょうか?


 こーゆう場合。自治会に無断であれこれ動いてしまうと、解決したとしても『しこり』が残ってしまいます。
 正式に『部屋に原因不明の異臭が入り込んで来ます。専有部分のことですので自分でにおいの専門家に相談して対処を行いたいと思います』と組合か自治会に必ず届けを出しておいてください。口頭ではなく文書で。管理人の対応にに不満があるのでしたら、その際にこれは口頭で苦情を言っておく。

 ニオイの侵入防止ですが、トイレと浴室の換気扇はどうなっていますか? 台所の換気扇を止めるとそこから入ってくるそうですが、トイレや浴室の換気扇が回っているとそれが吸い込みの原因になります。
 マンション自体の構造問題ですが、確かに問題はあるでしょう。しかし「昔の建物だから仕方ない」と言われてしまったらそれまでです。

 入ってしまったニオイの退治ですが、普通に販売されている空気清浄機では『脱臭』まではできません。ほとんどの機械はホコリや花粉の除去しかできないと言えます。
 私が脱臭効果を確認できたのは『富士通ゼネラルHDS3000S』だけです。家電量販店などでは扱っていないらしいので、今のところここの通販で買うしかないようです。
 ニオイ確認実験の詳細については、休み明けに連絡いたします。アドバイスはしますから、ちょっと待ってください。

すべりすぎ宇宙

 『産業交流展2008』に出展することになりまして。大嶋が一人で準備を進めていたのですが、手が足りなくて私も企画段階から参加することになりました。主に電飾担当。
 あと1か月ちょっとしかありません。これわ大変。
 
 どーでもいいことですが朝食にバナナ。

 別にダイエットしようって気はありません。ナトリウム排出のためのカリウム摂取なんだな。カロリーもミネラルも程よく含まれた、なかなか良質な食品です。
 ハワイに移民した日本人は、当初貧困に苦しんで『ポイとバナナだけ』という食生活を送ったそうです。ポイってのはタロイモの粉(デンプン)を発酵させた糊状の食べ物で、まあ芋で作ったヨーグルトですな。考えてみりゃ健康的な食事ではあります。

 それはまあそれとして。ウチの近所↑じゃバナナは品切れってもいないし値段も上がっていません。『バナナダイエット』の実行者がいないらしい。
 そう言えば。『なぜかロンドンの街中にはやたらにバナナの皮が落ちている(GiGAZINE)』らしいです。東京じゃそんな危険なモノ、やたらに落ちてはいません。しかしバナナの皮ってホントに危険なほど滑るのか? ここは滑りの達人、電話男の鈴木さんに論じていただきたいところです。

 え〜と。久しぶりに全然関係ないぞ。関係ないついでにこの紙飛行機ぜひ拾いたいぞ(IT mediaNews)。

 『流しの下』異臭の続き。麦畑さんの調査結果です。
 
 洗面台下の収納からのドブ臭。石川様のコメントを参考に接続部分を確認しましたが、抜けている、隙間があるなどは無いようです。
 また建材臭の可能性ですが、築年数と今までドブ臭がしなかったのを考えると可能性としては皆無です。

石川様は何が原因と推察されますか?


 う〜ん。これはもう、見てみないと判りませんねえ。「扉を閉めていてもくさい」レベルですから、かなりの通気が発生しているはずなのですが。一度デジカメで問題の場所を撮って、送っていただけますか? こちらに記入いただけましたら送付用のアドレスを返信いたします。



・キッチン周り

検知とすみれ

 『流しの下からのニオイ』の回答に2日かけていたら、miporinさんのところが深刻な状態になってしまいました。
 
 臭いに悩まされてから、母の体重がどんどん減ってきていて、心配です。ニオイ採取セットのレンタルを申し込みました。どうぞよろしくお願いします。臭いが本当にあれば、その臭いが体に悪い臭いかどうかを確認してもらうことは可能でしょうか?
 臭いが体に悪いのか、精神的なものなのかがわかりません。実際、石川さんが嗅いだら頭痛がしたりセキがでたりする臭いはあるのでしょうか?
 母が言うには、やはり窓のない部屋のコンセント(隣室に接しています)からにおうそうです。その部屋に入ると、時々隣室から「カチッ」という音が聞こえるそうで、やはり壁が薄いのが原因でしょうか?
 ベランダや窓から入ってくる臭いには苦情がいえても、壁のコンセントからの臭いには苦情はいえませんよね。


 『採取セット』の準備をいたします。その前に採取場所とか、いろいろ確認しなくてはならないことがありますので、それはメールで伺います。
 え〜、それで……。シックハウス系のニオイ苦情で、屋根裏とかに入ってムセたり眼が痛くなったことはあります。でも生活空間内でそんな状態になったことはありません。
 ニオイの質から「体に悪いかどうか」を判断することは、かなり困難です。と言いますのは、有毒物質でなくても『何かのニオイ』で精神的なストレスを受けてアレルギーに似た症状が出ることがあるためです。
 『そのニオイが何の物質なのか』っていうのも、ほかにいろいろなニオイがあったのでは判断が難しいです。

 『窓のない部屋のコンセントからのニオイ』ってのが問題ですね。普通の状態であればコンセントや壁のスイッチから、壁内の空気が出てくる現象は起こりません。起こるとしたら家の中の気圧が低くなっているからです。

 母の症状が「シックハウス症候群」の症状に似ていることに気づきました。ただ違うのは、家の中にいるといつでも症状があるわけではなく、隣室から臭いが入ってくると症状がでる、というところです。
 以前、保健所の人に簡易検査というのをしてもらったことがあって、トルエンとベンゼンは何もなかったんですけど、ホルムアルデヒトはピンク色に変わりました(赤くなったら基準値オーバーという検査です)。
 ただ、朝の湿度がかなり高い時間帯だったため、ピンクでも標準内だから問題ないといわれました。ちなみにこのときは隣室からの臭いははいってきていませんでした。
 いつも隣から臭いがはいってきて具合が悪くなるので、ほとんど窓は閉めているのですが、窓を開けて換気した方が症状はよくなるのでしょうか?シックハウス症候群の場合は換気が大切だと書いてありましたので

 やはり『窓の閉め切り』を行っているのが裏目に出ている恐れがありそうですね。台所の換気扇を使わなくても、トイレや浴室などの換気扇が回っていたら、家の中の気圧は下がってしまいます。
 また、古いタイプの集合住宅ですと、全部の換気扇排気を集合ダクトでもって屋上から排気している構造の建物もあります。この場合、吸い上げを良くするために屋上にファンが付いていて、部屋の換気扇が回っていなくても勝手に吸い出しが発生しています。ファンがなくても煙突効果でやっぱり吸われちゃう。
 やはり窓を開けて換気した方が良いと思います。

 で、保健所が行った『簡易検査』ってのはこーゆう器械↓を使ったのでしょうか?

 これですとホルムアルデヒドの検出下限値が0.05ppmなのですが。その場合検知管って反応が出るガラス管を冷蔵保存しておかなくてはいけないので、標準の下限2ppmのを使用したんじゃないかって気がします。でも住宅内の測定でそんなレンジの検知管使うかな……。
 トルエンだって検知管だと測定下限値1ppmだし、嗅覚閾値と言ってトルエンのニオイを感じる濃度が0.33ppmだから3倍の濃度があったとしても、この検知管では反応出ないんだな。

 もっと薄い濃度を測ろうと思ったら、こんな機械↑を使わなくちゃいけません。
 いろいろ不安はおありでしょうけど、なるべく窓開け換気を行ってください。
 



・湿気対策

雲うろこいつの間にやら彼岸花

 日曜と祝日の間に有給を取りましたもので、土曜を入れて形の上では4連休を取っていました。と言っても土曜は管理組合の理事会終えて、スマッチ書いたらもう夕方になっていましたけど。

 昨日は『秋分の日』でしたが、良い天気でした。
 上の写真はこないだの河口湖駅前。何か判りませんが機能的とは思えない金剛杖。旭日旗が逆さまですけど、良いのか?

 さぞかし机の上にメールやファックスが積み上がっていると思っていたけど、そうでもありませんでした。でもエタノール4000ppmの臭気濃度って何だ?

 あ〜。頼んでいたVOC測定の見積もりが来ています。この案件、調査自体はそう難しくなさそうですが、その後の処理が非常に面倒です。
 本来私が関わるべきことではないのですが。調査資料がその後の展開を大きく左右するすることになるのは確実なので、道義上ある程度道を付けてあげないといけません。
 いずれスマッチャーの皆さんにお知恵を拝借することになると思います。




2092人の経験を参考に。

悠々地適

 え〜。腹いっぱい美味いモノ喰って、帰ってまいりました。お世話になったお宿↓は『時悠々「楽游」』ってところ。

 ご覧のように山の中腹。急坂を登らなくてはならないので、歩いて登る場合には金剛杖と缶入り酸素が必要です。
 内装は非常に今風シックに作られていますが、元はどうやら古い保養所か何かの建物だったようです。中の廊下など、所々で古い旅館のニオイがして微笑ましかった。

 お部屋もこのように。古色ゆかしい和室を、その風情を残したままリフォーム。なかなか良いカンジに仕上がっています。窓の解放感が素晴らしい。

 まあこのような温泉地も、不況のあおりと競合する施設との競争なんかでお客を呼ぶのも大変です。ここは不便な場所にあることを逆手にとって、『落ち着きと静かさ』をウリにしているようです。
 そのためか。広い方のお部屋は満室で、私たちが泊まったのはレギュラーのお部屋。こちらでも充分楽しめましたけど。
 「楽游」のロゴデザインを手がけたデザイナーさんのブログに、良い方の部屋が紹介されています本音夕)。

 それと料理ですな。私にとってはお風呂と同等の重要な点です。楽游さんでの食事は、レストランの広い半個室でゆっくりと。

 チーズの西京漬け、甘酢茗荷、アワビの煮貝、キノコの和えもの酒盗味。食前酒は白桃のリキュール。

 主菜は『溶岩焼き』この牛肉は生でも食べられるそうです。

 一番気に入った『蓬麩と穴子、海老芋の蝦葛あんかけ蒸』お代わり欲しかった。日本酒が欲しいところでしたが、実はこの時点でまだお風呂に入っていませんでした。何せ普段の夕食は午後9時……。

 スイカのゼリーに沈んでいるのは杏仁豆腐。豆乳を使ったティラミス風だそうですが、どう味わってもブラウニーだったのだが。コレも実に美味かったけど。

 朝ごはん。タラの西京漬け、豚の角煮、イカの沖漬みたいなの、小菜盛り合わせ、サラダとフルーツ。ご飯2杯食べました。げふ。
 ひとつ残念だったのは、地元河口湖で採れた食材が見当たらなかったこと。ムリして海モノ出す必要ないと思うのだが……。
 廊下の換気なんかも、もう少し工夫すればもっと快適になるはず。メール出してやろうかな……。

破壊耕作

 え〜。『無料で床下のシロアリ検査いたします』なんて言って、白アリがたかった木片を置いて行ってしまうとんでもない業者がいるそうですが。
 『大阪ガス』なんてでかい企業の看板背負って似たようなコトやる業者はどーしたら良いんでしょうかね?(GiGAZINE)

 大阪ガスは「ウチとその会社は直接の関係はない知らぬ存ぜぬ言いがかりだ」みたいなことを言っているようですが。対応間違えると……、って言うかすでに間違えてるけど大阪ガスぐるみの不祥事に発展する恐れが大です。ほらライブドアのトップにも載っちゃった

 点検に来て故障のタネ作って行くんだから性質が悪い。早く消火しないと『大阪ガス=ロクでもない会社』ってラベル貼られまっせ。

 で。tomomiさんからお返事。

①家は築10年ほどです。

②入居してから2年半です。

③24時間換気はありません。

④台所の位置は北東です。

⑤浄化槽の場所は玄関前のカーポートの下です。
 ちなみに玄関は家の西です。

⑥床下は土です。ただ土の下にビニールが敷いてあるようです。

 ……土の下にビニール? なんだろ? 湿気防止かな。浄化槽はやはりカーポート下と……。
 家の中の配置が見えないな。仕方ないから後で画に描いてみるか。


 関係ないけど先日のキッチンスタジオ。渡辺真理さんと髭男爵。私は別コーナーで流しの下にしゃがんで『下からヌーッと現れる』ってのやりました。

牛タンウレタンロクシタン

 え〜と。『管理者の設定でなんたら』っての、やっぱNGワード設定にひっかかってるらしいです。でもその文字列が何なのかさっぱりわからない。設定をどーやったのかも覚えてないし。
 まあいいや。そのうち思い出すかも知れない。

 昨日の日暮里駅近く。ニイニイゼミが鳴きました。帰りに武蔵境駅前でも鳴いていた。律儀な連中です。これからどんどんうるさくなるんだな。


 で。セミとは関係なく。これは断熱材の発泡ポリウレタンです。コンクリートに吹き付けると冷気や熱を遮ってくれます。でもたぶん『霊気』はムリだと思います。
 どーしてもそのテの機能を付加させたかったら、吹き付けた後に般若心経でも彫りこんでみてください。

 彫るといえば、いや彫るじゃなくて打つのだけど。昨日の某放送協会でやってた『板金職人』のお話面白かったなぁ(NBonline)。
 JRの試験車両とか、新幹線の「最初の1台」を作っちゃう職人さんの仕事ぶりだったのですが。3次元曲線をハンマー1本で叩き出しちゃうのが超凄い。
 イヤープロテクターじゃなくて普通の耳栓してたのが気になったけど。あれ、もしかして叩いてる鉄板の音を聴いてるのかな?
 新しく入ってきた若い工員に、板をムダにすることは覚悟で、叩いて製品を作り上げた満足感を教えようとするのが良かったなぁ。数字じゃない成果が見えるってのは良いものです。
 
 で。ウレタンだ。コンクリに密着して結露なんかも防いでくれるのですが。これが扱いを間違えると大変なことになるらしい。
 『R−NHCOO−R』ってのがウレタンで、こいつに何かのはずみで水が作用すると『R−NCO + R−OH』って加水分解を起こして、さらにそれに水が作用すると『RNH2 + CO2 』って二次分解を起こします。
 CO2はご存じ京都名産の炭酸ガスですが、『R−NH2』って窒素化合物がくせ者なんだな。これがアミンやアンモニアみたいな悪臭物質に限りなく近い。
 これがコンクリート表面のpH高い場所で発生したときに、どう転がって何が発生するか、ウレタンメーカーも知らないってンだから困ったものです。
 化学式の『R』ってのが不定物質で、要は「何でもアリ」。ここにメチル基やらエチル基がくっついちゃうと、かなり『いやなもの』が出来上がってしまいます。実はまさにそれが起こってるんじゃないかと疑ってます。だってニオイがそーなんだもの。

 あ、さっきのウレタンの加水分解は『ウレタン系シーリング剤の耐候劣化評価方法(旭化成・旭化成ホームズ)』って論文からの引用です。いつから私はこんなケミカルなこと手がけるようになったんだ?

 でこれが、現場では滅多に発生しないのですが。発生した時は致命的な大トラブルを引き起こすんだな。目下その評価データの作成ちう。午後は『スーパーニュース』の取材だ。




・トラブルのないように

シックバス?

 先日、西麻布の『こうきう』なマンションでニオイ調査を行った際のこと。ちょいと気になったのが浴槽とトイレ部を仕切る“シャワーカーテン”樹脂系のニオイが出ていました。
 まあPVC(塩ビ)なのでニオイがするのは当たり前なのですが、住まれている方が結構ニオイに敏感だったので何となく「良いのかな〜、コレ」と感じていました。

 そしたら。『シャワーカーテンから化学物質がどっさり発散!?』(livedoor-らばQ)だそうです。

 市販の製品はほぼ100%がPVCでしょうから、交換しようにも代替の品物がありません。もし不安でどうしても替えたいと言うなら昔ながらのゴム引き防水布を使うか、安全な樹脂であるPET(ポリエステル)フィルムを使うかですね〜。
 PETフィルムは『ルミラー』という商品名で東急ハンズでも扱っています。でも50ミクロンのバキバキしたフィルムなので取り扱いがかなりやっかいでしょうね。PEフィルムならもう少し扱いやすいだろうけど、シャワーカーテンになるような厚さの製品あったかな? ちょっとフィルム屋に聴いてみよう。



安心なマンション探し

脆い巨塔

 5月も終わりになりますが、何か雨降りの方が多かったような気がするのですが。気のせいかな……。今日の現場は雨漏りがそもそもの原因らしいから、都合が良いかな? ってなワケで、今日も出社しております。
 昨日、山手線の中で、立ったまま2秒ほど寝ました。完全に寝ました。片膝セルフカックンやってしまったくらいですから。これわいけません。来週は学会だってのに、座長席で居眠りしたら大変です。前日あたり代休取っておいた方が良いかな。要旨集も全然読むヒマないし……。

 それで、昨日の現場。

 足立区の住宅密集地です。隣のウチとの隙間、こんな。こちらでお隣が出してるタバコ臭やら何やらが入って来ちゃうので何とか良い方法をってご相談。
 お宅を調べて見ますと、去年リフォームを行った際にかなり手を打ってありまして。サッシは2重にしてるし同時給排式換気扇は付いている。

 おまけにこんなモノまで。『給気扇』ですな。これは凄い。外にダクトを立てて、2階の軒あたりから空気を取り入れています。これだけやってて何で隣のニオイ入ってくるかな?
 話を伺うと「これを使うと寒いから止めてしまう。寝るときはこれを止めて台所の換気扇を回して……」

 それじゃ意味ないじゃん。

 せっかく業者さんが一生懸命考えてくれたシステムが台無しです。この場合キッチンの換気扇は調理の時だけ使用して、普段は『給気扇』だけを使用すれば何の問題もなかったはずです。
 どうやら業者さんの説明が足りなかったらしい。それはともかく、この工事を手がけた業者さんはなかなか空気のことを良く判っていらっしゃいます。会って名刺交換しておきたいな。

 で。こんな挟雑でも隙間があれば何とかできてしまうのですが、マンションどころじゃない巨大構造物住宅の空調ってどうやるのでしょうか?
 『100万人が居住する火山型巨大タワー』(GiGAZINE→WIREDVISION)だそうですけど。衛生空調配管のこと考えただけでもう気分が悪くなります。
 ヘタこいたら、史上最悪の建築物ってラベル貼られちゃったあれですよ。
 しかも、およそ20年も放置した後に工事再開北朝鮮問題)ですか? エジプトの大手携帯の会社……。粗悪コンクリがさらに劣化した塔で何をやろうって気なんだ?



空調は完璧

住宅って、「使う」もの?

 今日も事務所を8時出発です。従って6時半出社。大学病院の屋上作業なもので、現場に着くまでに雨がやんでくれるといいのですが……。

 え〜と……。相談いただいている『you』さんと『北』さん。済みません。ちょっと待ってくださいね。特に、ここで調査依頼をいただいた『you』さん。給気口にファン付けるってのはなかなか難しいみたいです。も少し調べてみますので……。

 そうそう。『給気口』と言えば。昨日は野方のお宅を調査。既に引退した老夫婦がお住まいの新築住宅だったのですが、2世帯住宅で上階に住んでいる息子夫婦が来ると『ニオイが気になる』そうです。でも住んでる老夫婦は全く気になっていない。

 調べてみると。第3種換気の給気ルーバーが何だか判らず、全て完全に閉めてしまっている。で、半年経っても建材のニオイが抜けていない状態でした。
 玄関と洗面所付近が最もニオイが強いそうですが。そりゃそうだ。家中の空気がそこに集まってくる機構なんだもの。でも給気が絶対的に足りないから、溜まるだけでなかなか抜けて行かない。
 それに、ムク材にオイルで仕上げた扉(引き戸多用が秀逸)や床は別に問題ないのですが、洗面所だけ合板に似せた樹脂タイルだったんだな。私たちにとっておなじみのニオイが状態を一層悪くしていました。
 結局『ちゃんと空気を入れれば解決しますよ』ってことに落ち着きました。良かった良かった。

 最近の住宅ってのは、お年寄りが住むには『むずかしいモノがいっぱい付いていてよくわからない』ものであるようです。
 昔の住宅は、住むにあたってマニュアルなんか必要なかったけど、現在では『このスイッチは何? 壁のこれは何なの?』って事例が多すぎます。健康に良いだけが高齢者に優しい住宅ではないようです。

住宅マニュアル

狙い撃て

 ウチの事務所に温水便座が付きまして。新しモノ好きとしては、本来の目的以外についいろいろと観察してしまいます。脱臭機能は電気で触媒を熱してソコに臭気を通過させてるな……。

 こいつの暖房便座がなかなか優れモノでして、通電開始してから3秒くらいでもうほんのり暖かい。つまり始終温めておく必用がないワケですな。

 便座の左側の外に、ポチッと緑色のLEDが点っていますが、あそこから温風が吹き出してトイレ全体を温める機能が付いてる型もあるらしい。至れり尽くせりです。
 そのうち健康診断機能とか検尿機能付きなんてのもマヂで出そう。

 ひとつ不明な機能がコレでして。何で便器内を照明する必用があるんでしょ? それとも紫外線殺菌機能か? いや、それじゃ蓋閉めてないと危ないのだが……。仕様書と取説どこだ?
 メーカーのカタログを見てみると、どうやらこれは『エチケットポイント』なるモノを照らしているらしい。
 写真は薄暗い所で、ほぼ真上から見ているので全体が光ってしまっていますが、真上に照明がある場所だとLEDがピンポイントで光って見えるらしい。そこめがけて射撃を行うワケですな。
 ただしそのエチケットポイントなる場所は、便器の滝壺なる場所でありまして。これが非常に騒音を発することになる。なので慎み深い紳士としてはどーしても遠慮して手前の傾斜部分に着弾させたくなってしまいます。
 そーするてーと。弾着による破片やら何やらが飛散しまして、これが結構な範囲を汚してしまいます。
 で何やらそーゆう悲惨な飛散事故を防ぐために、『ひざ立ちで使用するための器具』ってのが販売されているようです(J-CAST)。
 便器手前に高さ15センチくらいでしょうかね? 枕みたいな台を左右に設置、そこに膝をつきますと自然と腰の位置が低くなります。そーすると華厳の滝の落差が低くなりまして着弾の際の飛散も少なくなると……。

 何か違う……。

 この足の置き所を間違えたような違和感は何でしょ?

 発明した人が楽天でショップを開いていますが、そこでこの『膝まくら』を使っているイラストを見ますと。使用している姿勢にかなり無理がある。
 この『膝まくら』を置く位置にもよるのだろうけど、腰を突き出して上体をやや後ろに反らせるような姿勢になってるんだな。そうしている時間は短いけど、これは疲れるし腰に負担がかかるぞ〜。
 おまけに、射撃を済ませて立ち上がる時はどーするのだ? 取っ手みたいなモノが付いてはいるが、低くすぎるし立つ時には枕の安定に不安があるぞ。
 特にお年寄りが使用するには、非常に危険があるような気がするのだが……。この『膝まくら』使うために壁にハンドレール付けるの?

 う〜ん。値段とかリスク考えたら、エチケットポイントを狙撃した方が良さそうだなぁ……。

 あ。トイレで思い出した。岸部シローさんがメントレGで、『便器狙って、ドーンと腰を落とす』っての。笑わせていただきました。ビンボーと関係ない……。

君を、嗤いに来た。

 また雪らしいのですが。今日はこれからお昼まで、各管理会社が出してきた見積りの検討を行って面談を行う会社を決めて。それが終わったら大塚でテレビ朝日のロケ、それから7時に品川のマンションで組合の会合にオブザーバーとして出席しなくてはなりません。猫しっこトラブルらしいのですが、当然対策までやるんだろうな。

 それはそうと。今日はあさからかな〜り鼻に来てます。目蓋の周りもかゆいです。昨日キッチン換気扇の吸い込み口を閉め忘れたので、花粉外気を吸い込んでしまったようです。

 ウチのマンション古い構造なもので、各戸の排気は一括で排気シャフトに吐き出されて、屋上のハト小屋に鎮座しているシロッコファンで吸い上げられます。なのでこのハト小屋は“ジュピトリス”と呼ばれております。そういえば最近『ガンダム部長』のとこ通信が途絶しているな。

 これがそのジュピトリスハト小屋でございまして。この中でシロッコが「死にに来たか! シャア!」とか言いながら1年365日、宇宙歴1414.4018頑張っているもので、当然ダクトで繋がっている各家庭は換気扇が回ってなくても空気を吸い出されちゃう。

 なモノで、こーやって耐放射線シールドを貼って防御しなくちゃいけません。あ、ミノフスキー粒子が漏れてる。
 サッシが新しければこんなコト必要ないのでしょうけど、スカスカですからね〜。



換気システム、どんなのがいい?

トイレの換気をチューンアップする

 昨日の夕方、八王子にあるショッピングモールに臭気対策の打ち合わせで伺ったのですが。モール内にあるラーメン屋のメッセージボードに『明日からあさって、雪が降るかも知れません。楽しみですね!』

こんな山のそばで雪が降ったら客が来ないと思うのだが。嬉しいのか?
 まあそんなことはどーでも良くて。上の階で何か工事やってます。直近の音じゃなさそうだから3階でしょうか。こっちはあんまどーでも良くない。でも2階の住人は良く夫婦ゲンカで怒鳴っていましたから良い気味です。

 で。『家を建てよう』の山崎さんの愛車シトロエンC3のプラグがカブってしまって始動不可能になったそうで。
 何でフューエルインジェクションなのにプラグがカブるのか謎ですが、おフランス製だけに何かトレビアンに蛇足な仕掛けが施されているのか。
 カブると言えばガスコンロの電極も点火栓だけど、アレはプラグとは呼ばないな。でもしっかりカブることがあるらしい(excite)。
 昔バイク乗り商売をやっていた頃は、エンジン関係には執拗なまでのクリーンアップを行っていました。初期型RZ250に乗っていた時なんか、一日1回はプラグ外して真鍮ブラシで磨きをかけて、月に一度は中央高速を八王子まで全開ですっ飛んでチャンバーの中を排圧クリーンアップしていました。

 現在は絶滅危惧種となってしまった2ストロークエンジンですが、単純な機構だけにちょっとしたことで性能に影響が出るものでした。キャブレターとシリンダーを繋ぐマニホールドってパイプがあるのですが、拘る2スト乗りはその内側を必死扱いて磨き上げてツルツルにしてしまいます。吸気抵抗を少しでも減らして、より多くの混合気を吸い込ませようって加工。

 そうそう。それの応用かどうか判らんけど、ウチではトイレの吸気抵抗を減らす加工を行っている。

 チューンする部分はここだ↑。正式名称は知らん。

 まあ説明するまでもないけど。使用中かどうか、中の照明が点いているかで判断するドアの透過部品だな。たぶん。これについての取扱説明書も製品安全データシートもパーツリストもなかったけど、多分そうだと思う。
 しかしあんま意味がないんだな、これ。

 だいたい、トイレがリビングなどから離れた場所にある戸建てなら、同居家族の動向がわかりにくいので、現在トイレに誰かが入っているかどうか、知るためには確率2分の1で開けてみるしかない。
 トイレ入るにあたって、いちいち家族全員の点呼なんかやっていられませんから、廊下を歩いて来る時にこの小窓が光っているかどうかで「入っているみたいだけど、もしかすると消し忘れかもしれない」とある程度の判断はできるワケだな。確率が2.5分の1くらいに下がるわけだ。
 でも3LDK70平米くらいのマンションだと、トイレに誰かが出入りしたかどうかなんて音なんかで判ってしまう。しかもこの小窓はドアに正対した方向から接近するときに有効なのであって、巾80センチ全長5メートル足らずの廊下をトイレのドアと平行方向から来る場合にはぜんぜん視認できない。
 つーか。要は、いちいち見上げて確認するのがバカバカしい

 なので外してしまいます。手で前後からねじってやれば取り外せる。工具を使うような構造になっていないので、メーカーに問い合わせて特殊工具を取り寄せる必要もない。

 外すとドアの方はこうなる。直径2センチ程度の吸気口になるワケだな。しかも万一トイレに閉じこめられてしまったら、この穴から水や食料を差し入れることも可能です。これは素晴らしい工夫かも知れません。

 ウチのトイレはアンダーカットがあんまり取られていないから、これで換気能力はかなりの改善を見たはず。ドアの下端を鋸でギコギコ切るよりずっと簡単だし。
 拘るヒトは、この穴の内側をサンドペーパーで磨き上げてニスを塗って、さらに磨き上げるとよろしい。

叩けばホコリの出る体

 晦日でございますが、フツーに出勤しております。朝っぱらから調査が入っておりまして、午後は年賀状書きだな。去年の宛名のファイルを間違って捨ててしまったらしくて、名刺拾ってファイル作り直しです。まいったね。

 家にあるダイキンの空気清浄機、フィルターの在庫が切れてしまいました。最近フィルターの汚れが激しいと思ったら、原因は“にゃぢ(5.2kg)”だな。
 “にゃぢ毛”はほとんどプレフィルターで取れるけど、持ち込んでくる砂ぼこりはプレじゃ取れない。ホコリを帯電させて取り除く『電気集塵』機能が必要になります。この機能、家庭用のでもだいたい付いてますけどね。
 で、その帯電したホコリを2段目のフィルターにくっつけるワケなのですな。だから後ろのフィルターがなくなるとまるっきり用をなさなくなる。ケチって交換フィルターなしで運転すると帯電したホコリが清浄機から出てきて、余計に家の中汚れます。

 空気清浄機と言えば、『清浄』の一段上行く『空気浄化機』ってのが発売されてるらしいです(GiGAZINE)。それも医療器メーカーの『ニプロ』製だって言うのですから、これは凄そうです。
 しかしお値段も凄いです。200,000円だそうです。オープン価格じゃないんだな。やっぱ医療機器だわ。


 全然関係ないけど、『ツチノコポーズ』のネコを下から見たところ。(ネコ自慢大会決勝


24時間換気ってどうよ?

クエん奴らだ…

 先日。イトーヨーカドーの地下で、レジ横にこんなモノが積んであって。形が面白いのでつい買ってしまった。7&iホールディングスの販売計略に見事ハメられてしまったワケですが、まあそんなコトはどうでもいい。

 レモン型のスポンジなのだが、“パワーズ クエン酸ブラッシュ”と何だかタダ物ではない雰囲気の名前が付いております。

 指先で持つサイズなもので、本来はキッチン回りや洗面台に使う物らしいです。

 こんな具合↑に、クエン酸と研磨剤が添着されているそうです。ちっちゃな割に結構洗浄力があります。

 酸が入ってますから。物によって錆びて黒変したり、ツヤがなくなったりする恐れがありますのでご注意。

 で、何でわざわざコレを記事にしたかって言いますと。こいつをお風呂で使ったワケなんだな、私は。面倒くさがりなので、でかいスポンジやらブラシでガシガシやるのがおっくうで。自分を洗うついでに周囲50センチくらいをこいつでちまちま掃除してました。そしたら。

 4日目で“お風呂のニオイが変わった”んだな。うっすら水カビのニオイが消えなかったのが、キレイさっぱりなくなりました。
 まあ、次亜塩素酸ソーダ臭の風呂に入るのがイヤなもので、あんま徹底した掃除ができなかったって理由もありますが、これわ凄い。重曹より効果テキメンでした。確か6個入りがひと箱298円とか。

※ご注意:あんまり使いすぎると、酸でタイルの目地が痛む恐れがあります。

冬支度 掃いて転げる猫毛鞠

 天気が悪かったせいもありまして、土日はちょこっと出かけた程度で家におりました。ストーブも出さなくちゃいけないし。
 ウチではエアコンの暖房機能はほとんど使いません。空気乾燥しまくって鼻も口も乾いちゃうから。ちょっと心細くはありますが、そこらで良く見る3段切り替え最大1kwの電気ストーブで凌いでおります。“にゃぢ(5.2kg)”が貼り付いても邪魔にならないように、今年は設置場所を変えました。ストーブ前に土鍋置いたら入ってくれるかな?(excite)
 いちお掃除して試運転したところ、ホコリが灼けるもの凄いニオイ。無精こいてビニールで包んでいませんでしたから。こうなるのは予期していたのでベランダでやっていましたが、今年のホコリは『にゃぢ毛』混ざりだから一層ひどかったようです。
 細い毛だからほとんど見えないけど、部屋の隅っこではちゃんと“毛さらんぱさらん”化するんだな。

 で、『ホコリとニオイ』で困っているのは何も古いマンションだけじゃなくて、築浅のマンションだってしっかりトラブります。

 先日からちょこちょこ書いている某タワーマンションですが、空調が意味不明の改造(不正規運転)をされてしまった原因を調べるため、図面を出してもらいました。まあ立派な図面で、衛生空調だけで重さ『2にゃぢ』はありました。

 う〜ん。20階で部屋のタイプが10種類もあるのか……。で、3LDKでも外気取り入れは1箇所か。
 う〜ん、ありがちと言えばありがちではあるけど……。全住人から苦情が出ているワケじゃないからなぁ……。やっぱ共用廊下の天井裏に上がって調べるしかないか?

撃ち砕け!

 昨日の記事ですが。あんまり長文になってしまったモノで、途中で削除した部分があったもので若干変な文になりました。『騒音と言えば……』ってあたり。

 で、消した部分を今日書く。忘れてないんだからたいしたものだ。ひろぽんさんが、『少し前までは音がうるさくて、という文句を見かけたものですが』と書いていらっしゃいました。それが何でか? ってコトを書こうとしたんだな。
 
 ご存じのように、“ディスポーザー”はアメリカからやって来た機械でございます。メリケン人の考え方ってのは、当然日本とはま〜〜〜〜〜〜ったく違うモノでございまして。いろいろあるけど、たとえば下水処理。
 日本の下水処理は、なるべくニオイ(ガス)が出ないようにして微生物を働かせて水を浄化していきます。建物も密閉して、あちこち蓋して。
 ところがアメリカ式下水処理になりますと、ニオイ(ガス)をガンガン放出する方式だったりします。
 汚水槽の水面あたりに微生物リッチな水の槽を作ってそいつらがもの凄い勢いで汚水を分解して硫化水素なんかのガスとして大気に発散して行くシステムになってるらしい。そんな豪快なシステムだから負荷にムチャクチャ強いって話しを聞きました。

 あ、で騒音。アメリカ製ディスポーザーをモーターだけ100Vに換えて日本のシンクに取り付けると、そりゃうるさくなります。何でか。
 実はこれが太平洋戦争中の日米戦車戦と同じ現象なんだな。実はアメリカの台所シンクはステンレスの厚さが違う。さらに『鋳鉄製シンク』なんてとんでもない代物もあったりする。もちろん南部鉄瓶みたいなのじゃなくて、ホーロー加工されてます。
 そんな頑丈なシンクだから97式の57ミリ砲じゃ歯が立たなかったのですな。きっとカップ焼きそばのお湯を捨てても“ベコン”と音が出ないに違いありません。
 日本のステンレスシンクなんて押せば凹む薄さですから、ディスポーザーをつり下げるのが精一杯で、振動を吸収するなんてとても不可能。共振して騒音を大きくするだけだったかも。
 国産になって軽量化されたから共振しなくなったんだな。あるいは支持架台作っただけとか。

 また長くなった。それで……。ニオイの取り除き方だ。いろいろ調べてみましたけど、やはり破砕部へのこびりつきが一番の原因でしょうね。水跳ね防止のゴムフラップ裏側が汚れるってのもありますけど、それは普通に掃除すりゃ良いことだ。
 あ、そう言えば注意書きに『熱湯流すな』ってあったけど、パスタや蕎麦の茹で湯は流せないのか。ディスポユーザーのヒトはどうやってパスタ上げてるんだろ? まあどうでも良いけど。
 破砕部のこびりつきを取り除くために、皆さんいろいろ苦労なさってます。氷入れて破砕とか、それも酢水の氷とか。そんなモノいちいち作るってのが凄いです。
 私が考えた掃除法ってのをここで発表、『考えた』って言うか『思いつき』何せディスポ付いてないから実験のしようがない。
 
 ①水を流さずコンニャクをむしり入れて破砕
 ②流す
 ③その後緑茶の出しガラを破砕
 ④流す


 これでこびり付いた脂分なんかがこそげ落とされて、ニオイも取れるはず。言っておきますが実験はしてません。ディスポが故障することはないと思いますけど保証はできません。大規模マンションで全世帯が一斉に破砕コンニャクを流した場合の負荷がどうなるのかってのも検証してません。でも誰か試してみて。

 調べてたら、こんな掲示板みたいなものが出て来たのですが……。書き込んでいる皆様、社会人で良いお歳の方がほとんどだと思うのですが……、何かどっかの掲示板と変わりないような気がします。何でネット上だとこうもムキになるんでしょ?

 次回は『単体ディスポーザー付けちゃったけど、これからどーしたら良いの!?』ってのを考えてみようかと思います。(調べてるけどムリかも知れない)

粉砕せよ

 本日、管理特別委員会がございまして。年末の総会に向けていろいろと話しがまとまりつつあります。
 そんな中で、結構上下階からの騒音で困っている方がやはりいらっしゃるようです。家の中でヒールのサンダルはいて歩き回ってるとか言語道断な住人もいるらしいです。これは組合名で改善要求ですな。
 で、騒音と言えば。ひろぽんさんが『におい対策どうしたらいいのか教えて〜』と言ってらっしゃいます。これわお答えしなくてはなりません。でも例によって長くなるからこっちで書いてしまいます。

 え〜。ディスポーザーからニオイが発生する原因としましては
①設置が悪くて配水管からニオイが逆流してくる
②洗浄は不十分で破砕室に生ゴミが残っている
③破砕ブレードに汚れがこびいりついている
④何でもかんでも入れるものだから処理施設がパンクした

 このあたりが代表的な例でしょうか。

 設置の例ですが……。これ、そのまんま下水道に繋いでますね。これは『単体ディスポーザー』と呼びまして、下水道局に禁止されています。ディスポーザー本体から下水管に繋がるホースのS字部分が浅いと、モロに下水管の空気が吹き戻って来ることもあります。
 それで、ディスポーザーから出た生ゴミ混ざりの排水は、下水道に流す前に必ず専用施設で処理しなくてはいけません。
 これは日立ハウステックのシステムですが、これは『個液分離』と呼びまして、破砕物を取り除いたものを流しています。もっと念の入ったシステムだと、水まで一度処理して流します。

 それで、設置も使い方も間違っていないのにニオイが出る〜! って時は、破砕ブレードが汚れていかも知れません。

 これ↑が破砕メカの中です。底の板が高速回転して、矢印で示している部品がゴミを周りに押しつけます。円筒には穴が開いておりまして、その穴がカッターの役割を果たします。これは『切る』と言うより『すり潰す』のですな。
 このように、実は鋭利な部品が使われていないために、肉の脂身だとか鳥皮なんかを入れると、すり潰されて全体にべったりくっついてしまいます。水を流しながらやってもあんまり効果ないです。脂だけ分離しちゃうから。
 このような時に使いたくなるのが『下水の詰まり溶かしちゃうぞ』なクスリですが、あんまおすすめできません。あんまり強いアルカリだと、ディスポーザーのシールが傷むかも知れないし、大量に使用すると処理施設が働かなくなって、マンホールからとんでもない悪臭が発生するかも知れません。

 で、臭気判定士は考える。システムに負担をかけないでこびりついた脂分除去する方法……。

 長くなったから続きは明日……。

ストレージが重要だ

『人体のニオイを調べる依頼がどーたら』って記事を書こうと思ったら、何かスマ編から特集のお知らせがやってまいりましたが……。
 はあ。『3億あげるからハイグレード1こ買いなさい』ですか? さすがです。天下のリクルート! 何て太っ腹なプレゼント!
 って、そんなはずないよな……。

 「ふ〜ん」と『住宅情報ナビ ハイグレードマンション特集』見ていたらあっという間に8時半になってしまった。これはいけません。ネタ考える時間がなくなった。従って特集記事を書くしかないぞ。(※特別番組のため『人体のニオイど〜たら』は明日の記事となります)

 ヲタ人間はどーしても物が多い。1人あたりの引っ越し荷物がダンボール10個未満なんてヲタは存在しない。と思う。
 現在のマンションに落ち着くまでに4回の引っ越しを重ねたのですが、その度に『ダンボール死に』しそうになりました。世の中からダンボールがなくなったら、ヲタは死滅の途をたどるような気もしなくもありません。
 当然、そのダンボールの中身ってモノを収納するべき空間が必要なワケなのですが、並のマンションってのは収納能力が非常〜に弱い。「収納したけりゃ収納を持ってこい」とでも言うのでしょうか? その収納を置くと居住空間を喰ってしまうワケなのだが……。マンションギャラリーなんかで見た部屋と実際が違いすぎるマジックのタネがこの辺にあるんだな。
 ああ…、考えないで書き始めちゃったから収拾がつかないコトになってる、本題に入らなくては。
 貴重な朝の時間を費やして全物件を見ますと……。土地的にOKなのは広尾だけかな。豊洲は地面が信用ならないし、本八幡論外、六番町……。四谷双葉(字が出ない)の裏じゃん!
 いかん……。そんなコトで住居選んじゃダメだ、それに完全に予算オーバーだ。

 色々考えると『ライオンズ中野ミッドサイト』の“C2”あたりで妥協するしかないような気がします。余った予算で軽井沢に別荘とホノルルのウェスティンでタイムシェアマンションの権利を買っておくことにしよう。
 『ヲタ夫婦それぞれの個室+寝室+収納空間』を達成するには4LDKもしくはWIC付き3LDKが必要になってしまいます。まず23区内だと3億でも足りなそう。
 そこ行くと『中野ミッドサイト』のC2は、個室のそれぞれが収納壁になっています。A2タイプでも良いのですが、リビングにバルコニーが付いているのでC2が良い。ところで『バルコニーでジンギスカン』は禁止かな?
 あとは周辺の騒音さえ気にならなければ我慢できます。しかしこの資料では天井高と空調(空気の流れ)までは判らないぞ。あと上下階の音とかをどの程度防音しているのか。
 ちなみに。外国ではお部屋の防音性能を試すのに『このような方法』をとっているらしいです。(youTubeで動画三昧(※注意1:音が出ます 注意2:笑います)

強制空冷

 我が家(3LDK)は、南側のリビングと和室にエアコンが付いていますが、北側の洋室2つにはありません。
 一応天井にエアコン用らしいコンセントとか付いているのですが、なにぶんこちら側は共用廊下に面しているので室外機を置く場所がない。窓用エアコンなら付けられるだろうけど電気の容量が足りなくなりそう。
 入居した時に20アンペアに替えたのですが、前の住人はどうやって暮らしていたのやら。
 ところでこのタイトル前にも使ったことがあるような気がするなぁ、もう600本以上書いちゃったからタイトルのネタが尽きたような気がするぞ。調べるのも面倒くさいからもういいや……。

 で、夫婦してそれぞれの個室に籠もる(ヲタ夫婦なので珍しくない状況)場合は、リビングから廊下に向かって扇風機で風を送る。そうした所で目の前に熱源体であるパソコンがあったのではあまり涼しくはないが、何もしないよりははるかにマシ。

 そう言えばCPUの新しい冷却技術が開発されたそうだ(ITmediaNews)。冷却効率250%アップだって言うからスゴい。って言うか、いかに今まで冷却できていなかったのかってコトだな。これで『水冷パソコン』の必要がなくなる。水冷や液冷は故障が多くて稼働率が低いから、前線で空冷に換装されちゃうんだな。何のこっちゃ……。

 で、パソコンは自前のファンでもって冷却できるが、私はファンが付いてないし手動ファンを使うと片手がふさがるので外部ファンを装備する。

 『メッサーシュミットファン』と言っているが、似ても似つかないような気がする。どこかの100均で、面白いから4個も買ってしまった。単三2本でちょっとウルサいけど、トイレとかで重宝。

 このように、ちゃんと箱に書いてある。ところで国旗が現ドイツみたいだぞ。苦情来ても知らんぞ。
 銀色に塗ったら即『サンダーボルトファン』になりそうなのは秘密だ。緑色に塗って胴体に稲妻書いたろか。いやどっちかって言ったら4式戦か?

 どう考えたって、こっちと間違えていることがバレバレなことも秘密だ。どっちにしても、似ても似つかない姿形なことには変わりないのだが……。

三蔵胞子

 世の中には信じられないコトってのは少なくありませんで……。あ、そう言や『段ボール肉まん』は中国テレビ局による“やらせ”だったそうです(iza)。でもこの報道すら怪しく思えてしまうのはなぜでしょうか?

 ちなみに、実際に作ってみちゃった記事もあります(ameba)。いちお、できることはできるらしい。中国のテレビ、こんなモノを『まるっきりゼロから思いた』のではなく、『実際にどこかでやっていた』って方が可能性あると思うのだが……。

 で……。いきなり関係ないぞ。

 え〜。都内某所、1億ウン千万円の豪邸に来ております。その割りには狭い階段ですが、コレは事務所から住居部に行く隠し階段。そんなモノを作れるほどスゴいお家でございます。
 しかし何やら……。ひでーニオイです。まだ築1年ちょいだってのに……。あまりに臭くて使わないからホコリだらけ……。

って、これ全部カビじゃん!

 当初外断熱だったのがなぜか内断熱に変更になって、さらになぜか内断熱も施工されずに完成しちゃったらしいです。何でだ?
 上の写真で見える壁、モロにコンクリに塗装です。工場か! テレビ連れてきたら“手抜き工事でカビ屋敷”って、ウケそうです。

 これが、住居部の第3種換気の設計がいーかげんなモノだから、このカビ階段から空気吸って家中にカビ胞子拡散しちゃってるんだな。早く何とかしないと子供が危ないです。何とかするって言っても……、こんだけ完成しちゃったモノ、どーやって断熱するんでしょうかね? ビフォーアフターを見てみたい。

ごはん工学(後編らしい)

 『IKEA 家具 におい』って検索ワードでまた引っかかってるようです。相変わらず困っている方たちがいらっしゃるらしい。ちょっとクネッケとミートボール買いに行くついでに調べて来るか……。

 スゥエーデンではミートボールにジャムつけて食べますが。北極圏に近いあたりじゃ、冬には野菜類がなくなってしまいますので、煮詰めたり漬けたりした野菜や果物でビタミン類を摂つための工夫なのでしょうな。私は粗挽き唐辛子と醤油かプリンスソース。粗挽き唐辛子は立川中華街で買ってきますが、たぶん大丈夫だと思います。唐辛子の味しますから。
 何せ『トウモロコシの芯を砕いて工業用インクで着色したshock』(食の安全)ニセ唐辛子まで作っている国が存在しますので、油断はできません。しかし、それって食べても判らないようなシロモノなのか?

 で……。脱線しまくらないウチに、昨日の続き。え〜と、どこまで書いたっけ? 炒飯の作りかた?

 ゆうべのニュースの中で、ガスメーカーが『ガスなら中華鍋を使って一度に4枚のステーキを焼き上げることが!』なんてキャンペーンをやっていましたが、何かガスもIHもムキになっているような気がします。

 何せ『におい・かおり環境学会』では、もう数年にわたって「ガスに比べてIH調理は室内空気を汚染する度合いが低いです」って研究発表が行われています。
 きっと空調やら建築などの学会でも発表しているんじゃないかな?
 
 それは良いとして。

 大同工業大学と東京電力の研究発表によりますと。レンジフードが調理臭気を捕集しちゃう効率は90%だそうです。なかなか優秀です。
 実験に使ったモデルハウスは第1種24時間換気(換気回数0.6回/h)。熱損失係数は2.4W平米K、これは何だかよう解らん。
 リビングに3箇所給気口があって、そのほかにキッチンに専用給気ルーバーが付いています。
 
 で……。ここが学術研究で時々ある「何で?」なポイントですが、調理中はレンジフードを使わずに、調理が終わってから回します。
 「意味ないじゃん!」と普通のヒトは思ってしまいますが、今回は調理臭の拡散とレンジの排出能力を見る実験なのでこうなってしまいます。
 この状態でIHとガスでもってタレ付き牛肉400gを焼いて、ニオイの拡がりがどう違うかを比較。観測にはニオイセンサーを使用しました。肉の産地と値段は要項にはありませんでした。

 そうしますと。ガスの場合レンジから一番離れた位置、一般的なリビングだとベランダに出るでかい窓の上辺りになりますか、その辺に濃いニオイが溜まったそうです。まあ、モロに熱上昇のためですな。
 IHはレンジの真上辺りにニオイ溜まりが発生しました。それから特徴的なことに、IHですとレンジ付近の腰の高さと床面付近にも濃いニオイが立ちこめるようです。

 雑誌の取材を受けていたとき『IH調理でお料理記事の取材を行っていると、やたらに床付近のガス漏れ警報機が鳴る』とライターの方が言っていました。やはりIHヒーターを使っていると『低い位置の掃除が欠かせない』ってのは間違いありませんな。

 さて。これの発表だけですと『レンジフード使わないで料理すると、部屋中にニオイが立ちこめます(※学術的な実験ですのでマネしないでください)』って超当たり前な結果になってしまいますが。まだまだ、様々に条件を変えて実験は続いています。
 

ごはん工学(前編らしい)

 大阪の火事現場消臭が1週間延びまして……、って3連休の初日じゃないか。代休後ろにずらすか。そう言えば代休も有給も溜まってるな。
 え〜。『においが判らなくなるのはアルツハイマーの前兆かもよ』だそうで(時事通信-livedoor)。ここでも何度か書いていますように、嗅覚刺激の信号は脳に直接インプットされます。
 なもので、ニオイ信号が受領されなくなったってコトはすなわち脳が調子悪くなったって意味なのですな。
『嗅覚機能が低下するほど認知力が悪化する危険性が高いことが分かった』そうですが、脳から嗅細胞に至る経路が正常でもダメぽなのかどうか。
 神経系に異常がなければ、嗅覚を刺激し続けることによって認知症の進行を遅らせたり食い止めたりできるかも知れないのですがねぇ。
 あ〜。やっぱアロマ方面じゃそんな研究が行われているな(あろまママの心の癒し)。

 大分前にも書きましたが、きれい好きのお母さんが消臭にも凝って。家庭用の紫外線灯式光触媒脱臭機をキッチンで使っていました。私が確認したワケじゃありませんが、カレーなんか作っても、すぐにニオイは消えてしまうそうです。
 ホントだとしたら業務用並の性能です。はっきり言って家庭で使うのはやや問題がある。だってごっそりオゾンが発生しているってことですから……。
 オゾンのことは脇へ置いて、お母さんが言うには「すぐニオイがなくなっちゃうのは良いけど、子供にはどうなのでしょうか?」と疑問を持ってもいたそうです。

 『そこで育って、帰るべき家』には“におい”は不可欠だってのが私の持論です。知っているニオイがしない場所では、ハムスターだって不安を感じてストレスを受けます。その他、『におい』について文献からの引用→『六雁研究所』。

 え〜と。ここで『ニオイつけ』のことなんか書くとまた大脱線が始まるな……。珍しくタイトル決めてから書き始めたのにそれはマズいぞ。
 学会での住宅関係ネタ。

 『LDKのオープンキッチンで料理を作るなら、IHとガスとどっちが良いか大実験〜!』
 って発表がありまして。におい・かおり環境学会ですから、当然炒飯のパラリさ加減についてではなく『におい』のことについて実験しています。
 炒飯と言えば、ニチレイの“本格炒め炒飯”は、下手な中華メシ屋のより美味くて安いです。電子レンジで作っても見事なパラパラ加減が出ます。我が家の常備冷食です。

 ちなみに残りご飯で作る際には、普通は冷えたご飯を使うのですが『必ず暖かいものを使ってください』ってレシピを“チューボーですよ”でどこかの料理人がやっていた。あれでよくパラパラ状態を作れるものだと……。

 ああっ。か、関係ない……。もうこんなに書いちゃった。続きは明日にしよ……。

水に流して

 三角コーナーに何日も生ごみ溜めておく人って、そうはいないと思うのですが……。中には「カボチャのワタと種を捨てて、放っておいたら芽が出た」なんて豪快なヒトもいらっしゃるらしいです。
 まあそれはそれとして、何で三角コーナーに生ごみを溜めてはいけないかって言うと。『見苦しい・くさい』って直接的な影響のほかに、『汚れが増える』ってのがあります。
 どーゆうコトかって言いますと。生ごみから出てくるごみ汚水、またいたみ始めた生ごみに洗い物の水がかかりますと、非常に高いBOD・COD値の水が出るんですな。簡単に言うとメチャクチャ汚れた水が出る。まあ当然の事ですが。

 で、これが水切れが悪いものだから炊事が終わった後になっても、長い間タラタラタラタラ流れ続けるのですな。その汚水は排水口に落ちまして、微量なものだからトラップの封水に入ってそこで止まっちゃう。
 排水口を臭わせないように、洗い物が終わった後で1リットルほど水を流してトラップの水をキレイにしておくと良いのですが、こんな凶悪汚水が流れててきたら意味ありません。自分でヌルヌル汚れの原因作っていることになります。

 あ、ついでに。『除菌効果付きの洗剤』って、あんま効果ありません。日常使う物だからそんな強烈な殺菌剤を配合できるワケないし。調理汚れの栄養源っぷりはもの凄いし、スポンジやらの保管場所ってとても菌にやさしい環境だし。
 とても洗剤に入れられる程度の薬じゃ対抗できません。そのへんのところ、『サイキンのオハナシ』さんが実験してくれるらしいです。

 それで、キリンビールがよーやっとペットボトルをそのまま再利用できる洗浄方法を開発してくれたんだな。こちらは殺菌剤を遣わないで弱酸性洗剤とマイクロバブルの組み合わせらしい。
 しかしペットボトル登場からいったい何年経ったのよ? 資源化もロクできないで廃ボトルを中国に輸出するなんて環境犯罪の共犯だな、日本ペットボトル工業会。サンフランシスコじゃペットボトル入りの水は禁止になっちゃったぞ(excite)。

 あ、そう言えば。北海道苫小牧市の『肉の希望屋』。今朝のニュースで「洗浄水などに雨水を使用していた」とか言ってました。

中国か!!


 マヂで、中国でも立派にやっていけるぞ。食ってもたぶん死なないからバレないだろうし、あれだけ厚顔無恥な社長だから叩かれても負けないだろうし。
 是非中国に行って再起してください。でも輸出はしないでください。

 ところで。『北山村ブログ(村ぶろ)』のグランドオープン記念で、紀州熊野の名産品が当たります。北山村も雨不足なようで、名物の観光筏下りがピンチになるかも知れないそうです(村長村ぶろ)。

百目鬼

 え〜。いつもの現場を撮影に行こうと思って家を出たら、10mも歩かないうちに雨が降り出しました。イヤな予感がしたので慌てて帰ったら、案の定雷まで鳴り出して大雨に……。
 私はセーフでしたが、“にゃぢ(5.2kg)”↓が巡回に出たきり戻ってきません。

たぶんどこかに降り込められているのだと思いますが、こんな状態(Rippin kitten)で帰ってきたらどうしようかと、女房と戦々恐々ちう。

 しかし建築中に長雨に遭った木造住宅って、何か特別な乾燥作業を行うのかな? きっとやらないだろうけど……。その場合材木に含まれた水分はゆっくり発散されて壁内部とかに溜まるワケだな。

 何か大分前に、屋根裏の材木が乾燥足りてなくて。竣工後にメチャクチャカビくさくなって、調べてみたら屋根裏がカビで真っ黒だったって現場のこと聞いたな……。やはり過剰な湿気はトラブルの元だな。
 ALCなら出来上がったパーツを運んでくるからしっかり乾燥しているだろうけど、ミキサー車でコンクリート運んでくるような場合、水分が出尽くすまでにどれだけかかるんだっけ?
 そう言えばこの建物。壁と言うか構造がやたら薄く見えるのだが、大丈夫なのか?(GiGAZINE)
 1個1個がドーム構造だから良いのかな? それにしても遠くから見ると、妖怪の百目鬼が寝転がっている状態を想像してしまうのだが……。

 昨日病院に行ったら、昼間の血圧が『145/85』と大分改善されてきました。久々にビール飲みたいと思ったので1缶だけ飲んでみる。
 そう言えば『ビールにはコレステロールを下げる効用があるらしい』そうで(excite)、どうもソレがホップの成分にあるらしい。
 ってコトは、鶏の唐揚げなんかツマミにするより、やっぱ枝豆やソラ豆が健康に良いってことだな……。記事ではスペインの修道女が実験に協力してくれたそうだけど、たぶんツマミはなしで飲んだのだろうな。
 「人類のために協力したのであって、できればビールは飲みたくない」そうです。ありがたやありがたや……。

華麗にして大胆

 昨日は都合9時間半の現場貼り付きでございました。『10時頃には終わるから、一度家帰って着替えてから事務所』なんて考えていましたので着替えを持参しておりませんえした。従って、事務所に戻っても作業着のまんま。

 『おぞまる』さん。オゾンの件月曜日の記事にいたしますね。

 で……。一昨日は、弟子に記事をアップしてもらって……。

 私は朝っぱらから中華街でお粥食べていたんだな。毎度のコトで余計なモノが写っていますが、気にしないでください。

 アグネス・チャンお薦めのお店らしいです。

 中華街はまだ古いモノがたくさん残っておりますな。これなんかまるで映画のセット。泊まってみたいようなみたくないような……。

 で、オリエンタルと言えばカレーですな。カレーと言えばここです。今月いっぱいで閉館してしまいますが。

 専用のエレベーターで8階まで上がりますってぇと、扉が開いた瞬間に香ばしい香辛料のカホリがどっと……。
 じゃなくて、いきなりタバコくさい……。最初から興ざめ……。空調ちゃんとコントロール……。って言うより、全館禁煙が標準だろ、今は。
 ちなみに上の写真は“たこ焼きカレー”これは『お試しサイズ』ですが、これで800円は高くないか?

 館内の売店はレトルトカレーの博物館になっておりまして……。これ欲しいな……。
 でも、ここもタバコくさい……。下のパチンコ屋からの空気が上がってきてる……。これじゃリピーターは少ないだろな……。

 普通の観光客になって山下公園なんか行ったりして……。向こうの山みたいに見えるのは豪華客船“飛鳥Ⅱ”。

 ちょうど出航して行くところを見ることが出来ました。このあと水上バスとすれちがいましたが……、大きさ比較するとまるで『建物』。

 赤レンガを望む岸壁に佇むこの錆びたクレーン。よくドラマなんかの背景に映りこむそうです。

ラジコン食材

 スマッチブロガーになってから、毎朝、中央線の車窓からマンションの建築進行状態やら戸建て住宅の観察を行う習慣がつきました。『スマッチ画像投稿掲示板』なんて作ってくれたら、いっぱい投稿するんだが。
 東中野の日本閣の跡地、“パークタワー東中野”ですか。タワーマンションが1棟建って、まだ建つようです。各駅の乗降客が増えるでしょう。でもあそこ、神田上水溢れないのかな?
 昔と違ってマンションもIT満載ですから、水掻き出しただけじゃ復旧できません。『指紋認証型マンション入館システム(CNET)』だって水までは防げない。ネズミやハトなんかも防げない。

 そう言えばネズミもハトも『ラジコン』になってしまいました。CCD背負わされて無線操縦されるネズミをニュースで見たことがありますが、今度は中国がハトを操縦することに成功したらしい(livedoorロイター)。
 ハトって中国じゃ食べ物じゃなかったか? 『料理長殿ご用心』って映画にもハト料理が出てきましたが……(参考写真)。
 おお、エジプトでもハトは名物料理らしい(R指定おばちゃんの部屋)。
 日本で言ったら『真サバかアジをラジコン化』ってところでしょうか。“伝書鳩”ならぬ“偵察鳩”かな?

 侵入って繋がりで、この間から引っ張ってるネタの続き。
 え〜と。『第1種でも第3種でも、家の中が減圧されちゃうのでやっぱ花粉は入ってきちゃうぞ』ってところからですな。

 それじゃどーしたら良いのかって言いますと、24時間換気システムには『第2種』って方式があります。これは第3種と逆に、空気をどんどん入れちゃう方式。
 自然通気のルーバーがあって。第3種なら吸いこむところですが、第2種だとそこからお部屋の空気を吐き出します。当然家の中は外より気圧が高めになります。
 窓を開けると中から外に風が出るので、花粉やホコリを吸いこむことがありません。壁の中や床下の空気が部屋に入り込んでくることもない。
 ファンにだけ高性能フィルターを使えば良いし、吸入エアを温度調節すれば第3種みたいに寒い思いすることもない。
 とても良い換気システムだと思うのですが、クリーンルームとか無菌室みたいな特殊用途じゃないと使われていないようです。何でかって言うと、計画換気ができないから

 第3種ですと。1個のファンで引っ張れば、窓が開いてバイパスしていないかぎり家中の空気が吸い寄せられてきます。
 ところが2種ですと。1個のファンで空気を入れても、家の中を均等に流れて行くことはまずありません。ファンから近い順に圧力が上がって、遠い部屋にはあんまり空気が行ってくれない。
 おまけに外開きのドアは閉まらない、キッチンの換気扇を使ったら、ファンから入った空気は全部そこから出て行っちゃう。
 『全ての部屋を均等に、1時間に2回換気する』なんて計算が全然成り立ちません。

 実はこれ、花粉だけじゃなくて『近所の家のニオイが入って来ちゃう』って苦情に対応するために、ず〜っとシステムを考えてるのです。壁に小型の換気扇付けるとか、小型の熱交換機を使って給湯器の排熱を使うとか……。
 そのうちまたネタにするつもり。設計技師の方、お知恵貸してください。

渋宅の閑喜システム

 グリコ乳業『ハッピープッチンプリン』ってモノが限定販売されておりまして。あちこちで破壊的なウケ方をしているようです(ozのおもちゃ箱)。
当然、変なモノ好きな私としては買わないワケには行きません。
 しかし、それをよせば良いのに3個も買ってしまいました。1個400グラム=計1.2kg。プリンの重さではありません。
 日記のネタにしてもまだ残ってるので、朝食がこんなコトになってしまった。

 1個で結構満腹感を感じることができます。しかし肉でも400グラムは……、食えるか。弁当と一緒に食べている猛者もいますが……(Dreams come true if you…)。
 『プリンだけでお腹いっぱい〜♪』ってのは子供の夢かと思ったら。どうも最近の子供は嗜好が変わってきているらしい(excite)。

 夢と言えば、政府の「イノベーション25戦略会議」って組織が『20年以内に実現可能な技術』ってのを公式報告としてまとめたそうです(iza)。
 大気中のCO2を集めて走行エネルギーに変えちゃう自動車をはじめとして、「カプセル1錠で寝ながら健康診断」「家庭ロボットで家事から解放」「自動翻訳ヘッドホンで言葉の壁が解消」「土砂・洪水水害予測で被害の劇的減少」
 “健康診断カプセル”ってのは結構ですが、その後2個は何ですか?

もう21世紀なんですけど、まだできてないんですか?

 何となく醒めた可笑しさを感じてしまったり……。


 でと……。“花粉と24時間換気”の続きを……。どこまで書いたっけ? 換気扇合戦のところか……。最近やたら文が長いぞ。どこかで本にしてくれないかな?

 え〜と。強制排気だけの『第3種24時間換気』ってシステムでは、完全に花粉の侵入を食い止めるのが困難。その上、ドアが開かないだのキッチンの換気扇が効かないって不都合が出てまいります。たまにニオイも出てまいります。
 『第1種24時間換気』ですと出る空気と入る空気の量をマイコン制御してますので、そうやたらな気圧の低下は起こりません。ただし設備費が高いのと、給排気ファンの他に室温を逃さないための“熱交換機”ってユニットが付きますので、その場所を確保しなくちゃいけない。
 戸建てだと1〜2階の間とか小屋裏とかに押し込めますけど、マンションだと建築高さと規制との絡みで天井裏空間が確保できなかったり、パイプスペースに邪魔されちゃったりでなかなか難しい。

 そう言えば高輪の某億ション。第1種のはずなのに、熱交換は効いてないわ何故か外気直結のダクトは付いてるわ排気ばっかりでOA入らない減圧部屋はできてるわ……、“あんまり”な物件でした。

 それで、どーやったら良いかってぇと……。長くなったから続きは明日にします……。

 全然関係ありませんけど……。エルサレムでキリスト様ご一家のお墓が発見されちゃったらしいのですが……(ITmedhiaNews)。キリスト様のお墓って、岩手県かどっかにもなかったか? あ、『iza』にも記事上がった
 お骨を調べて“イエス”さんが『60歳代』なんて結果が出たらややこしいコトになりますな……。却ってややこしくならないか……。

すでに何度も……

 今日は多摩市の現場に直行予定でして、家で記事を書いております。朝食に武蔵境駅の立ち食いそばを食べてやろうかと目論んでおります。こんな機会でもないと地元の立ち食いには入りませんからね。

 確か昔は駅外と上りホームにも立ち食いそばがあって、試しに食べてみたらホームのは激しくマズかったように記憶しております。
 そう言えば今の店って前は『セルフうどん』だったな。場所が悪かったのか味が悪かったのか……。
 ウチには、秋田在住の女房の友人が、夏と冬に『稲庭うどん』を送ってくれます。ウチでは“つけだれ”は関東風、“かけ汁”は薄口しょうゆの関西風です。味の素かどこかで粉末の“関西風うどんだし”があったのですが、最近見かけません。
 我が家で気に入った食材や調味料って、だいたい廃盤になってしまうジンクスがあります。
 と思ってたらキッコーマンから『本つゆ 香り白だし』ってのが出たんだな(excite)。今度試してみるか。
 『関西は薄口』ってのが定説ではありますが、京都の東寺近くで食べた“にしんそば”は間違って“ヤマキのかつおだし”を3倍使ってしまったような超濃厚だし味だったのだが。あれでも薄味だって言うのか? しかも京都のラーメンってのは、日本一ギトギトだってのも定説らしいが……。こんなのとか。

 いかん……。このままでは、また本題に入り損なう。せっかく『ピー太』さんが換気ネタ書いてくれたのだから、土曜日の続きを書かないと……。

 え〜。再三この『第3種換気』が原因で起こる空調やニオイトラブルのことは書いておりますが。いつ何てタイトルで書いたか、自分でも覚えておりません。探しても……、アホなタイトルばっかり付けるもので、タイトルから内容が想像できない記事も……。多すぎ……。
 まあもう一度書けばいいだけなんですけどね……。
 
 キッチンの換気扇から吸い込まれた空気は、なぜか玄関にも出てきます。玄関にも換気扇があるのですが、空気を吸い込まずにキッチンの空気を排出。換気扇を使うと玄関が今日の夕食のにおいに……。(ピー太さんの記事より)
 はい。恐らくは典型的な第3種換気のバランス不調ですね。『第3種』は、家の中の空気をどんどん排気する構造になっています。ってコトは、常時家の中の気圧は低くなっているわけですね。

 だいたい、空気が入ってくる部分が小さな『ルーバー』ですので、抵抗がかかって出る量より入ってくる空気の量が少なくなっています。
 で、気圧は、その時動いている換気扇の吸引能力のあたりまで下がって、そこで均衡します。

 ハイ次に、もう1台換気扇を動かしてみましょう。今度は台所の換気扇です。家の中の気圧はさらに下がります。そして……。ある一定の圧力以下になりますと。な〜んと、キッチンの換気扇は空気を吸わなくなってしまいます!
 これは心霊現象なんかじゃなくて、第3種用の換気扇とキッチンの換気扇の特性が違うからなのですね。
 第3種換気扇は。小さなサイズでありながら、広い部屋の空気をもれなく吸い出す必要があります。だから吸い出す空気の量は少なくても吸い出す力が強いんですね。
 それに比べて、キッチンの換気扇は吸い出す空気の量がものすごく多いのに、吸い出す力はあまり強くありません。吸い出す力まで強かったら、ガスなんかの火が消えちゃうし、お鍋が浮き上がって大変なコトになりますから。

 そんなわけで、料理をしているニオイが玄関に出てくるのは。キッチンの換気扇が第3種の換気扇に負けてしまうからです。

 もうひとつ。マンションでよく行われている設計で、『キッチンなどの排気が玄関ドアの上にあるルーバーから出ている』ってのがあります。
 この場合、何がマズいかって言いますと。『家の中に入る空気が少ない場合、玄関ドアの隙間や新聞受けフラップなどの隙間から排気が戻ってくる』って現象が起こることがあるのですね。
 外に風がなかったら玄関先に料理の排気がよどんでしまいます。この現象も結構多いですね。

 解決の方法は、『キッチンの換気扇を使っている間はとにかく窓を開けて空気を入れる』ってのが一番手っ取り早い。
 他にもいろいろと問題はあります。ここは何屋さんかな?(失敗しない家造り) やはり24時間換気に苦言を述べていらっしゃいますな。

高性能を維持するには整備と補給が欠かせない

 風が強いです。中央線遅延、総武線も停まってます。農業用のビニールでも架線にひっかかったかな?

 雨の翌日の強風ですから、お山の杉から花粉が飛びまくり(田舎の雑木林で楽しむ!)なんだな。
 寝るときはダイキン製のでかい空気清浄機をつけますので平気だったのですが。朝、『にゃぢ口』を開けたとたんに目に来ました。今年は鼻より目に来るようです。
 まぶたの縁が、痒いって言うより熱いです。あとでアイボンしよ。これから秋葉原行ってタミヤの新作プラモの展示会見なくちゃいけないのだが、途中でアルガードの目薬買って行こう。

 前出のブログで、「こちらに引っ越して来た人の花粉症が治った」とあります。環境とか“その他いろいろアレルゲン”とかもあるのでしょうが、『麻痺しちゃう』ってのもあるかも知れません。
 私も家に“にゃぢ(5.2kg)”が来たら、ネコ毛アレルギー治まっちゃったし。思い切って檜原村あたりで茶色くなるほどスギ花粉浴びたら治るかも。

 で、ひろぽんさんが紹介していた『対花粉マンション』。“鎌倉植木の杜”ってくらいだから、周辺に杉の木いっぱい植わってるのか? 必要に迫られて取り付けた設備だったりして。
 で……。設備の詳細見てみると、この居室『第3種24時間換気』なんだな。『第3種』ってのは、小型換気扇を回しっぱなしにして常時居室の空気を排気、吸い込む方はルーバーなんかで自然吸気って設計。その他の24時間換気は説明するのめんどいからここ(三菱電機)見てください。

 専用の換気扇回して出て行った分の空気を、クリーンルームで使用されるフィルターを通過した空気で補ってめでたく花粉レスな室内にするワケですな。
 『クリーンエア住居』の説明図の中で、玄関先が“開放廊下”ってなっていることには目をつぶりましょう。エアシャワーの後で開放廊下に出たんじゃ意味ありませんから。誤植……、だよね。きっと……。
 で。何がマズいかって言うと、第3種換気ってのは「居室の中の気圧がさがる」ってコトなんですね。私がず〜っと言ってる問題。
 この世帯の平面図を見ないと詳しいことは判りませんけど、たぶんリビングや各部屋に高性能フィルター付きの“給気口(ルーバー)”が設けてあるのだと思います。平均的な第3種がそうだから。
 もしかすると気を利かせて、キッチン換気扇が動いた時用に差圧作動の給気口も付いているかも知れない。ん? キッチン換気扇は同時吸排気型なのか? あれに高性能フィルター噛ませるってどうやるんだ? 同時吸排気じゃないと、換気扇回したら絶対玄関ドアが開かなくなるような気がする。

 間取り見ますと。端っこの世帯じゃないと、玄関側とバルコニー側しか外に面していません。玄関側は共用廊下だから、こっちに居室の排気を出すワケには行かない。こうなるとバルコニーに排気して、共用側からもエア入れるしかないぞ……。あ、当然浴室換気も付いてる。ここの給気は独立か? こっちに高性能フィルター付いてるのか?

 どう見ても。吐き出す空気に比べて、入ってくる空気が不足しがちです。それも盛大に。
 そーすると何が起こるかって言うと、『取り入れ口の空気通過速度が設計より早くなる』って困ったことが起こります。速度が速すぎると、“すっぽ抜け”が発生します。幹線道路に近いワケではないので一般粉塵は少ないでしょうけど、周辺環境が“緑いっぱい”なだけにマヂで花粉の量が多いかも……。
 フィルターの寿命(詰まり)に注意しないと、気圧が下がりすぎて排水トラップが切れます。ディスポーザー施設付いてますから、そのうち何かニオイ問題発生します。
 フィルターの交換って、入居者が自分でやるのか? それとも性能保証で管理会社のサービスに含まれるのか?

 う〜ん。高性能を維持するのは大変だ……。いっそ何もしないでどんどん花粉入れて『逆療法住宅』にする手もあるぞ、超立派なバルコニーもあることだし。

 このマンションのエントランスとか見てると、何でここまで豪華に作って見せなくちゃいけないのかって気がします。
 戸建て住宅でも『こんな、モデルハウスそのもののガラス床でホントに良いの?』って思う家が珍しくないです。
 大工さんが書いてるブログで、『30代で新築して60歳になった時、その家の敷居をまたぐ自分の姿が、想像できない家もたくさんあるような気がします』(あつきちしおの「かかって来なさ〜い!」)って文が、うん。同感。

パケット痛信

 何か、お困りの方がいらっしゃるようで。『換気扇 臭い 逆流』とかの検索がいっぱい来てます。コメント欄で相談してくれりゃ良いのに。“ニオイ相談受け付けます”ってでっかく書いてもらおうかな。しばらく行ってなかったから編集部に挨拶がてら行ってみようかな。

 しかし、毎日毎日こうもダラダラと長い文章書いてますが。最近のヒトは長い文章を読んでくれないらしいですね(紅髪の小部屋)。3行以上だと読み飛ばされてしまうらしい。これわ大変。

ってコトは。こんな風に細切れにして、
パケットで書いてやらないと読めないのか?
さすが携帯人間、“携帯脳”か?

本を読まない風潮が続いていましたけど、
読まないからこうなったのか。

それとも読解力が低下したもんで読めなくなった
のか、どっちにしろ感心しないな。

会話だって同じような状態で、非常に決まり切った
言葉を細切れで使っていますな。

だから何の話題でも皆同じような言葉の羅列に
なってしまうんだな。それってヤバくね?

携帯のテキストメッセージの方が親しい『リアル』で、
目の前の人間はたぶん地球の裏側に居るのと同じ程度の
希薄なモノなんだな。

さすがに1段落2行で書くのはやってられんわ。まるでたれ流しの詩を書いてるみたいな気がしてきた。どーせやるならとことんまで表現を削り落として三十一文字にしちまえばいいんだ。

そこまでの理解力も想像力も持ち合わせているはずないか……。

 え〜と。何か本題にはいるのもおっくうになってしまったぞ。

 神戸の日本テルペン跡地の土壌汚染から出てるニオイ。ま〜だ解決していないようです(livedoor PJ報)。
 現在に至っても、周辺住民がどれだけの被害を受けているかを知るための『臭気指数測定』が行われていないようです。こっちの業界で話題にもなっていませんから、臭気判定士誰も呼んでないんだな。鹿島の技研は何やってるんだ?

 きっと日本テルペンと開発コンサルと役所がず〜っと押し付け合いをやってるんだな。時間を稼いでいるうちに解決するだろうとか思ってるに違いない。
 住民に回復不能な健康被害が出て集団訴訟、何億って訴訟起こされるまで待つつもりかな? 相変わらず、過去から何も学んでません。
 ベンゼンガスなんかが出てたら、普通の空気清浄機じゃどうにもなりません。大量に室内エアを吸引して活性炭か強力な光触媒にでもかけないと除去不能です。
 光触媒っての。高エネルギーの光を使えば効くのは効くんだけど、消臭する空間との対比が問題です。
 “クレシア”がティッシュの箱に光触媒コーティングを施して『ホルムアルデヒドなどを一定レベル除去できる』なんて言ってますが、この『一定レベル』ってのがくせ者だな。その『除去』が、果たして有効かどうかまでは判らないぞ。

“缶詰め”の家

 何せ『飲んべえ』でございますモノで、部屋に缶ビールを持ち込んで、パソコンしながら飲むことも少なくありません。気が付くとクズ籠が空き缶で埋まっていて、仕方ないのでその辺に一時置きしてそのまま不法投棄になってしまうこともまた多い。
 でもユタ州に在住だったこの男性は、いったいどうしてこんな状態になるまで放置し続けたのか理解に苦しむ(GiGAZINE)。
 空き缶7万個。8年で均等割すると1日あたり2ダースを飲んだことになりますが、ビール飲む以外何をやっていたんだ? ビールを飲むのを止めて復職したと書いてあるから、ホントにただひたすら『飲んじゃ寝』してたのか? 肝臓が丈夫でよかったこと。日本人だと普通肝機能障害起こして倒れます。
 いちいち缶をゆすいでいたはずもないでしょうから、臭いも凄まじかったのではないかと思われ。
 以上。あんまりアレなネタだったので、イレギュラー投稿。

ステンころりん

 さて……。『賃貸を面白くする……』からバトンが来てますが、これは弟子に宿題として渡しておきました。最近全然書いてないから。
 で、昨日ちょっと触れた『スメルキラー』です。スルメキラーじゃありませんな。でも本当にスルメのニオイを消す実験をやっているブログがありました。偉いぞ。
 ステンレスの固まりで、何で消臭できるのかと言いますと。恐らく通電現象によるイオン還元反応かな〜と思いますが、良く判りません。で、代理店のHP見たら実証試験やってました。あら、これは私が以前にいた会社じゃありませんか。ふんふん。アンモニアは分解できないけど硫化水素は分解できてるらしい。ってコトはお口の中用の製品は、口臭の原因物質であるメチルメルカプタンを分解するんだな。
 ステンレスって金属は、それ単体ではなかなか腐食しませんが(錆びないってワケじゃなく、非常に錆びにくい)、普通の鉄と接触させますってぇと、鉄との間にイオン通電を起こしましてステンレスに穴が開いたりします。これで一度ひどい目にあったコトがある。
 ですから、口の中なんて極小空間で使用する分には効果はあるのでしょうね。私はイヤだけど。アレルギーじゃないけど、皮膚に金属が触れているのが嫌いなんです。
 工業用で使われる触媒って言いますと、プラチナを始めとしてパラジウムとか最近流行の酸化チタンとかがあります。
 これはどれも加熱したり、水素を吸わせたり、高波長の光を照射したり、何らかのエネルギーを外から与えてやらないと効果が出ません。……中には『波動』でもってどうのこうのって非常にぁゃιぃ触媒もあったりしますが。
 そこ持ってくると、スルメ……、じゃなくてスメルキラーは水だけ。燃料電池もびっくりの格安反応源です。しかも本体は永久に使える。ペット用なんて1個で20畳のお部屋を消臭できる。凄い。

そんなはずないだろ。


 室内空間での実験データなんか付いてないし。だいたい小さな密封空間に倒れるほどの高濃度ガス入れたら、現実にはあり得ない接触率になってしまう。つまり、実際に部屋の中で使っていれば1秒に1個しかニオイ分子と接触しないはずなのに、小さなバックに高濃度のガス入れた中でなら、1秒に1000個でも接触してしまいます。
 現実にあり得ない状態で「ほら効いた」と言われましてもねぇ……。似たような実験やったコトあるけど……。
 これは、『実際にやってみた』してみるしかないな……。

モデルハウス症候群

 ブログは、現在1秒間に2個ずつ新たに開設されているそうです(CNET Japan)。使用されている言語のうち39%が英語、次が日本語31%だっていうのだから、“英語圏”の大きさを考えると日本の“ブログ度”の高さが伺われます。3位が中国語で12%だそうです。韓国が入ってこないのが意外ですが、単純に国民の数の問題かな?
 
 それで……。何かあちこちで「記事が消えちゃった〜!」の悲鳴が上がっているようなのですが、私のところも1こ消えました。土曜日に『モデルハウス症候群(の本文)』をアップしたのですが、新着エントリーに一度出たにもかかわらず消えてしまいました。で、仕方ないからもう一回書いてみる。

 某住宅展示場の某モデルハウス。2×4です。オール電化で当然24時間換気ついてます。それなのに常駐社員がシックハウス起こすってのは変すぎないか?
 そんなワケで、弟子と一緒に調べに行きました。毎度。

 吹き抜けのリビングです。無粋な調査道具が散らかっていますが、『夢のようなお住まい』を演出しています。でも上の方にある窓の掃除、どうやるんでしょう? 派遣メイド雇うのか?
 このモデルハウス、玄関から入ったとたんに独特の刺激を感じます。嗅覚サーチのために、一度窓を全部開けはなって換気しましたが、閉めるとものの数分で刺激臭が戻ってきます。明らかにおかしい。
 これだけ速攻でにおいが充満するからには、相当強烈な発生源が存在するはずなのですが、あちこち調べても強くニオイを感じるところが見つからない。

 それでは、新兵器の『柳沢センサー』を使って、まずホルムアルデヒドが出ていないかどうかを調べてみます。

 これが柳沢センサー。樹脂の間に薬剤をしみこませた濾紙がパックされていまして、この濾紙がホルムアルデヒドに反応して赤く変色します。さて新兵器の威力やいかに?

−続く−

モデルハウス症候群(の予告?)

 本日は“ビアホールの日”だそうです。1899年の今日、『銀座ライオン』が『ヱビスヤホール』って名前で開店しまして、それが日本で初めてのビヤホール。当時のメニューが何だったのか非常に興味があるところ。
 『ライオン』といえば、昔からなかなかクラシカルな風情のあるビヤホールでして、札幌の狸小路にあった『ライオン』なんて、私が子供の頃に、すでに古めかしかった記憶があります。
 たまに家族で食事に行くと。私はランチ、親父は当然大ジョッキなんですが、ビールに必ず付いてくるつまみのポテトチップが秀逸で、テーブルに置いたら下の木目が見えるほど見事に薄い。自家製じゃなけりゃあんなポテトチップ作れません。その軽さと歯ごたえたるや、そこらで袋に入って売ってるポテチが“せんべい”に思えるほど。残念ながら今はやっていないそうなのですが……。あ〜、ランチについてたデザートの焼きリンゴ、ちゃんと食べておけばよかった。きっと激ウマだったろうに、後の祭り……。
 で、酒の話が出たついでに。船乗りと酒ってのは切っても切れないものだと思いこんでましたが、やはり飲酒操舵はいけないらしい(exciteニュース)です。
 一昨日リンクで紹介した“HMS Vitory”時代のイギリス海軍なんか、食事にビールを支給していました。勘違いですが壊血病の予防に良いってんで昼食前(!)にラム酒まで支給していました。さすがに仕事に影響が出てしまったので慌てて水割りにしたそうですが、……そうじゃないだろ。
 『宝島』に『ロビンソンクルーソー』に『十五少年漂流記』を繰り返し読んで育ちましたので、船乗りってのはラム酒を水のように飲むものなんだと思っていましたが……。実際の所は酒でも飲んでなきゃ、とてもやってられない環境だったからなんですね。
 特に女王陛下の海軍なんて、言ってみればホームレスやそこらで酔いつぶれてる人間ひっくくって、水夫として海戦に連れ出しちゃうんだから。ローマ時代のガレー船よりひどい話。くそっ、魚雷だ。全速前進!

 そう言えばANAの機内誌で知ったんだけど、日本でもラム酒作ってるんだそうです。ちょっとググって……。あ、あったあった。『小笠原ラム・リキュール株式会社』だそうです。通販もしてくれますが、週に1便の船で運んでくるので10日かかるそうな。当然台風が来たら、どっか行ってくれるまでじっと待ってなくちゃならないんでしょうね。何しろ小笠原島は船が着く岸壁ってモノが存在しなくて、船のデリックでもって人も荷物も陸揚げするスリリングなところですから。頼んだら、味を思い浮かべつつ小笠原時間でのんびり待つしかありません。
 確かこの会社、廃止になった小笠原空港の建物の中でラム作ってたはず。あ、会社のブログもあるんだ、トラックバックしておこう。

 で……。え〜と。肝心のタイトルの内容、書く時間もスペースもなくなってしまったぞ。明日にするか……。何か『トリビアの泉』が、実験やってくれって言って来てるんですが……。

夏の災典

 一気に大気中の湿度が下がりました。昨日は『鈴鹿8耐』のネット中継を見ながら、ほとんど1日中部屋の片づけを行っていました。私の部屋は、油断するとすぐ本やら何やらで足の踏み場がなくなってしまうもので。
 かなり昔の話ですが、毎日新聞で原稿輸送ライダーをやっていた頃に、一度だけ8耐に出場するチームのピットヘルパーを頼まれたことがありました。同僚と二人、前日の夜中に勇んで出発しまでは良かったのですが、東名を西に進むに従って雨が降り出し、それがどんどん強くなってくる。終いにはワイパーが効かない豪雨となって時速60キロ程度でしか走れなくなってしまいました。
 何と、8耐が台風の直撃を受けてしまったのですね。予定より6時間以上も遅れて鈴鹿サーキットに着いたのは何とスタート直後。携帯なんてない頃でしたから場内放送でチームの人を呼び出してもらおうと試みましたが、規制前の耐久マシンが数十台も走っている場内の、さらに戦争状態のピットで放送が聞こえるはずもありませんでした。
 呆然とゲート前で待ち続け、悄然と鈴鹿を去ってまた豪雨の中を東京まで帰りました。しかし、ゴール(確か6時間に短縮)までサーキットにいた人たちは東名名神通行止めを喰らって、東京に帰り着いたのは翌日の昼になったそうです。

 今はどうだか知りませんが、昔は気温によってキャブレターの部品を交換しないと、パワーが出なかったりエンジンが焼き付きました。気温によって空気の密度が変わりますからね。真夏の富士スピードウェイなんか標高もあるもので、レース本番まで何番のジェットにするか大いに悩まされたものです。
 第二次大戦中にイタリア軍の爆撃機がシリアかどこかに派遣された時、その当時としては非常に高速な機体だったのですが、何と地面を這うようにしか飛べなかったそうです。
 あまりに気温が高いために空気の密度が薄く、さらに高空の希薄な空気のところまで昇れなかったらしいです。

 で……、今日も良いカンジで関係ないコト書いてますが……。“薄い空気”じゃなくて“薄い臭気”の話題です。日立さんが『絶対に臭くない?! 脱臭率99%の空気清浄機(産経iza)』って高性能空気清浄機を発売したそうですが、そう言えばこの間日立アプライアンスの人が来て、話聞いて行ったな……。
 今まで“空気清浄機”と言えば、フィルターと電気集塵ユニットの組み合わせでした。ホコリや花粉なんかはこれで充分取れたのですが、“ニオイ”となりますとホコリなんぞ比べモノにならない小さな粒子なものですから、電気集塵は効かないし普通のフィルターなんかすり抜けちゃう。活性炭フィルターやカテキンフィルターなんてのを採用した製品もありましたが、如何せん、家庭用空気清浄機に使えるような薄小型のフィルターじゃ能力も知れています。従っていくら空気清浄機を置いたって、お部屋のニオイは全然なくならないのですね。これ知らない人は結構多い。
 この『クリエア』って製品はナノフィルターを採用していますから、ニオイ粒子がすり抜けない構造ですね。それでもすり抜けちゃうアンモニアやホルムアルデヒドのような微小粒子のニオイは『ナノチタンフィルター』で分解しちゃうらしい。それでもまだ脱臭効率99%ですが。
 何度も書いていますけど、退化しちゃってるとはいえ人間の鼻は結構感度が良いモノですから、残り1%のニオイ成分を感知してまだ脱臭できてないように感じることもあります。99%のニオイ粒子がなくなっても「だいぶ良くなった」と感じる程度で、「すごい!無臭だ!」とはならないはずなのですが。まあ、一般家庭での臭気レベルでしたら99%の除去でそこそこ無臭に近い状態になるかも知れません。

∞Multiplies

 え〜〜〜。 暑いです……。きっぱり外に出たくありません。
 帰りの新宿駅なんか地獄です。日中に溜まった経済摩擦が……、じゃなくて……。朝の8時にもう脳が熱持って沸いてます……。え〜と、日中の熱と売店や両側の駅ビルからの排熱+電車のクーラーからの排熱がホームに流れ込んで、昨日の夕方は局地温度36℃は絶対間違いなかったですね。
 で……。そんな温度になりますってぇと、家の中どこも満遍なく培養槽状態になります。乾燥していない場所は間違いなく菌の楽園。

浴室のにおい「気になる」44% 原因は壁や床の汚れ 花王が意識調査(フジサンケイビジネスアイ−iza!)だそうでして、もっともなコトです。『温度・湿度・養分』が全て揃ってますから。あ、わんこの耳の中もですか。大変……。『塩化ベンゼルコニウム』撒くわけにも行きませんから、大変ですね……。
 ウチのお風呂も、何やらタイルの目地が薄赤くなってきました。土曜日は大殺菌大会だな。おや、別のiza記事でもカビネタやってるし……。

 しかし引用した記事、『対策としては床や壁の掃除頻度を上げることや、浴室内の消臭が必要と指摘している。』
 ……ずいぶん漠然とした対策だこと。『消臭』なんて言ったら、ウチじゃロクシタンの巨大セッケン(写真は小さいサイズ)使っているもので、これで立派に消臭になちゃってます。
 消臭だけ行っても赤カビ黒カビはどんどん∞増殖しますので、ちゃんと殺菌しましょう。塩素剤ばっかり使っていてもそのうち効かなくなりますから、重曹磨きしたり、時々は酸(酢)も使いましょう。でもやりすぎるとタイルの目地が傷みますからほどほどに。ウチみたいに35%の過酸化水素なんか使ってはいけません。

 菌が増殖するのはお風呂や流しやわんこの垂れ耳の中だけじゃなくて……。なかなかシビアに怖い場所でもひっそり増殖しています。サクライさんのところではこんなモノも増殖しているそうです。(ぎゃぁぁぁぁ……)
 麦茶のポット、お子さんの水筒。ちゃんと消毒して使っていますか? 私は常々『水出し』のお茶や麦茶に不安を感じていたのですが、やっぱり増殖しているそうです(サイキンのオハナシ)。
 やはり水出し麦茶は45%程度のエタノールを体積比10%ほど混合して、消毒してから飲まなくてはいけません。エタノールはやはり同じ麦から作ったモノが良いようですな。『ウイスキー麦茶で割ってアカプルコ』なんてコマーシャルがあったけど、あれはトリスだったか?

芳しきは自らの放ちたるモノ…

 中野の迷惑悪臭オヂサンが、よ〜やっと逮捕されたようで(産経iza)。自分では「ぜんぜん臭くない」と言っていましたから、拘置所で他人のトイレ臭でも嗅がせてやればよろしいのではないかと……。罰として都内にある清掃工場のピット、1個ずつ掃除して回ること(たぶん死ぬな…)。
 あれで何で「臭くない」なんて平気で言えるかってぇと、自分がやってるコトだからなんですな。『周囲を困らせてやる』って意識にプラスして、前にも何かで書いた『自分のオナラは結構平気』って感覚も加わるものだから、他人なら逃げ出す臭気でも何とも思わなくなってしまうんです。

 家の中のニオイでも、原因が判らない場合は不安も加わって非常に不快なモノですが。原因が判って、しかもとりたてて害はないと知ってしまえば、不思議なことに許容できてしまうなんて事例も珍しくありません。
 そんな事例が『しんのすけ』さんの友人宅ですね。1Kタイプの居室9畳にユニットバス。換気しても30分で『樹脂・ゴム・ワックスみたいなニオイ』がこもってしまうそうです。
 タバコ臭が残っていたくらいですからリフォームしたてではなさそうだし、築19年だったらほとんどの材質臭は抜けているはず。30分でニオイが出るとなれば、たぶん発生源は室内に露出していますね〜。

 それでは次なる調査手段です。
 暑いけど、エアコン止めて窓開けて換気しちゃってください。で、外から部屋に入ってニオイを感じない程度になったら、窓なんか開けたまま『壁のクロス』『フローリング』『天井(可能なら)』と、1個ずつニオイを確認していってください。
 続けてかぐとすぐ判らなくなっちゃうから、1個かいだ後は窓から顔出して外気で鼻をリフレッシュ。以前書いた自分のハンカチフィルターなんかでも良いですよ。
 それぞれに問題のニオイが薄〜く付着していると思いますけど、どれかひとつ「あ、ここ強い…」って感じる場所があるはずです。クローゼットなんかあったら、その扉の裏表も確認してください。これで判らなかったら、私が行かないと見つけられないですね〜。フローリングの接着剤が怪しいような気がしていますが、フローリング貼り替えていませんか? 判らなかったら大家さんにきいてみてください。クレーム申し入れるなら、事態が深刻化する前に1度は入れておいた方が良いです。
 それから暫定の対処法ですが。う〜ん、原因が判らないとなぁ……。とりあえず、エステー化学の『備長炭入りドライペット』を部屋の四隅に置いておきましょう。何もしないよりずっとマシですから。エアコンに後から取り付ける脱臭機能付き汎用フィルターもありますので、量販店などで聞いてみてください。

ニャによ!

 『Myネコ写真』が流行っているらしいので、乗ってみたりする。いつもの“にゃぢ(5kg)”ですが。

 黄色いのはにゃぢの玩具になってしまったナメ退治用のヘラ。ちなみに片方の耳の先が欠けてるのは、ノラ時代に不妊手術された時の『済み』印らしいです。

 バトラー先生は『コロッケ通』だそうで、『ミンチが申し訳程度に入っている基本的なイモのコロッケ』を好まれるそうです。全く同意でございまして、コロッケはシンプルなほど美味いですね。
 もう一段シンプルに、マッシュポテトだけのコロッケも良いモノです。ただしこの場合、“十勝産男爵イモ”や“農林二十九号キタアカリ”なんて良いイモを使ってはいけません。中身は“雪印マッシュポテト”を使い、バターやミルクは入れない。お湯で練ったイモ粉のみ!
 こいつを尾張名古屋の敷島パン製業務用食パンに挟んで、中濃ソースをパンに染みるほどかけて喰うってジャンクなのも悪くありません。ジャンクと言えば、『じゃがりこマッシュポテト』なんてスーパージャンクな料理も発見しました。
 ちなみに、かけるモノはソースか醤油かウスターか中濃かなんて議論もあったりするけど、これにハマるとまた『何の関係もないエントリー』になるので自粛。

 さて。6日にアップした『しんのすけ』さんのご友人が困ってらっしゃる悪臭の件です。ちょっと調べてみましょうか。
①お部屋の窓もドアも開けて、換気扇も回して15分ほど換気。
②換気扇を全部止めてからドアと窓を閉め切る。で、ちょっと散歩。
③30分ほどして帰ってきたら、部屋の中に悪臭が出ていないかを確認。
 ここでニオイが発生していたら、ニオイの元は室内に露出しています。ニオイが出ていなかったら次に進みましょう。
④窓なんか閉めたままキッチンの換気扇を回す。
⑤どこからニオイが強くなってくるか、部屋の中動き回って調べてみる。
ハンカチなんかで時々嗅覚をリフレッシュしながらやってくださいね。
 『ゴムかと思った』ニオイの質がくせ者ですね。何となく発生源の見当はつきますが、この実験の結果についてコメントがありしだい続きを書きます。

どこに訊いたらいいのやら……

 昨日宝塚の『ロケットダンス』のことを書きまして……、何でロケットのダンスなのか気になってしまいました。ググってみたけど判らない。一生懸命調べてる時間もない。『鍬入れ式』の「えい、えいっ!」も調べなくちゃいけないし……。
 踊りに関することだから“ぐれーとぶりぶり団”なら知ってるかもしれない、踊りながらトラバって訊いてみよう。

石津さんからお返事がありました。
 ご返答ありがとうございます。
トラップ蓋というのと、私が上蓋といったものが同じものかがわからないので教えて下さい。
 ユニットバス説明書にある封水筒の事でしょうか?封水筒をとったまま放置した事はありません。取った直後から強烈な匂いが出てきてしまいます。主人も確認済みです。
 下水ガスについてそんなに心配する事はないと教えて頂いたので、本当に安心しました。換気扇をかけると匂いが上がってきてもっとひどくなると感じていたので換気もあまり出来なかったのですが、体への影響がないのであれば気にせずに換気扇をまわせます。
 匂いについてはとりあえず、マンション全体の排水溝の洗浄をしてもらった後にまだ出るようなら対処しようと思います。匂いの問題の解決はまだしてませんが、精神的に楽になりました。ありがとうございました。


 はいはい。私が言っていた“トラップ蓋”はその“封水筒”のことです。それがついているのにニオイが上がってきたのですね。換気扇と……。
 負圧状態による吸い出し現象の疑いがありますね。ちょうど今週金曜日のTBS『イブニングファイブ』でその物件やります。
 家の中の換気状態を確認してみてください。回しっぱなしの換気扇はいくつありますか? 24時間換気はついていますか? 空気の取り入れ口は閉まっていませんか? 排気ばっかりで新しい空気を入れないと、家の中の気圧が下がってトラップ(封水筒)が浮き上がり、下水のニオイが上がってくることがあります。
 封水筒が見える状態にしておいて、家中の換気扇を全部回してみてください。浮き上がって「ゴボ」とか音がしたら、家の中の気圧が下がりすぎている証拠です。どっか開けましょう。
 今日も現場に出なくてはいけません。それでは皆さんシャンシャンシャン……。

フィナーレで手に持つアレは“シャンシャン”と呼ぶ…

 僭越ながら、6月23日は結婚記念日でありまして。記念日+奥さんごひいき和央ようかサンの退団公演を観に有楽町の宝塚劇場に行って参りました。私は初めて。
 ナマで観た『ロケットダンス』は凄い迫力でした。美的感覚がはるか上方にシフトされてしまい、デフォルトに戻るのにひと晩かかってしまいました。いや凄かった、あの世界は中毒性あるわ……。

 さて、坪井さんからの追加情報が入りました。奥さんが『2階の犬のニオイ(?)』でノイローゼ気味になっていらっしゃるご家庭です。
 
新築マンションを購入して現在入居11年になります
臭いが気になりだしたのは、約2年前からです
特別な換気システムはありません
入居後はまだリフォームもしていません
宜しく御願い致します

 
 入居後11年ですと、シックハウスの可能性は薄いですね。24時間換気はついていない、と言うことはトイレと浴室の換気扇だけですね。
 う〜ん……。これはもう、現場を見ないと判断できません。後ほど直接連絡を取らせて頂きます。

ネコと湯気とケムリ

 さて。ようやっと座長報告をメールで送ったので、ようやく休日(の残り)を愉しめそうです。しかしすごい雨だな。“にゃぢ(5kg)”がベランダのテーブルでずっと『雨見』してますが、面白いか?
 天候不順が原因なのか、野菜が高い上に品不足。境のヨーカドーなんか野菜の島を縮小しています。品数が少ないのを気付かせない作戦でしょうか? 豊富に出ているのはタマネギ・ナス・トマト・キノコぐらいでしょうか。これでは『ラタトゥーユ』を作るしかないぞ。
 ってんで、休日の残りは料理をして遊ぶことにして、最近出番がなかった『シャトルシェフ』に登場いただいて、最低の加熱時間で調理をば……。

 あ、調理と言えば『ひろぽん』さんから質問が来ていました。

IHで熱が出ない分、換気扇の効きが悪いというのは
どういう仕組みなんですか?
それから、油煙が下にというのは?
教えてくださりませ。


 はいはい。さっきその実験『室内における調理臭の拡散および残留特性に関する研究』(←学会の案内PDF)についての講演評価を書いたばっかりなんです。
 え〜。ご存じだと思いますが、IH調理器(TEPCO)ってのは自分は熱を出さずに鍋の金属を加熱します。だからIHコンロは作れるけど、IHオーブンやIHトースターってのは作れないんでしょうね。
 どうでもいいけど、一般家庭でも200V供給してくれるようになったのか。知らんかった。

 え〜、つまりですね。ガスや石油みたいな燃焼するエネルギーを使うのは、実はと〜っても効率の悪いコトなんですな。自動車のエンジンなんかでも、石油が持ってるエネルギーの半分程度しか取り出せてない。半分は熱となってムダに空気を暖めてしまうんです。
 これと同じでガスによる調理も、半分くらいはロス熱となって鍋を温めずにそこらの空気を暖めてしまうんですね。
 ありがたいことに熱気ってのは勝手に上に登っていってくれますので、鍋をつかんでいる手が燃え上がるまで溜まることなく、勝手に換気扇のあたりまで退場してくれます。それと一緒に調理のときに発生したニオイなんかも持って行ってくれます。その意味では100%ムダとも言いきれませんな。
 ところが、これがIHクッキングヒーターですと、熱源は鍋そのものと鍋の中身しかありません。そもそもロス熱ってモノが存在しないんですね。IHの電磁波はムダなく調理に消費されるワケだ。でも焦がしちゃったら料理はムダになりますけどね。
 
 つまり。ガスだと100の熱のうち、60ぐらいは素通りして熱による上昇気流を作ります。だから換気扇がなくてフードだけついていてもある程度換気されちゃう。
 ところがIHは100の電気を全部鍋で熱に変換して、余る熱が全然ありません。それだから調理してもお部屋が暑くならないんですね。しかし、そのために上昇気流が比較にならないほど少ない、そうすると調理臭は上に持って行かれないで鍋の周辺に残ります。
 これを同じ性能の換気扇で排気したら、上昇気流のアシストが強いガスの方が良く効くのは当然ですね。IHだともっと吸引力の高い換気扇をつけるか、いっそ低い位置から吸う構造にしないと上手いこと調理のニオイを排気できません。
 でも超強力な換気扇なんかつけた日には、音はうるさいし家の中のモノはみんな吸い出されてしまいます。終いには家の内外裏返っちゃったりする事故が……。
 で……。油煙が下に落ちるのも同じ理屈です。油煙はニオイ粒子よりもの凄く大きな粒子ですから、上昇気流がなければ全く排出されません。学会で発表された大同工業大学と東京電力の共同実験でも、揚げ物を作った実験では、ガスでは検出されない床上50センチ付近のニオイがIHで行った時には検出されています。
 これは油煙が換気扇まで上がって行かないで、床に降りてしまっているのでしょうね。え? どうしたらいいのかって? う〜ん……。
 それでは秋葉原に行って“ぁゃιぃファン“を買ってきて……。

 アップしたら、コグレマサトさんが先日のトラックバックのことを記事にしてくれていました。調理油の床用ワックスですか? 滑るだけだからやめた方が良いような気がします……。

湿気る宇宙

 地球滅亡まで、あと24時間ですか。それじゃお昼に野田岩のウナギでも食べておきましょうか。あ、神田まつやで鴨南蛮のヌキともりを交互に食べるってのも良いな〜、でもそれだと絶対酒行くな……。
 こんな時こそ「大丈夫。実は軌道核兵器システムを用意してあったんです。いや、こんなコトもあるかも知れないな〜。なんて考えたもんで……」とか言ってアメリカとロシアが記者会見して、「それでは、ぽちっとイキま〜す!」と華々しく再起動かけたらロシアの『ピョートル大帝号』はとっくに錆びてたもので、姿勢制御スラスターが変に作動しちゃって丸ごと地球に落下……。
「しまった〜!宇宙の湿度を甘く見てた〜!」

 確か『メテオ』だっけ? どっちも予算ないからそんなモノできてないだろうな。イギリスは「UFOなんかなかったことにしました」とか言ってるし。ってコトはBBCの地下の『地球防衛軍シャドー』は作ってなかったのか? 確か活動を開始してから26年経つはずなんだけど、実は2000年に解散してたとか? 毎日何をやっていたんだろ? 昔のコンピューターだったものだから仕事がムチャクチャ遅かったのか? それが証拠にハッカーにやりたい放題やられてたらしいし。(X51.ORG)

 今日も良いカンジで関係ない話題書いてます。何か今、InternetExploer落ちたんですが、何かヤバイ物踏んだのかな?急いでwordにコピーしておいて良かった。あら、いきなり軽くなった。回線負荷か?
 え〜と、そうそう、新聞紙ですね。何のコトはない使い方で、押入の内側と収納物の間に畳んだままの新聞紙を差し込んでいくだけです。え? 入る隙間もない? そんな使い方は論外です。内部に空気の流通ルートを確保しておかないと、湿気とカビが優遇処置を受けて住み着いてしまいます。そして都合が悪くなったからと言って退去を願っても、既得権を主張して違法占拠を続けます。
 この場合、裁判所に訴え出ても恐らく取り合ってもらえないと思いますので、このような事態が起こらないようにするのが最も良い方法です。
 何故押入に湿気が溜まるかと言いますと、
①基本的に空気の流通を考えていない
②押入自体の壁が薄いので建物の内側に発生する湿気が伝わりやすい
③吸湿性の物品を収納することが多いため、一度入った湿気は抜けにくい
このような原因が考えられます。
 では、明日からぼちぼち真面目に押入の除湿について考えていきましょう。真面目にやっても『ヘンなコト』になるでしょうけど……。

成層圏なら除湿は不要

……何か、呼ばれたような気がしたのですが? 気のせいか?
 気温も上がってきたことですし、大陸からの低気圧の影響で湿度も上がってまいりました。私の所に検索で来るキーワードを見ても「床下 臭い」「マンション 臭いトラブル」「油脂 ラード どこで」何だこりゃ?
 湿度が上がれば、今まで乾燥していたことによって感じにくかったニオイも鼻腔の粘膜に捕捉されやすくなり、良く嗅覚にキャッチされます。つまり、今までは漂っていても気が付かなかったニオイが判るようになると。

 前にもちょっと書いたのですが。食べ物を飲み込むと、一緒に入った空気の一部が食堂から鼻腔に流れ込んで、食品のニオイ粒子が嗅覚を刺激します。これで初めて食品の『風味』が判別可能となります。だから意図的に鼻への空気流通を止めると、食品の『風味』は全く感じられずに『甘塩酸辛』の4種の味蕾刺激だけで判断することになります。あ、日本だと『旨』が加わって5種、中国ではさらに『苦』が加わって6種ですか?
 しかしこれが嗅覚ほどにはアテにならなくて、体に亜鉛が不足しているともっとアテにならない。もっと豆と海草食べましょうね。食材を除いたソースだけを舐めると、ひどい場合にはクリームシチューとエビチリソースの区別ができない人もいる。
 日曜日にテレビで見たゲームだったのですが、鼻を塞がれた芸人さんたち、目をつぶって小さじにちょっとの“料理”を口に含まされるのですが、見事なくらい外す外す。料理名を外した人は床が抜けて特設プールにダイビング。当然、中は親切きわまる氷水。

 え〜と、早速脱線したぞ。昔の日本家屋は、その素材と構造で外気との温度差・湿度差を作りだしてエネルギーを消費せずに、最低限の快適さを提供していました。しかし現代のコンクリートの箱では年中電気やガスを消費しないと暮らしていけない環境になってしまいました。これで空気までボンベで供給すれば、いつでも衛星軌道で暮らせます。会社行くのに毎日大気圏再突入しなくてはいけないのが面倒ですが……。
 でだ……。どう頑張ったところで、外部の湿度がどんどん上昇してきますから。“超気密超高断熱”住宅でない限り、居住空間内の湿度は上がります。超高断熱の場合、外部にはRCC(強化カーボンセラミック)パネルなんか使うと良いかもしれない。住宅ごと大気圏に再突入が可能になります。
 でも、そんな極端な『居住空間内調湿』なんて生活コストの圧迫にしかなりませんから、もっと格安な『てくのろぢー』を用いて対策を行う必要があります。とりあえず新聞紙なんか使ってみましょうか。
 結構な断熱能力・吸湿能力がありまして、バックパッカー(古い用語だ)や熱帯での軍事作戦行動でも使われます。ハムスターのお家のように床にも敷くことができますが、あれは除湿の方法としては非常に良いと思います。まあ、歩くのが大変なのと片付けがもっと大変であることを除けばですが……。

 −続くらしい−

誘因臭質

 『ネタフルアネックス』に女性の部屋をニオイで探して侵入する泥棒の話題が上がっていました。なかなか鋭敏な嗅覚を持っている泥棒らしい。タバコを吸う女性の部屋を特定できたかどうか、訊いてみたいものです。
 対策の中で『日頃から換気を良くしてニオイが出ないように工夫する』とありましたが、ちょっと疑問を感じました。在室時にどれだけ換気を行っても、身につけていた衣類や置いてある化粧品から発生する香りは、数時間もすれば部屋に拡がってしまいます。それに、24時間強制換気システムでもない限り、建物には空気が抜けていくルートが存在します。部屋の中を窓からドア方向、またその逆方向に空気が抜けていく現象はほとんどの部屋で発生します。
 ですから、換気のためにやたらに窓を開けて住人の姿を晒してしまったり、部屋の中を見せてしまうのは逆効果かも知れません。不快でしょうが、お守りだと思ってどこかでタバコの吸い殻をもらってきて玄関に置いておくのが良いかも知れませんね。

 私でも、タバコを吸う独身男性の部屋ならドアの隙間からのニオイで特定できますが、女性かどうかをわずかなすきま風で判別できるかどうか……。やってみても良いけど……。
 いかん。こんなコト書くとフジテレビに本当にやらされるかも知れない。

 てなコトをあちこち拾い読みしていたら、昨日テレビCMで見たオゾンを使用する脱臭機能付き洗濯機“サンヨーAQUA”も紹介されていました。
 へー。最終すすぎ水はオゾン浄化して繰り返し使うんだ……。大丈夫かな? それに、消臭とか殺菌で使ったオゾン、どう処理するんだろ? 機内のオゾン濃度は最高どの位なんだ?でも確かに脱臭できているらしいな……。そりゃまあオゾンだし、問答無用で効くのは間違いないだろうけど……。
 う〜ん。これはサンヨーに訊いてみたくなってしまったぞ。ショールームは…、何だ大阪にしかないのか。これは秋葉原のヨドバシカメラでも襲ってみるしかないな……。

嗅ぐ方法

 春の大雨が通り過ぎまして、事務所にさわやかな朝の空気を入れようと思ったら、近所の某有名唐辛子ラーメン屋の仕込み排気が……。朝の7時半だってのにもの凄いニンニク臭です。まいったなこりゃ。消臭屋が悪臭苦情申し立てるってのも何だか格好悪いような気がするし……。それよりあそこ、野菜煮込みすぎなんだが。キャベツはも少し歯ごたえ残してほしいな……。

 そんなコトより……。また、何かニオイで困って調べてる方がいらっしゃるようなのですが…。『臭い調査』とか『においの判定』『悪臭 住まい』とかの検索がやたらに来てます。暖かくなりましたからねぇ。ウチの庭のガマも出てきたし……。

 “においの事件簿”の中での相談は無料ですよ〜。


 昨日ご相談をいただいた清水さん。業者にクレームを入れる前に少しだけご自分で調べてみましたか?まだでしたら今度の日曜にでもやってみてください。

 私が行う『住宅内においサーチ』は実際のところ非常に単純なものす。コツさえつかめば経験のない人でもある程度までは可能です。

 それでは『嗅ぐ方法』
「嗅ぐためには、まず呼吸を行う必要がある。呼吸を行うためには横隔膜を胸腔より腹腔方向へと押し下げるか、肋骨全体を膨らませることにより肺の膨張を誘い、肺の内部に外気を流入させる……」って、これでは筒井康隆の『寝る方法』だ。失礼しました。
 
『臭気判定士の石川さん』式においを嗅ぐ方法

ステップ①「第一印象をつかむ」
・初めて玄関に入った瞬間、感じた臭いを記憶します。そこの家の固有のニオイと、苦情になっているニオイをまとめて識別。まあ、これは経験積まないとムリですが。

ステップ②「ニオイが強い場所を探す」
・ここでの『嗅ぎ方』ですが。一般的に『嗅ぐ』場合の、音がするほど強く息を吸う方式はダメです。三叉神経が刺激されてかえって判らなくなります。普通の呼吸で嗅いでください。

ステップ③「ニオイの発生状態から見る」
・別に難しいことではありません。一度全体を換気して、ニオイがなくなったら閉めきって、どこからニオイが出てくるのか探し回るのです。これが『石川式ニオイサーチ』で、“特ダネ”で良く映されていた光景です。

ステップ④「開けられるところは全部開ける」
・戸棚、ユニットバスの天井、押入の天井、床下収納庫があったらバスケット外してみましょう。コンセントや壁のスイッチパネルも外してみましょう。どこかからニオイが出てくるかもしれません。

 これ以上は、その家の構造や換気の仕組みなどによってその場その場で決めていきますが、この程度の調査でだいたいの発生場所は特定することが可能です。
 ニオイを嗅ぐときは、目をつぶって鼻以外の感覚をできるだけ遮断。嗅ぐことに全神経を集中するのが大事です。

瓦斯化住宅

 先日連絡をもらった『J−WAVE』のインタビュー。どうやら17日に行われるようで、六本木ヒルズに行ってきます。かなり前に『仮面ライダー響』の“音撃鼓まんじゅう”買いに行って以来だな。
 4月から始まる“HOLA DOMINGO(毎週日曜9:00〜13:00)”の中に“TEPCO EARTH HUMMING”ってコーナーがありまして、世界のあちこちの都市に住む人に、そこのエコ具合をインタビューしています。
 私のところに電話したきっかけは「“においの事件簿”を見て」
だそうですshine

 TEPCOと言えば、先日『厨房機器展&ホテルレストランショー』(ビックサイトで17日まで開催中)を覗いてきたのですが、TEPCOの一般家庭集中に比べて東京ガスの展示は業務用ばかりでした。
 普及型家庭用ガス燃料電池オール電化住宅の真っ向勝負が見られるかと期待していたのですが……。

 で……、前置きがやたら長くなりましたが。14日に書いた『ゆらぎの滴』にコメントと言いますかご相談を戴きまして、長い文なので端折りますと。
「今年に入ってから、2世帯住宅の子供側世帯部分だけにガスのようなニオイが発生して困っている。東京ガスに調べてもらったがガスの漏れはなく、ハウスメーカーは何もしてくれない」とのことです。

 “ガスのにおい”は『メチルメルカプタン』と呼ばれる物質でして、卵が腐ったニオイの『硫化水素』、昨日書いた江戸むらさきのニオイの『硫化メチル』などと同じイオウ系化合物です。
 ご存じの方もいらっしゃるでしょうけど、東京ガスが供給しているのは天然ガス(13A)で、成分はほぼ90%がメタンです。メタンはほとんど無臭なので、漏れても解りません。それで、安全のためわざわざにイヤなニオイをつけています。
 でも、ガス漏れでもないのにメルカプタン臭がするのは、おかしいですねぇ……。木材の接着剤から低級脂肪酸臭が出たケースは経験ありますが、メルカプタンとなると……、排水漏れかな……?
 個人様依頼の一般住宅およびマンションのニオイ調査は5〜7万円(広さと難易度によって)+交通費です。正式な申し込みは、右下にある『リンク』の『日本デオドール㈱』に行きまして、『カタログ請求』のページからお請けいたします。ってそんな面倒くさいくことさせないで直リンクmemo貼れば良いんだな。
 調査は普通でいたら半日程度で終わりますが、『壁をあける』とか『床をはがす』必要が出てきた場合には、工事後にもう一度見ることになります。再訪問する場合の費用は……。まあ、なるべくご協力いたします。一般からの依頼は半分ボランティアのつもりでやってますので……。

油滴大敵

臭いの先生、はじめまして。
スマッチブログで「勝手に住まい系番組企画」という
のを担当している中村と申します。
実は、お家の臭いで悩んでいます。
なにかよい解決方法は無いでしょうか?
今日、カルボナーラを作ったら、
なかなか部屋から臭いが消えません。
換気しても換気してもダメなんですよ〜
なんかいい方法ないですかねー?
この内容は、わたくしのブログの
「譲れない条件、料理&男」のコーナーに記しております。
よろしくお願いいたします!


 という相談が来まして。え〜と、『カルボナーラ』ってニンニクは使わず生クリームとパンチェッタと卵黄だっけ?あ、それとパルメザンチーズか……。ウチでも時々作りますが、レトルトのソースにマイスタームラカミ製“ハードスモークベーコン”を入れて……、このベーコンが生でもいけて、水割り飲むと美味いんだ……。あとで買いに行こう。
 あ〜っと……。それで、ペパロンチーノなんか盛大に作った日には、ニンニク成分を含んだ食用油の微細油滴が発生して、これがグリル周りやフードにくっついてニンニクの余韻をいつまでも漂わせます。
 カルボナーラの場合は、チーズに含まれる“低級脂肪酸”って成分がしつこい臭気の原因です。発酵食品からはよく脂肪酸系のニオイが発生します。それにチーズはニオイがきついほど美味しいっていう特徴があります。クサいほどワインにも良くあうし……。
 どうでも良いことだけど、我が家ではこんなでかいパルメザンを使っていたりする。

 さて、それで何で低級脂肪酸がクサいかと言いますと、これは腐敗を知らせる成分だからなんですね。『この成分が出ているモノは食べたらヤバいです』と体が知らせているんです。それで自然と腐った食品は口にしなくなって種は長らえる。
 そんなワケで、低級脂肪酸というニオイ成分はホンの少し存在するだけでも激しく臭いを感じるのです。納豆のニオイなんかが『イソ吉草酸』という脂肪酸臭気の代表です。

 え〜と、講釈はこれくらいにして除去の方法。いつものように長くなっちゃったけど、今さら追記に移すのも面倒くさいからこのまま書いちゃえ。
まずレンジ周り:チーズの脂分を含んだ細かい油滴が飛び散っていますので、中性洗剤で拭き掃除。
レンジフード:脂汚れに脂肪酸がくっつきますので、これも掃除。マジックリンスプレーみたいな界面活性剤が強い製品が良いでしょう。フィルターの交換も忘れずに。

 調理するときに換気扇は回すでしょうけど、換気扇が吐き出す分の空気をどこかから入れて上げないと、うまいこと換気してくれません。吐き出す空気が少ないと、やっぱり調理の煙やニオイは部屋中に漂い出します。漂いだしてくっつきやすいモノに片っ端からくっつく。
 壁のクロスにもつくしカーテンにもつきます。特に天井のクロスなんかによく付くんです。これも拭き掃除しかありません。カーテンは洗濯か花王のリセッシュ使いましょう。(別にファブリーズでも良いですけど……)

 と……。この程度の指導は別に臭気判定士でなくたってできる。それに最近はみんな忙しいから、気合い入れた掃除なんて大晦日にしかできない人も多い。
 きゃ〜!急いで消さないとお客さんが〜!!なんて場合、家庭用品じゃなくてカー用品の売り場に走りましょう。最近、『バルサン』みたいに使用して車の中を消臭する製品が登場してきました。裏のラベルに“安定化二酸化塩素”という成分が書かれているモノが使えます。これを部屋の中で焚いちゃう超荒技。
 もちろん使用中は部屋の中にいられません。それに脱色が起こる場合もありますので、大事なモノはビニールで覆っておくか棚にしまってください。食品・食器もお忘れなく。もちろんペットも避難。
 これで、壁と天井とカーテンと絨毯を一度に消臭できます。エアコン回しておけばエアコンの中まで消臭できますし、ゴキブリも多分逃げます。“使用上の注意”を良く読んでお使いください。
 ついでに、もしお香を焚くのでしたら、『イランイラン』みたいな重系の香りじゃないと効かないと思います。

妙に居心地悪くなったり…

 え〜。また雪ですが、今朝は幾分暖かいですね。この分なら昼には溶けるでしょう。電車も遅れていなかったし。幸い今日は臭気対策セミナーで現場には出ないし……。

 昨日、横浜市の環境保全部の方が『飲食店などの都市型悪臭問題への取り組み』という講演をなさっていまして、「数年前、マンション1階の焼き肉屋と住民の間に起こったトラブルで、役所の対応がお粗末だとテレビ番組に取り上げられ非常に心外で抗議を行った」そうです。
 すみません。TBSの依頼で現場調査と測定やったの私です。(謝る必用はないんだけど)でもね……。前にも書いたんですけど、営業してない時間に調べに行っても意味ないと思うのですが……。
 思えば、あの『噂の!東京マガジン』に出てからテレビで臭気判定士の出番が増えたような気がします。

 もちろん、一番有名にしてもらったのはフジテレビなのですが、その『とくダネ!』のスポンサーには「花王」さんが入っていまして。そのため現場では撮影開始前に、「ライ○ン」や「○&G」の製品なんかがあると片づけちゃったりラベルが見えないように向きを変えたりします。私が普段使用している道具類も、『とくダネ!』スポンサーとの競合商品だったりすることがあるので気を使わなくてはならないことが多いです。
 それで、“臭気判定士が行く”が始まったばかりの頃、「花王」さんが単独スポンサーのテレビ東京『ぴかぴかマンボ』で、家の奥さんが「あら?何かにおうわ」と言うなり探偵に変身。お鼻クンクンで家の中のニオイの元を探すシーンがありましたが。あれはもしかして特捜部インスパイアですか?

私は“暮らし系”?

 土曜日は『臭気対策アドバイザー』の筆記試験で、昨日は千葉で新築住宅の床下に潜っていました。まだ2月だってのに何でこんなに忙しいんだ?
 床下空間は高さ約50センチ、空気の流れを通常通りにするので私が入ったあとで点検口を閉めてもらっています。閉所恐怖症じゃなくてもイヤな状態ですが仕方がない。皆さんにもこの閉塞感をちょっとだけ味わっていただきましょうか。

 頭を起こすと梁にぶつかりますので、ほふく前進しかできません。この状態でトイレの排水管のとこまでズリズリと……、素敵な日曜の過ごし方だこと。
 しかし、住宅のにおいトラブルが着実に増えています。今フジテレビの『とくダネ!』で相談を募集したらファックス殺到するんじゃないだろうか?
 あのコーナーは、私も結構愉しんでやっています。よく「出演料いくら?」って訊かれますけど、フジテレビに調査の依頼を受けてやっているので、私には直接出演料入りません。
 台本・打ち合わせ一切なしのぶっつけ本番でやっていますので、撮影中はハプニング続出です。
 一番愉快だったのは、確か松戸にあるお宅で“リビングで正体不明の生臭いにおいが”って依頼でした。入ってみると、確かに生の干物のような生臭いにおい。新築して1年経つかどうかの住宅ですが、はてこれは?
 コンクリート製の建物ですと、生乾きのコンクリにウレタン断熱材が接触してアミンという生臭いガスが出ることがあるのですが、ここは2×4らしいので可能性は限りなく低い。
 さて、といつものリビングほくふ前進。これ、私が考え出したサーチ方式です。マネするときはひと言断ってくださいね。サーチしてから考えるポーズが『コナン君』だと言われているそうです。
 サーチを行っていると、ソファの下に『異物』を発見。
「ちょっと待て……」
 なぜこんな所に“イワシの醤油味”の空き缶がある……。スタッフの仕込みか?(私が現場には一番最初に入るのでそれはない)
 実は相談者のお義母さんがうっかり置き忘れたそうですが、ひどく恐縮して「これは放送しないでください」と言っていましたが、こんな美味しいシーン、ディレクターがカットするはずもありませんでした。

 レポーターの春日由美さん、大変な場所によく付いてきてくれます。床下の建材臭なんかが苦手らしくて、秋田の現場で吐きそうになっていました。あれで本当に吐いたらNG大賞ノミネートでしょうか?

 「ためしてガッテン」のロケでは、私が思いついた換気のアイデアを費用をかけて検証してくれました。皆様の貴重な受信料を使ってしまいました……。ロケの合間にはこんなことも……。

木の香嬉しや山の宿

 終戦後の“進駐軍”時代の話ですが、有名な温泉旅館にやってきた米軍の将官が、「これは不潔であるからペンキを塗っておくように」と旅館の経営者に命じたそうです。階段の白木の手すりを……。
 もの凄い感覚の断絶です。じゃ何ですか? 鮨屋で白木の上に置かれた寿司は不潔で食えないとでも?(それともよほど汚い状態だったとか? 誰でもそれと知っている老舗旅館なのでそんなことはないと思いますが)
 さすがに現在ではそんなことなどない……、と思いますが。でもたった60年前のこと、アメリカじゃはるか昔か? こっちは1000年以上も前から“白木”は清浄なものと決まっているんだぞ。認めないって言うなら日本に来たって樽酒飲ませないぞ。

 で、またまた木のにおいのお話し。

 昨日のコメント欄に“がら”さんからのメッセージがありまして……。今週はこれでネタ保っちゃうぞ。

木が沢山ある部屋(必ず床が無垢材貼り)で、窓を締め切っている。そして暖房中である。
 こんな条件の場合に『木のにおい』を強く感じるそうです。先日リンクを貼った『ムクの床材から発生する(以下略)』の実験“そのもの”な状態ですから、アセトアルデヒドもフィトンチッドもお部屋に充満するでしょうね。売る側としては“木の香漂うオーガニックがロハスでなんたらかんたら……”と自慢したいがための処置かも知れません。
 ですから「暖房などの加熱乾燥によって木材から湿気が放散され、一緒にいろいろな成分が出てきてしまうのでは?」は正解です。はいスーパーヒトシ君。

 しかし乾燥しないようにすればにおいが軽減されるかといいますと、何とも言えません。何しろ人間の鼻ってのは、前にも書きましたがものすごく敏感なんです。しかも神経保護機能が付いているために、感覚リミット(ぶっ倒れる臭さ)上限に近づくほど鈍感になるという特性があります。
 これらの機能によって、『ppmの濃度で99%においを取り除いても、人の鼻ではやっと半分程度に減ったとしか感じられない』というやっかいな現象があるんです。ですから、発散を幾分減らした程度ではほとんど変わらないと思います。

 それから、「木の種類によってにおいが違うのでは?」も正解です。「木質が柔らかい木は虫害から自分を護るためにフィトンチッドを沢山出し、反対に木質が固い木は虫害に遭う恐れが低いので苦労してフィトンチッドを生成する必用がない」というのもその通りでしょう。
 フィトンチッドをたくさん持った木は「ヒノキ・マツ・クスノキ・ヒバ・サワラ・スギ」ですが、においが強い順に並べると「ヒバ・クスノキ・ヒノキ・マツ…(好みとかは無視)」となるでしょうか。何しろヒバが持っているフィトンチッド成分の半分は抗菌殺虫成分ヒノキチオールです。クスノキと言えば正成…、じゃなくて樟脳です。たしかにどれも、そう固い木ではありません。
 固い木と言えば、カシ・ナラ・クヌギ。もっと固いのは紫檀黒檀、“鉄の木”なんて呼ばれた時代もあるマングローブ。これらは確かに木の香り云々を聞きません。そのへんを考えると、住宅を注文するにあたって木の材質指定というのもアリかも知れませんね。

ネコのトイレは庭が一番

住まいの何でも相談室』の染谷さんから質問をいただきました。
「これまで、ペット可のマンションでのペットの悪臭トラブル、その解決策など、ご経験がありましたらお教えください・・・よろしくお願いします。」

 う〜ん……。ペット可マンションでのにおい苦情は、今のところありませんねぇ。「私はイヌ飼ってるけどネコは嫌い!」ってヒトはいますが、「○○のにおいが嫌い」って事例は聴いたことがありません。そんなヒトはもとから近寄らないだろうし……。

 “ペット臭”についての相談のほとんどは退居後のリペア時に不動産屋かリフォーム屋から持ち込まれます。ごくたまに「マンションの室内でネコを20匹も飼っていて、他の住民から苦情が出ている」なんて相談を受けることがあります。その場合、ほとんどがお役所。
 住民から環境保全課に直接持ち込まれる場合もあれば、保健所経由になる場合もありますが、いずれにせよ役所には具合の悪い相談です。なぜなら……。
マンション内でのモメ事なので、基本的に介入できないんですね……。

 ずいぶん前に、横浜市内のマンションで、1階の焼き肉屋の排気が駐車場に充満して住民大迷惑、でも役所は何もできないという困った現場に行ったことがあります。TBS『噂の東京マガジン』の“噂の現場”で取材班同行で調査を行いました。夜の6時過ぎから、こっちは夕食前だってのに1時間以上も焼き肉の匂いだけをかがされました……。
 その取材の中で、横浜市の環境課が非常に怠慢であると吊し上げをうけていました。店の営業時間は夕方からなのに、苦情を受けて視察に行ったのが午後3時。当然何の排気も出ているはずがありません……。で、『悪臭は確認できませんでした』と住民に話したものだから、住民は一気に役所不信。それで誰かがTBSに電話したと……。
 上の方でも触れましたが、役所にしてみれば、マンション内での臭気トラブルは法律上制限があるし非常に面倒でもあるので『できたら触りたくない』苦情であるようです。
 で……。七面鳥じゃなくて七面倒なにおいトラブルはあちこち巡り巡って、最後に私の電話が鳴ると……。

これから事務所の大掃除なので、続きは明日……。

悪臭!隣の晩ごはん

工期/機密性』(★すなふきん★の日記

↑設備工事屋さんらしいのですが、いろいろとウラ話ネタがあって興味深いです。
え〜と。どこまで書いたっけ? 余計な話ばっかり書くので自分でもわからなくなります。あ〜っと、住宅で発生する厨房排気苦情ですね。それでは……。

 …っと、その前に『サンクトペテルブルクで悪臭テロ』(asahi.com)が発生しています。強いニンニクのようなにおいだそうで、死者が出ていませんからマスタードガスみたいなものではなくて、多分硫化水素(「ひょのいちさんへの回答」参照)を発生させたのではないかと思います。そうでなかったら掃除の人、死んでます。
 硫化水素は鉱物と酸(これ以上詳しく言えない)で発生しちゃいます。手に入れるのもそう難しいモノじゃありませんし……。濃度が高くなると結構威力のあるガスです。
 と、さっそく話がそれてるし……。
 さて、『自分の家に普通にあるにおい』ってのはなかなか気が付かないもので、新築時から納豆のような発酵臭がしているのに5年も放置しちゃったなんて極端なご家庭もありました。この件、まだ調査中なんだけど記事にしたっけ? いずれにしろかなり興味深い案件なので、進展したら記事にします。
 それで……。家庭内のにおいと同じく『作ってる食事のにおい』というモノも、やっぱり自分では気にならないんですね。「カ〜っ。クっセ〜な〜!」とか自分でも顔をしかめながら食べるものなんてあまり想像つきませんし。(一部特殊な食材を除く)
 ですから、自宅の換気扇から出ているにおいが近隣の苦情になっていたとしても、全然認識できないんですね。まあ、一戸建てなら隣接しているお宅くらいしか苦情は出ないのでしょうけど、集合住宅となると事情は変わります。
 ちょい古の構造ですと、キッチン換気扇の排気口がその家の玄関ドアの真上に付いていたりします。場所が無くて仕方ないのでしょうが、すばらしく無神経です。もっと古くなると換気扇排気とガス給湯器排気のための専用シャフトが設けられている建物もあるのに。
 で、外廊下になっている構造ならまだいいのですが、近隣建物のプライバシー保護のために開放部分に目隠しを設けたり、最近では信じられないことに内廊下に排気している無神経にも程がある物件も……。
 さすがにそこまでひどい条件は滅多にありませんが、「お隣が…」「同じ階の…」という住宅排気苦情は少なくありません。しかし、これ、解決の方法がないんですよね……。極端な話、“ゴミ屋敷”をどうにもできないのと一緒で、個人の生活には外から口も手も出せないんです。
 私が現場に行って臭気を調べることは可能ではありますが、公式データを出したところで『一般家庭の通常生活によって発生するにおい』ではどこも注意も指導もできません。

 う〜ん……。これでは解決不能の問題提起しただけだな……。
 カレーや焼き魚などはどうにもできませんが、意外と認識されていないのが『野菜の下茹で』のにおい。以前給食センターに隣接している中学校で、野菜を茹でこぼしているにおいが天井ファンから排気されて教室の窓から入り込み、生徒が吐き気を訴えたトラブルがありました。蒸気なもので普通の脱臭装置は使えず、結局ルーフファンの出口に消臭剤を噴霧しました。ご家庭の場合、茹でないで電子レンジを使うと良いでしょうね。

今回は雑情報ばっかりで役に立たなかった……。

疾苦ハウス

シックハウスで売り主に賠償命令asahi.com 12/5)

 いつかはこんな事態が起こると思っていました。『対シックハウス』は今や当然のことなのですが、そんな宣伝文句を信用して買ったのに、住人がシックハウス症に苦しんでいる事例も珍しくありません。

私にとってはですけど……。

 この訴訟では、「日本工業規格などの基準の仕様を満たす建材などを使っており、物質の発生メカニズムはわからない」とされて、売り主の故意や過失は否定されて慰謝料請求が退けられていますが、経験のある技術者がちょっと調べればすぐ判ったはずなんですけどね……。
 家の中に測定器持ち込んでも、VOCが基準以下かそれ以上かしか判りません。原告と弁護士さんが専門家を見つけられなかったんだな。故意は別として過失の有無ぐらいは判断できたと思います。もう結審しちゃったから遅いですけど……。

 戸建てなら屋根裏、壁内。マンションならドアや棚板などの建材切断面(これは戸建てでも発生)がまず疑われます。最近ではパッチテストのようなホルム検知キットが発売されていますので、まったく知識がない人でも壁や木材からのホルム発生を調べることができます。もう少し早く発売してくれたら『とくダネ!』の調査でも使えたのですが……。一度に何カ所でも調べることができるのが非常に便利ですね。

 家具類からのVOC発生は別として、どうして『対シックハウス』住宅なのに発症してしまう人が出るのかと言えば

“設計が現場を知らない” “現場でのコスト削減”

が一番大きな問題なのでしょう。これはシックハウス問題に限らず、建設にかかわるトラブルでは必ず指摘される問題なのですが……。


−また長くなりそうなので続く−

「また東京ガスにきいてみた」

 夕べは有田みやげの限定芋焼酎を愉しみました。その昔嫌われた石油臭に似たくさみなど全くなく、まろやかな甘みのある香り。蒸留機のちがいなのかな?そう言えば鹿児島空港の近くにあったメーカーでは、昔ながらの『チンタラ』を使って蒸留していました(人力検索はてなより)。あそこの焼酎結局買い損なったな。惜しいことをした……。

 東京ガスの『リビング開発事業部開発推進グループ技術支援チーム』という早口言葉になりそうな部署の大出さんからメールで連絡をいただきました。以下そのままコピー。

拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
平素はひとかたならぬご愛顧を賜り、有難うございます。

 さて、早速ではございますが、ご質問いただきました、「浴室乾燥の時間はどのくらいがよいのか?」の件ですが、浴室の大きさ、周りの断熱状況等により変ってくるようです。だいたい45分から1時間30分で記載されておりました。
 現在、東京ガスで扱っている「浴室暖房乾燥機」の中から取扱説明書に書いておりましたので、資料を同封いたしました。ご参考ください。
今後共よろしくお引き立てくださいますよう、お願い申し上げます。  敬具


 ということで、PDFの資料が3枚。「N社」と「H社」と「M社」の浴室乾燥機の取扱説明書が添付されてきました。プロパンか薪でも使ってない限り、東京のほとんどの人は東京ガスさんのお客ですから、『ひとかた』も『ふたかた』もご愛顧いたしておりますが。まあ、それは良いとして……。

 取り扱い説明書の記載には『1時間〜1時間30分』が2社、『45分〜1時間30分』が1社。『30分』とはどこにも書いていませんが…。
 「N社」と「H社」が天井カセットの標準品『3303型』で、「M社」はミストサウナ機能がついた『3305型』です。ミストサウナ機能がついていると熱源機が大きいから15分早く乾くのかな?説明して貰わないとわからないな〜。
 各社とも浴室の条件が『浴室周辺温度15℃ 湿度60% 1坪浴室』と同じですから、多分これは製造元である東京ガスさんが『実際にやってみた』んでしょうね。
 あ。「浴室乾燥は天井・壁面などカビの生えやすいところの乾燥を目的としているため、床面など一部乾かない場合があります。」(N社取説原文まま)だそうです。……ってことはですよ。せっかく小1時間かけて温風で壁や天井を乾かしても、乾燥運転が終わったとたんに床面からの水の蒸発で浴室内の湿度は上昇してしまうわけだ。まあ、浴槽に残っているお湯のことはこの際考えに入れないことにしておいて……。
 う〜ん……。24時間換気して、清掃業者に定期的に掃除してもらっているのに、すぐに水の腐ったにおいが出るから洗濯物が干せないマンションもあったし……。

 という訳で、『リビング開発事業部開発推進グループ技術支援チーム』の大出さんにまた質問してみました。

①「N社」「H社」「M社」とも同じ条件下での乾燥時間目安を示していますが、これは貴社で行った実験データを基にしているからでしょうか?
②「浴室乾燥モード」において換気はどのように行われているのか。換気モードと乾燥モードの換気風量にはどれくらいの差があるのか。
③「温度差」について、浴室温度と湯温の差が問題であるとすれば、居室よりも浴室内の温度が高い状態が理想的と考えて良いのか。
④読者からの質問に「入浴モード」という呼称がありましたが、カタログには記載がありませんでした。具体的にどのような運転なのでしょうか?

というわけで、まだ続く。

におい裁判(ペット編)

『姉歯事件』もどんどん被害が拡大&深刻化していますが、中国吉林省の化学工場爆発に伴う川の汚染も大変なことになっています。あの辺はかなり以前から公害による環境汚染が非常に深刻翻訳はこちら)なのですが、今回の事故は汚染に慣らされてしまったハルビン市民もパニックに陥れているようです。
 10年ほど前、千葉の市街地に近い製鉄所の臭気調査を行いましたが、今回の事故で流出した「ベンゼン」をはじめとして、「フェノール」「クレオソート」「ナフタリン」と思い切りクサいガスの見本市でした。あ、ちなみに。「ベンゼン」は石炭(コールタール)から、「ベンジン」は石油から作るものです。どうでも良い雑学ですが……。

 それで、『裁判』の続き……。
 結局、部屋で感じられる『におい』について、購入者とマンション側の意見が全くかみ合わないまま時間ばかり経過し、購入者の女性は精神的にも疲れて、とうとうその部屋に居ることも苦痛になってしまいました。別にアパートを借りて、そちらで生活する状態。何のためにマンションを買ったのかわかりません。
 それで、このようになった原因は『管理会社のリフォーム工事がいいかげんであった』からであるとして損害賠償請求を起こしました。
 告訴したからには、問題となっている『におい』が存在していること。また、何であるかを証明しなくてはなりません。で、消臭の専門業者を呼んだのですが、消臭屋さんもその『におい』が判りません。かくして、面倒な事態になると呼ばれる臭気判定士が登場いたします。ええ。私です……。

現場立ち入り第一印象。『ごく微かに感じる動物臭。恐らく犬』しかしこんなレベルで眠れなくなるのかな……?と感じました。注意して嗅いでいても、すぐに他のにおいに紛れてしまう程度のものでした。消臭屋さんは分析業者まで動員して床下の臭気測定まで行っていましたが、多分何も出なかったでしょう。まあ、因果関係の証明としては成り立ちますけど……。
 他ににおいが出そうな家具類を全て運び出し、キッチン部分をビニールシートで厳重に塞いで一晩閉めきってみましたが、やっぱりにおいは薄いまま。
 においの強弱によらず、『耐え難い』と感じるかどうかは完全に個人の問題です。購入者がこの薄いにおいが『耐え難い』と感じることもあるのでしょうが、バックグラウンドに紛れる程度のにおいでは根拠が薄弱だろうと考えて、念のため『いつ、どんな時に一番においを感じるか』を直接聴いてみました。そうすると『外から入ってきたとき、寝ているとき』との答え。消臭屋さんの状況説明には含まれていない情報でした。

 『外から入ってきたとき』はにおい状態が違う空間に入るので当然なのですが、問題は『寝ているとき』寝ている間に部屋の中のにおいが強くなるはずがありません。もう動物はいないのですから。とすると……、低い位置に何かあるのか。それとも空気の流れなのか……。
 そう考えて、購入者がいつも布団を敷く位置に寝転がって、静かににおい観察を……。一緒に作業していた他の人たちに奇異の目で見られましたが。すると、時おり漂ってくるはっきりした犬のにおい。
「あら?」です。
 それで、においをたどって匍匐前進。人間のにおいを犬が追うのではなく、その逆です。たどって行った先は、寝室である和室の入り口。襖の敷居と柱の根本。鼻を寄せると、明確な犬のにおいが……。ここに『におい付け』でもしたのでしょうか。位置が非常に低いので、寝てみなければ判らなかったのです。

 『本件において苦情となっている臭気の原因は、前居住者が飼っていた犬が原因である。寝室の敷居および柱の低い位置に、明らかな犬のにおいが付着しており。コートを施されていない木材であるために清掃やリフォーム作業よっても付着したにおいを取り除くことができなかったものと考えられる。
 居室全体から見ると非常に軽微な臭気汚染であるが、就寝時には臭気源に近い場所に頭を置くことになるため、においを感知しやすくなる。また、就寝時には他の感覚刺激が減少するために、嗅覚が働きやすい。管理業者が臭気を認知できなかったのは、このような条件が存在したためである』


 購入者は裁判に勝ちまして、無事に部屋の買い戻しと賠償を受けることができたそうです。ご祝儀を貰いそうになりましたけど、臭気判定士は中立の立場でなくてはならないので固辞いたしました……。

優れモノ!?グッドマン換気システム

 え〜、突然ですが。住宅内の自然な換気ってぇことで、こんなモノみつけました。医療系の展示会がビックサイトであったのですが、併設イベントで『プロツール&ハードウェアショー』なんてモノをやっていたので、一緒にいた弟子の迷惑顧みずに突入してしまいました。どうせフリーパスだったもので……。
そこで一番私の目を惹きつけたものが「㈱日浦」の「グッドマン換気口」


作動原理はこう。何てシンプル。


何でこうも注目したかと言いますと、1個の換気口で同時給排気が可能だと言うのもさることながら、北海道で発明されたことです。つまり『厳寒地でも使用できる換気』なんですね。
 昨日のことなのですが、見に来てくれた方のリンク先を見ていたら「家 換気口 寒い」ってキーワードでにおいの事件簿がヒットしたようでした。思わず同情……。
 メーカーの資料には2月の旭川で、換気口を付けることにより室内温度が17℃から19℃に上昇し湿度は10%低下したという実験データもありました。諸条件が書かれてないので、評価は避けますが、2月の旭川といえば外は氷点下のふたケタだって普通でしょう、室温下げなかっただけでも立派なモノだと思います。
 こいつを上手いこと使えば、『低気密高断熱』なんて一見矛盾した機能の家も造れますね。

にゃんション地獄

 さて、お約束通り『ペットがらみ』のにおいトラブルのお話です。
ネコは元々が水分の少ない場所で暮らしていた生き物だそうで、ハムスターもそうですが、あまり水分を排出しない体の構造になっています。ということは、そのオシッコは毒素を含めるだけ含んだ濃厚な液体なんですね。これは臭いはず。壁の石膏ボードや巾木、フローリングにしみこんでしまうと、完全に取り除くのはもの凄く大変です。
 オシッコした直後でしたら、洗剤で拭き取った後でバイオ系の消臭剤を吹きつければ何とかなります。でも時間が経過してオシッコが木材にしみこんで薄茶色に変色していたら、もう家庭用の洗剤ではダメです。

 ネコちゃん一匹で、一戸建ての全部屋が住めない状態……。と言うか、部屋によってはアンモニアで目に痛みを感じるほどの惨状になっていた家もありました。どうやら人が入れる状態まで戻すために、4人がかりで約2週間。何しろ敵がアンモニアですから、塩素は効きません、オゾンも効きません。
 業務用バイオ剤をたっぷりしみこませて木材の中でオシッコを分解させます。その後変色した部分は業務用オキシドールで漂白します。このオキシドールは強烈で、フローリング材のコーティングとか剥離しちゃいますけど仕方がありません。
 軽い汚染だったら1週間以内で取れます。壁や天井についちゃったにおいは消臭ガスか薄い消臭剤で拭いて取ります。でもフローリングが褐色になって、合わせ目にオシッコが結晶しているような状態ではお手上げです。そこの部分は取り除いてもらわないとどうにもなりません。
 ちなみに、業務用オキシドールは毒劇物なので一般には売れませんが、バイオ剤『GB610』は販売してます。4リットルで7,200円。10倍に薄めて使うからそんな高いものではありません。(宣伝)

 ネコは元々きれい好きなのに、『オシッコ屋敷』状態になってしまうのは100%飼い主の責任です。「面倒見られないなら飼うな!」ですね。
 で、ウチの居候ネコ。ビーフのモンプチ食べません……。もしかして、魚じゃなくちゃ嫌?

『あんまり』なにおい

 え〜。我が家の庭に大ネコが居候していることは前回書きましたが……。私、実はネコ好きです……。それは良いのですが、ネコにも好かれます。それも良いのですが、困ったことに“ネコ毛アレルギー”なんですよ。
居候ネコをなでなでしてると、だんだん鼻がつまってきます……。目も何となく充血してきて……。
 嫌なら撫でなきゃ良いのですが、「ニャ〜。撫でて〜」と催促されるとつい手が出てしまうんです。ホントに困った居候だ。あ、帰りにドンキホーテに寄ってネコ缶買っていかないと……。

 まあ私のこんなトラブルなんぞは微笑ましい部類ですが、笑えないペットトラブルも数多く目にしています。原因はもちろん『におい』。
 ワンルームに無断でネコを飼い、放任したものだから好き勝手に部屋中にオシッコしまくって、最後には飼い主本人が臭くて逃げ出したとか。貸家で無断でペットホテルを始めて、やたらに預かりまくったものだから管理が追いつかなくなって、でかい家一軒全部トイレ状態になっちゃったとか……。
 あまりにおいがひどいものだから、リフォーム業者が嫌がって入らないなんて状態も珍しくありません。そう言えば、家の中で『○○が腐っちゃったとき』も、リフォーム業者が入る前に私達のような専門業者が入ります。もちろん、腐っちゃった『もの』は運び出した後にですけどね……。

 ええと……。ネコの話し……。でも『あんなの』は、やはり色々とネタになることが多いんですよ、『においの事件簿』だからそう言うヤバ気なのもアリかな?
 何か、雑談だけで終わりそうな予感がする。私だけ1回あたりの文がひどく長いぞ。『あんなの』は、リクルートさんのOKが出たら書こう。でもペットのにおいで裁判になったネタも間違いなく『事件』だな……。というわけで、本題に入り損なったまま今回は終わったりする……。

好きで飼ってはいるけれど…

え〜。遅い夏休みを取ってきました。季節外れの日焼け師匠です。
 ハワイで思い切り脳のシワ伸ばしきってきました。シェラトンワイキキに泊まっていたのですが、そこのサービスコーディネーターさんに「臭気判定士の石川さん?」と声を掛けられてびっくりしました。ハワイの日本語チャンネルで『特ダネ特捜部』を放映していたのですね。
 しかし、年中日本人が入れ替わり立ち替わりやってくるホノルルで、アロハ・バミューダ・ゴム草履の私を一瞬で見分けるとは、さすがホテル業界人。感心しました。
 そう言えば。5日付けの『東京スポーツ』に私のインタビューが載ったけど、見てくれた人はいるかな?まあ、サラリーマンが電車の中で読む新聞だからあまりいないかも…。本当は弟子も一緒にと思ったのですが…、何分…。いろいろ賑やかな分野の記事もいっぱい載る新聞なもので、やめておきました。帰ってきてから見たけど、やっぱり出さなくてよかった…。
 さて、今月のテーマは、好きで飼ってはいるけど臭くて困ることもある『ペット』です。以前『いぬのきもち』って雑誌の企画で、ワンちゃんがいる家庭の調査をやったこともあります。

上の写真はその取材風景。テレビの撮影よりスチール写真の方が疲れるとは思いませんでしたね〜。
 ワンちゃんの場合はオシッコやウ○コの量も多いので、室内におトイレを設置している場合には飼い主さんも気を使ってマメに掃除します。ですからニオイのほとんどはワンちゃん「本人」のニオイであることが多いようです。何だかんだで10頭ほどニオイをかいでみましたが、やはりメスの発情臭が一番きついです。それから、オスでも午後になると独特の「イヌくささ」が強くなるみたいです。
 そんな体臭がゲージや寝床にしみつくと、やはり家の中に動物臭が漂うことになります。ミニチュアダックスのような小型犬でも、油断していると結構寝床がくさくなっていたりしますので、定期的に日干や洗濯を忘れずに。
 それから、写真にあるようなゲージ。だいたい部屋の隅や壁際に置きますよね。そうすると、勢いよくオシッコした時などに飛沫がゲージと壁の隙間に飛ぶことがあります。きれい好きな奥さんでもゲージを移動させて掃除することはあまりないようで、オシッコと思われる染みがニオイの原因になっていたお宅もありました。
 まあそんなニオイがあったところで、ご自分で住んでいる間はまだ良いのですが、引っ越しや売却で他の人が住むとなると、いろいろトラブルの元になります
 その辺はまた次回に…。

拡がったら出て行かない

師匠です。3回の連載になってしまいましたね。「さあ大変」のところからの続きです。

 家の内部の気圧が下がりますと、当然外部から空気が入ってこようとします。『入れないと入ってきちゃう』んですね。24時間換気システムってのは機械的なプログラムなものですから、余分な空気を入れて室内の温度を変化させないようになってるようで、「気圧が下がってるからもっと入れよう」なんて気が利いたことをやってくれないようです。
 排気だけ機械で行って、給気は壁につけられたダンパーから行う方式の家もありますが、これだって「風が入ってきて嫌だから」と言ってダンパーを閉めてしまう方が結構いらっしゃいます。それで夕方にお子さんが帰ってきてトイレ使ってお風呂使って、お母さんは夕食の支度を始めますと。
『計画排気+トイレ排気+浴室排気+キッチン換気扇』となりまして、家の中の気圧は一気に下がってしまいます。
 家の中の気圧が下がりますと、『ドアの隙間から風の音が聞こえる』『玄関のドアが開けにくく(閉めにくく)なる』なんて現象から始まって、『排水管から下水のニオイが逆流する』『原因不明のニオイがたちこめる』という、とってもイヤ〜なことになります。さあ、ようやっとニオイにたどりついたぞ。
 台所の流し、洗面所、トイレなどは、下水管からの空気が逆流しない構造(トラップ)になっていますが、最近の一戸建て住宅は2階に洗面所やトイレが付いていることが多くなったようです。そうすると、2階から流れる水が水流ポンプ現象を起こして1階のトラップの水を引っ張ってしまう現象が起こることがありまして、そうするとトラップの中に入っている水が流れ出して、水封効果が下がってしまいます。
 そうすると、家の中の低い気圧に負けてトラップからボコボコと下水管の空気が逆流してくるわけです。トイレの中にある小さな手洗い台がそうなってしまった現場を2つ経験しましたが、トイレの換気扇は回っていても、もっと強い換気扇が他で動いているからニオイはそっちに引っ張られてトイレから出て行ってしまいます。さあ大変。

 もうひとつ。気圧の低下が家全体に拡がらないでキッチンとその近くの部屋だけに起こっていた場合。この方が狭い分だけ気圧低下は激しい。
 キッチンの排水口は大きいので、その分トラップも強力です。なかなか逆流は起こりません。ですから換気扇を動かしている限り、気圧は下がりっぱなしです。そうすると何が起こるかと言いますと。
『床下収納庫回りから床下の空気が入ってくる』『壁のコンセントやスイッチから壁の中の空気が入ってくる』なんてことが始まってしまいます。どちらも下水とかじゃなくて建材のにおいなのですが、床下のコンクリートや壁内の断熱材のニオイは結構不快な場合もあります。
 しかもキッチンのコンセントは、炊飯器やポットで使うために床から1mくらいの場所に付けられているんですね。つまり、顔=鼻に近い。そのために、あまり拡散していないニオイの固まりにぶつかってしまうことも起こります。しかもしかも、コンセントは『隙間』と認識されませんから、ニオイの発生源が不明になってしまうのです。これがキッチンにいる奥さんには、結構なストレスになってしまいます。
 隙間になっている場所をどんどん塞げば良いじゃないかと思うでしょうけど、1箇所塞ぐと別の場所から入ってきます。モグラ叩き状態。根本から改善しないことには難しいでしょうね。

 とりあえず、キッチンの気圧低下を少しでも解消するためには『同時給排気型換気扇』。これは排気と同時に外の空気を取り入れてくれます。100%ではないので完全解消にはなりませんが、ただの強力な換気扇よりよほどまし。
 それと、どう考えても換気扇で吸い出された分の空気はどこかから入れないコトには解決つきません。新築でしたらメーカーに、リフォーム後に発生したならリフォーム業者に相談しましょう。
 そのどちらでもなければ、窓を細く開けて空気の入り口を作りましょう。キッチンの冷暖房が台無しになってしまいますが、ホットカーペットや扇風機で何とかしましょう。ニオイを家中に拡げてしまうよりはまだ良いでしょう?良いと思うけど……。家じゃ私も料理してるし……。

入ってくるし、広がっちゃう

え〜お待たせしました。先日の続きです。

 え〜と。その前に、従来の住宅およびキッチンと、最新のそれとの違いを説明する必用があります。
 都市ガスやプロパンを使っていて、高気密でも24時間換気でもない住宅が『従来型』。高気密24時間換気でIHクッキングヒーターを使っているのを『最新型』と区別しておきましょうか。

『従来型』:解放キッチン、またはセミクローズド。換気扇を回すと家全体の空気が排出される。新鮮空気の補給はさまざまな場所(隙間)から行われる。

『最新型』:密閉されてしまうキッチンもある。密閉型の場合換気扇を回すと主にキッチンの空気が排出される。新鮮空気の補給は家全体の気密構造もあるため非常に少ない。


 このことを覚えておいてくださいね。

 さて。『従来型』の場合、居間や食事スペースにまでサンマの煙が流れてしまうなんて不都合はありますが、それで住宅メーカーにクレームつける人は滅多にいません。
 ところが『最新型』では無視できない事態が起こることもあります。それが上で触れた気密性、IHクッキングヒーターが原因なんです。
 念のために言っておきますけど、高気密やIHが悪いって言ってるんじゃありませんからね。要は使い方だってことなんです。
この←写真は『最新型』モデルハウスでの実験風景。
 24時間換気オープンキッチンで、調理臭がどのように拡散して消えていくかを調べたんです。『良いマンションに住みたい』の中で、住宅コメンテーターの坂根氏も「リビングキッチンはこれからの主流」とおっしゃってます。
実験では、まさかモデルハウスの中でサンマ焼くわけにも行きませんので、ここでは「酢酸エチル」という溶剤をニオイの代わりに発散させています。
 24時間換気システムですと広まるのもあっという間なのですが、消えていくのも早い。
 試しにわざとシステムを止めて同じ実験をしてみましたが、今度はなかなか消えませんでした。やはり換気システムは優れモノでしたね。
 さてそんな優れた住宅がトラブルを起こす図式を示しますと。

IHクッキングヒーター
(ガスの炎がないので、上昇気流が発生しない。従来の換気扇では湯気や調理臭を吸い出せない)

『能力の高い換気扇』
(従来の換気扇に比べると吸い出す空気の量が多いので、家の中の気圧低下も激しい)

『キッチン・キッチンにつながっている部屋の激しい気圧低下』

『高気密なので新鮮空気が入ってこない』

『予想もしない場所から、予想もしない空気が入ってくる』

『さあ大変』

となるわけです。
え〜。長くなっちゃったので、続きはまた明日に書きますね。

入れないと入ってきちゃう?

え〜。皆様こんにちは。師匠でございます。
 朝夕涼しくなってきまして、ようやく汗を気にすることなく動けるようになってきました。私は北海道の生まれなので、25℃越すともうダメでございます。ちょっと動くと汗だらだら。夏の間は制汗スプレーとボディーペーパーは欠かせません。銀が入った制菌効果スプレーがとても良いのですが、あれは下着が変色するのが困りものです。

 さてさて。そろそろ住宅=ご家庭での「ニオイ」のお話しをしなければなりませんね。今回のタイトルは『入れないと入ってきちゃう』何でしょ。このナゾナゾみたいなのは?
 ナゾは読んで頂ければ判りますので、先に進みますね。
 最近の住宅は、冷暖房効果優先ですね。省エネの声が大きくなって久しいので、もはや当たり前のように冷気や暖気を逃がさない密閉構造。昔はただの穴だった空気の取り入れ口まで『ロスナイ』という熱を逃がさず換気を行う装置が取り付けられています。
 それはそれでとても良いことなんですけど…。皆さん何か変だと言うことにお気づきにならないんですね…。私はず〜っと『何でこんなこと気が付かないんだろ?』と不思議に思っていた、と言いますか…。今でも後を絶たないのが本当〜に、不思議でたまらないんです。

 はい。これがナゾナゾタイトルのヒント。お台所の換気扇ですね。最近どんどん性能が上がって、いろいろ機能も追加されてるようですが、レンジ周りの煙や熱気を外に出すって基本的な機能は変わりません。
 ってコトは…。お部屋の中の空気をどんどん外に出しているワケですが…。先にも言いましたように、最近の家は空気の出入りをさせないような構造なんですね。
 ってコトは…。ず〜っと換気扇を使っていると。そのうち家の中は真空に…。なるはずはありませんけど。
 ニオイを家の外に出そうとしてるのに、何故かニオイがなくならない…。てな事態がけっこ〜、よく起こるのですな…(言葉の重複)。タイトルのナゾは、次回明らかになります…。